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確実潰れるダメ院の来院数と内装設備。

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振り返ると早い物で、始めて治療を学んだ学生時代からまだ30年は経たんが、かなり近づく年を経た。 年数と経験・技術は必ずしもイコールとは昔から思わんが、自分の目指す所をブラさず、見失わず進んできた時間は積み重ねた分、何よりも大きな自分の糧になっている。

最近になって年を超えられず閉院した同業の話しを、あちらこちらから耳にする。 まったくもって他人事では無い。

閉院に追い込まれるところには、ある一定のパターンがある。 それは当人が自分で自分の身の丈を一番分かっていないと言う事。 何でもかんでも他人に頼って前に進んでいるタイプの人間だと言う事。

一見勉強熱心の様に思えるが、色んなところに首を突っ込んでいるケース。 しかも皆で仲良くと言いながら、自分が一番前に出たいタイプ。 極力アンダーグラウンドでいきたい小生とは真逆。 単なるビビりとも言われるが。

始める前から、酷いと学生のうちから、かかる資金から期間まで一覧表にして自己満足しているタイプ。 その通り行かぬ事など、その計画とは知らず知らずのうちに真反対に進んでいるのでは? とは全く考えられぬ。 常に最悪のケースを想定して突き進む商社型人間とは、コレマタ真逆。 良く言って、若輩会社の経理タイプ。

然るに、内装・設備、備品はとってもステキ。 見栄え、カタチには拘りがある。 そのパワーを別の方向に使えばもっと良くなると、小生達は思う。 

道具でも何でも、なければ始められ無いと言う、その考えが初っ端から間違えている。 何処ぞから資金借りてスタートなど、大企業でもあるまいし、個人事業としたら論外。 テレビや他人から、きっとそんなサービス話しを聞いたのであろう。

“無きゃ無いなりにやる。”

その一言に尽きる。 それはカネも道具も、勉強や知識であっても同じ事だ。 たまに 「知識がなければ出来ぬで無いか!?」 と言い返す者もいるが、小生がある話しをすると、ぐうの音も出無くなる。 アタマを使っていないからそんな事言いだすのだ。 ちなみに過去何度か書いたが、小生何か母親に頭下げて縫ってもらったベットのシーツ一枚から始めたぐらいだ。  まぁ、貧乏自慢は悲しいが、カネも知識も資格が無くても、ブレ無いハートがあれば、小生はそれが学生であれ同業であれ患者であれ、力を貸そう。 むしろ貧乏ぐらいが丁度いい。

そんでもっていざ開院。 いったい一日何人が当初の計画か? 多くても少なくても計画外と言う事を理解しているか? 混んだ、忙しかったで万歳で終わっていると、いずれ必ずバブルの様に衰退する。 30代以下の若い未熟な兄ちゃんなら仕方が無いが、上の世代でソレじゃ学習しな過ぎ。

鉄則。 まず必ず一人で始める。 一人で出来る範囲から始める。 自分独りで出来る範囲をしっかり把握する。 初めから誰かに手伝ってもらわねば出来ぬ仕事は、既に身の丈を超えている。  当然、知人友人と始めるなどとは、超論外。 きっと真っ当な大人は皆否定するであろう。

一人で一日10名を丁寧に、キッチリ診る。 当然そんな人数では経営としては厳しい。 しかし、その丁寧な仕事が必ず明日へと繋がる。 その一人で頑張っている姿が、多くの人々から共感を得る。 逆に大風呂敷は反感を得る。 分かるかなぁ~

正直一日40、50人来ようとも、決して楽では無い。 保険入れて100であっても自慢にもクソにもならない。 そもそもウチじゃ100は無いが。  粗雑さが仇になる。  自分の個人的、家庭的収支で、このぐらい収入が無ければやっていけないから、独立すればこのぐらいの収入になるからと言って始めた人間が、この数年で必ず居なくなってしまっている。 これは現実である。


自分が持っているパワーを、アタマを患者にどれだけつぎ込んでいるか!? そのパーセント、割合の差が、患者が自分のところを選んでくれる唯一のアドバンテージとなるであろう。


自分が勉強したいのか、研鑽、アップデートしたいのか?  その患者の顔を浮かべて、その患者の為に勉強したいのか、次に更に質の高い治療をしたいのか?!  結局のところ、自分が一番のところに患者は来ない。 ただそれだけなのだ。 

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