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臨床と研究と臨床研究と。

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小生も学者さんでは無いので、全くもってその真意が分からない言葉。

“臨床”

辞書を引けばその言葉の意味ぐらい分かるが、そこから先がどうも到達出来ない。

とくに“臨床研究”となってしまうと、何が何処から何処までなのかも分からなくなってしまう。

そんな言葉を難しく考えて立ち止まる必要性も無いのかもしれないが、皆はその言葉をどう捉え、どう使っているのかと考える。

小生は昔から、一生懸命勉強して良い点数取った頭の良い学生が、いざ患者の前に立つと何一つ診察診療出来ぬ時に、必ず本人に『自分の勉強の方向性に疑問をもった事は無いのか?』と訪ねてみる。 面白いのが、勉強の出来る子ほど考えた事が無いと言う。

日本の哲学の第一人者でもある中村雄二郎氏が、その著『臨床の知とは何か』の中で、『個々の場所や時間の中で、対象の多義性を十分考慮に入れながら、それとの交流の中で事象を捉える方法である』と述べている。 正直その言葉すらも難し過ぎて小生も全てを理解している訳では無いが、なんとなく、その悶々とした気持ちの答えがその中にあるようにも思える。


自分の進むべき方向性と勉強の方向性。 もしくは人生の方向性。 常に葛藤を繰り返しながら進むのが大人の勉強なのであろう。 昨日の学会後、そんな事を考えながら床に就いた...

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