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マッサージでも整体でもカイロでも、何屋さんでもイイですわ。

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最近とくに言われる。 『何をするんですか?!』 と。

ウチに通って来る患者ですら、色々。  今日は整体の日とか、友達に良いカイロがあるよと紹介したとか、定期的にマッサージに来てるから調子良いとか、ヒドイと今日は病院の日だから早く会社帰って来たとか。  ホント、テキトー。(笑)

正直何でも良い。 よく誤解されるが、そこいら辺に変なこだわりは無い。  ただし、他人に聞かれたら、 “運動療法専門の施設です” と答える。 決してトレーニングや動作訓練で、筋肉付けたり可動域広げたり、ホラまっすぐ立てた歩けたでしょ的治療では無いと付け加える。


目の前に質問者がいればまず問診。病歴が中心。 どのような状況で、どのように起こってきたのか、痛みのPQRST(Provocative悪化/軽快,Quality性質/量,Radiation放散有無,Severity重篤度,Time of Day特定時間発症)や、家族・社会的背景まで詳細に押さえる。  そしてこれが私の仕事だと言う。

病歴、身体診察、そして最後に検査。  むしろ前項2つで診断のほぼすべてがなされる。 検査はあくまで確定の為に過ぎない。 仕事の全てがその2項目だと言っても過言では無い。 見立てが間違えていては、どんな技術があっても、それらは武器では無く、単なる凶器である。

職種がやる事や道具ですべてが決まるのであれば、穴を掘るのは土建屋という事になる。 しかし穴は植木屋だって掘る。 スコップは植木屋だって土建屋だって子供だって使う。 職種は技術や道具によって決まるのでは無く、 それ以前に本人が持つべき意識の本質によって決まるのだ。 たとえ本人が自分は土建屋だと言っても、手抜き作業をする人間を他人は土建屋建築屋だとは認めないだろう。 我々医療に携わる人間であってもそれは同じ。 むしろどんな職業よりその志は高くなければいけない職業なのかもしれない。

上っ面な技術や資格に頼ってしか自己表現出来ぬようでは、始める前から論外なのだ。


患者にとって一番大切なものを、自分自身の内面から出す事こそが一番重要。 その事に一人でも多くの人が気が付く事を望む。

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