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次回の治療日、守るか破るか考えるか。

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新患はもとより、既存であれ何であれ、必ず次回の治療提案は念頭に置く。 

先日も久々来院の男性患者。 急性腰痛、いわゆるぎっくり腰で。 腸腰靱帯。 仙腸関節では無く。

筋肉か関節か、それ以外かを鑑別診断するのに真っ先に理学検査をしているようでは、ココから先の話しは99%理解など出来ぬであろう。 急性腰痛ぐらい、パッと見と問診だけで十分だ。

その男性患者に限らず、歩けず動けずやって来る患者には、いつもより厳しく “次は今週以内!!” との様に言う。 非常に仕事の忙しいその彼も、分からぬ予定の仕事の合間を縫ってやって来てくれた。 

打撲であれ捻挫であれ、たしかに時間経過で治癒・安定し良くなる部分も当然ある。 しかし時間を置き安静にした分のマイナス面もある。 今回はカイロプラクティック的には非常に単純な、ベーシックな、初歩的な後方仙骨の矯正。 まっすぐ立てて、スッと動けて、コレでオシマイ。  20年間、カイロプラクティック信仰な治療であったが、この数年はこのように適材適所で部分的に、効率効果的に使っている。

しかしコレが今週末、もう少し時間が経ってしまったら、バリっと一発矯正が最善な策では無くなる。 その様だったと患者にも伝える。 

今の症状を正確に診断出来てこそ、今日の治療もあり、その後どうなるかも予見でき、次回の治療日、次回にやる事も必然的に見えてくる。 理想論はいくらでも言えるが、患者の事情、状況は様々変化する。 当然患者にも協力努力をしてもらわねばならないが、我々も幾つかの選択肢を常に持ち、柔軟にその都度ベストな治療法を提供せねばならない。

何でもかんでも揉めば治る、針で一発、ボキッと必殺技、筋肉付けましょう治療な、どれも目線一人称では、患者にとってベストな治療には一生辿り着く事は無いであろう。

特に子供の治療に関しては、代謝も治りも早い分、その落とし穴は大きい。 悪い方向へ傾くスピードも大人の数倍なのだ。 本人、親、家族にとって最善の提案。 手間暇、時間、カネをかけずに。 ならば残るは双方、アタマを目一杯使うしか無い。 双方が目先の治療に飛びついてはダメなのだ。 

視野は広く、アタマは柔らかく。 情報過多を脱却しよう。

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