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昨年もっとも困った患者パターン

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景気も含め、この時期友人や中の良い患者と昨年を振り返る話しを良くする。

昨年特徴的だった患者のパターン、しかも困ったパターンがある。 実は一昨年からその兆候は出始めていたのだが、最新と思われる治療やトレーニングが超裏目に出ているケース。

都内を中心に数店舗、24時間営業しているような、ズラーッと最新機器取り揃えているジムでハードトレーニングで二進も三進も行かなくなってくるケース。 これは比較的若い年齢層に多かった。

本やネットで調べたという、自己流トレーニング、ランニングで痛めてくるケース。 自分の考えと合う情報や講習でしか情報を得ていない。 自分と真逆な情報で自己否定はとっても嫌に思っている患者。 比較的、大人と呼ばれる女性に多かった。

最後が最も問題で、時折さすがの小生も受け止める事を避けるケースが、最新のトレーニングやその指導者を信者のように信じているケース。 某有名日本人メジャーリーガーが以前より取り組んでいるトレーニングにはマイッタ。 それ以外にも芸能人で大ブーム的な奇をてらったトレーニングで悪化も数名いた。 これは中年期以上の女性と、何故か高齢の男。 そもそも無茶。

それらのジムや最新のトレーニングが良いか悪いかでは無く、本当にそれが今現在の自分に於いて必要なのか、問題になってはいないのを考える事すら出来ない患者達。 一度頭の中で完全否定してみると、容易に新たな答えが見出せるのだが、コレが出来ないから治らずやって来る。 まぁ、本人はやっているというケースも数例あったが。

基礎は大切と昔から言うが、それらの興味を惹かれるようなトレーニングや情報は、ある意味基礎とは違う角度から刺激を身体に入力するようなものが多い。 散々基礎トレで身体が反応しなくなったプロがやるようなトレーニング。 肉体的に効果があったとしても、その刺激を脳が管理する事が出来ず、オーバーフローを起こし、運動痛や内臓痛とは全く違った再現性の乏しい痛みを生んでしまっているのだ。 増強要因を導き出し、エラーが発生しない範囲に運動や生活負荷を改善すれば容易に治るのであるが、それらを本人が自分と向き合い、受け入れられるかどうかである。


耳触りのよい情報や講習会講師も、合ってる間違えているでは無く、欲しがる顧客に、単なるサービス業としての接客指導にまんまと乗せられ、ある意味信者になってしまっている。 まぁ、残念ながら小生にはそのカリスマ性も、治療のスキルもそこまでは無い。 少しずつではあるが今年は昨年学習した対応をしていきたいと思うのだが...  はてさて後は小生にそれだけの人間性が身につくかどうかである。

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