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2012年01月 アーカイブ

2012年01月04日

新年恐るべしパワーストレッチ…

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あけましておめでとうございます。 アッというまに連休も終わり、今日から完璧通常診療。


正月に限った事ではないが、連休恒例、長野に来たら早朝山岳ランニング。 斜度11~13%の山坂ばかりのコース。 全部が心臓ヤブリ。 平坦なんてアリャしない…

毎回初日ときたら、ソリャもう辛いのなんのって。 冬は6時、夏は5時の薄暗くひと気の無い時間じゃなきゃ、恥ずかしくて走れやしない。(爆

距離にして約10km、駅伝君たちの半分のスピードで半分の距離。 キロ3分で走っていた現役時代のカケラも無い。 試しに時折血迷ってキロ4分弱まで上げてみると、足より先に心臓が止まりそうになる。 _| ̄|○

しかし、今年の正月はちと違った。 コレがまた、初日から快調に走れた。 いつも初日苦しくて心臓出そうになる急な上り坂ポイントも難なくクリア。 全くもって心当たりもコソ連も無いのだか。

ひとつ有るとすればこの三ヶ月間、週3プラス自主練でやっていたパワーストレッチだ。 確かに参加した人は分かると思うが、通常のストレッチとは全く違う概念で行ったのだ。 しかも毎回部位もテーマも変えて。

体幹はもとより、細かい筋肉にも負荷がかかるように、しかも隅々まで血液の循環も考えたプログラムのお陰か、心臓のみならず四肢の細かい筋肉痛やハリも無い。

久々に毎回少々気が重くなるほど頭を使ってレッスンした成果が、まさか自分に出ていたとは予想外。

って事で、コレで調子乗ってやると怪我まっしぐら。 適度なサボりも必要ですわ。

今年もユル~く何かやってきます。リクエストも受け付けます。  皆様今年も一年よろしくお願いいたします。 m(_ _)m

2012年01月05日

マラソン・ジョギング・ランニング、必ず絶対タイムアップ!

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何処も痛くも悪くも無い人であれば、練習や筋トレ、フォーム改善でタイムアップと考えるのが普通だろう。 だがもし膝や腰が痛いのであれば、それを治さずしてタイムアップは見込めない。

では、そもそも何で痛くなったのか? 筋肉が無いからという理由なら、痩せっぽちは全員痛くなる図式か? フォームフォームと言っても、フォームが悪い理由は何なのか??

痛くなるという事は、無駄な力が何処かにかかり、使えていないのだ。 良く考えてみれば痛くなる前からしっかりフォローしておけば、痛みはおろか、タイムの伸び悩みに苦しまずには済むのである。

トレーニングを教えるのかトレーナーだとしたら、治す人間とは別の存在。 言ったモン勝ちな職種だから、善し悪しを見極めるのは難しい。 だが、痛みや不具合を筋力だ柔軟性だと、すべて筋肉で解決しようとするとしたら、それは単なる筋トレ指導者である。 だからといって、何でも骨格の歪みのせいにするのも論外。 痛みをとるのが治療であり、注意、配慮をし、身体の世話をシッカリするのがケアである。 運動後の疲労回復をケアだと思っている人間レベルでは、痛みを必ず繰り返すのだ。

痛くない時は後先考えず運動し、痛くなったら痛みを取りに行き。 自分自身に大きく欠けているモノ、それを補う手助けをするのが真のトレーナーなのである。 巷に溢れる筋力・筋肉指導者、治療の出来ぬトレーナーは、単なる運動指導者。 決して貴方の悩みを恒久的に解決する事は出来ぬであろう。

サンフランに湘南、ホノルル、那覇マラソンと、ここまでは患者全員痛みも無く、無事完走で本人も満足。 まだまだこれから東京マラソンと、当院患者マラソン愛好者も予定盛り沢山。 痛みが出てからでは遅い。出る前だからこそ出来る事は沢山ある。 全ての患者へパーソナルトレーナーと成るべく、今年は更に力を入れて取り組むつもりだ。 

2012年01月06日

麻生区に長年愛された柿生のスポーツクラブにアリガトウ。

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我が町、柿生に長年地元に愛されてきたスポーツクラブが昨年末をもって閉館してしまった。 

小生の前職時代の取引先でもあり、若い時は一時期担当もしていた事もある。 クラブスタッフの方々の人柄に惹かれ、当時よく足を運んでいた。 その縁もあり退社後、ある意味本来本業とも言える現職業を始めるにあたって、真っ先に力を貸してくれ、場所を提供してくださったのも、そのスポーツクラブの方々であった。 

麻生区だけに限らず、小田急線沿線の中でも長い歴史を誇る、先駆者的なそのスポーツクラブが閉館してしまった事は非常に悲しい。 これも時代の流れなのだろうが、小生にとっては良い事はコレっぽっちも無く、最後まで在席されていた会員さんと同じく残念である。

約二年半、クラブ内で治療院をやらせて頂いて事もあり、未だに多くの会員さんが治療にやって来てくれる。 クラブが無くなってしまった今月からは、数名の方が当院2階のコンディショニングラボで新たにトレーニングを始めたいと言ってくれた。 全く最新では無い小生の施設でも良いと言ってくれる方々に対して、指導は何処よりも最新で緻密なプログラムである事を保証したい。 まぁ、そんじょそこいらの運動指導員の何倍もネタもワザも豊富だからね。


改めてここで今までお世話になったスポーツクラブの方々と施設に感謝とお礼を言いたい。 お疲れ様でした。 


そしてお世話になった会員さんと、これから出会うであろう健康を求める近隣の方々へ、今後も我々が出来る事を全力で提供していきたい。

“すべての人のパーソナルトレーナーに!”

2012年01月07日

下肢三大神経克服でタイムアップ!

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下肢診断を行う場合、痛みを骨肉、痺れを神経のせいだと無意識・勝手に決めつけているケースを良く見かける。 根拠に乏しい状態で治療や改善トレーニングにあたってしまう。 痛みと全く関係無い部分が改善し、多少動ける、良くなったとしても、結局は根柢の痛み原因を取り除く事は出来ない。

特に腓腹神経、腓骨神経、外側大腿皮神経の3つをとことんまで精査出来れば、下肢痛でやって来るかなりの数の患者を治す事が出来る。 しかし、これが知っていても出来てはいない。

痛みの再現性をどう考えるかがとても重要になって来る。 今月もまだ始まって数日だが、下肢痛で悩むスポーツに打ち込む中学生の女の子が2名やってきた。 共に原因はほぼ同じ。 ちょっとした構造と生活・練習環境のストレスが悪いケースで咬み合ってしまったのだ。

除痛じたいは5、6回で何とかなるが、練習で全力を出せなければ意味が無い。 ここからが本当の治療。 痛みを取る治療の次は、痛みを出無くする治療を。 パフォーマンスアップは更にその次。 筋力向上、パフォーマンスアップと治療を同じに考えてはいかん。  簡単に治るものを治らなくさせてしまう。

春はもう少し先。 焦らずとも間に合うのだから。

2012年01月08日

この2年で医師・治療の差は大きく開いた

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ご存知の通り、整形外科の基本は運動痛。 しかし、臨床では半数近くが運動痛以外。 特になかなか治らない、長く患っている、何処の病院へ行っても良くならないというのは、一般的な整形外科学の範囲外のケースも多く有る。

本来、骨や肉を痛めたのであれば、問診であれ検査であれ、痛みの再現性を確認する事が出来る。 しかしその痛みの再現性が無かったり、不安定であったりした場合、それらを気のせいや自律神経の一言で片付けて良いものでは無い。

この2年、不景気もあってか医療に携わるものにとっても大変辛い期間となった。 何事もそうであるが、その辛い時期をどう乗り越えるか、その辛さとどう向き合うかで、企業として人間としての真価が大きく分かれるのである。

苦しい経営で客寄せ、ディスカウントに走った者も居れば、スキルアップだと言い、上っ面な勉強をする者も居る。 どちらにせよ目線が客に無く、自分自身だけに向いている。  この2年で良い医師、良い治療かどうか分かれた理由は此処に在る。

人間の痛みというのは非常に複雑。 事故・負傷で四肢欠損しても、手足の先が痛いというケースもあるぐらい。 痛みや感覚は物理的な刺激だけで左右されるものでは無い。 

当院へやって来る患者の9割が整形外科等からの転院。 薬が処方されている場合は、詳しくその内容も確認する。 この2年で変わった事に気が付いたのだが、ある特定の整形外科医の先生数件が、従来と違う処方をしてくる事。 しかも非常に良好。 ウチはあとホンのちょっとのサポートをするだけで済む。 

筋肉や腱炎であればアスピリンやインドメタシン、ブロック注射等の処置処方で改善する筈なのだが、どうやら特定の患者はそれだけでは解決しない問題を抱えている。 従来はあまりお目にかからない薬の処方をされる先生方なのだ。

人間の痛みとはその大きさだけの問題では無く、体性感覚などの感覚入力の過程でも発生、増強するもの。 大脳新皮質へ中継する視床の問題でその体性感覚に大きな問題を発生させるのである。 その体性感覚は視床で処理され、対側の大脳半球に送られ、他にも自律神経系や賦活系にも大きく影響を及ぼすのだ。

整形的に骨や肉を考え、それでダメならペインクリニック的に。 通常はそこ止まり。 しかし先述の通り神経外科、神経内科、脳神経科的分野まで考え、スキルをあげてきた先生と、そうで無い先生の差が大きく広がったのだ。 小生の分野でもそれは例外では無い。

筋肉や骨格を診て治しての時代は終わった。 何も考えず教わっただけの神経学的治療など論外。 どれだけ患者と向き合い、その原因を絞り込むかが重要。 この2年で医師・治療の差は大きく開いたのだ。 勝負は此れからだ。

2012年01月10日

昨年もっとも困った患者パターン

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景気も含め、この時期友人や中の良い患者と昨年を振り返る話しを良くする。

昨年特徴的だった患者のパターン、しかも困ったパターンがある。 実は一昨年からその兆候は出始めていたのだが、最新と思われる治療やトレーニングが超裏目に出ているケース。

都内を中心に数店舗、24時間営業しているような、ズラーッと最新機器取り揃えているジムでハードトレーニングで二進も三進も行かなくなってくるケース。 これは比較的若い年齢層に多かった。

本やネットで調べたという、自己流トレーニング、ランニングで痛めてくるケース。 自分の考えと合う情報や講習でしか情報を得ていない。 自分と真逆な情報で自己否定はとっても嫌に思っている患者。 比較的、大人と呼ばれる女性に多かった。

最後が最も問題で、時折さすがの小生も受け止める事を避けるケースが、最新のトレーニングやその指導者を信者のように信じているケース。 某有名日本人メジャーリーガーが以前より取り組んでいるトレーニングにはマイッタ。 それ以外にも芸能人で大ブーム的な奇をてらったトレーニングで悪化も数名いた。 これは中年期以上の女性と、何故か高齢の男。 そもそも無茶。

それらのジムや最新のトレーニングが良いか悪いかでは無く、本当にそれが今現在の自分に於いて必要なのか、問題になってはいないのを考える事すら出来ない患者達。 一度頭の中で完全否定してみると、容易に新たな答えが見出せるのだが、コレが出来ないから治らずやって来る。 まぁ、本人はやっているというケースも数例あったが。

基礎は大切と昔から言うが、それらの興味を惹かれるようなトレーニングや情報は、ある意味基礎とは違う角度から刺激を身体に入力するようなものが多い。 散々基礎トレで身体が反応しなくなったプロがやるようなトレーニング。 肉体的に効果があったとしても、その刺激を脳が管理する事が出来ず、オーバーフローを起こし、運動痛や内臓痛とは全く違った再現性の乏しい痛みを生んでしまっているのだ。 増強要因を導き出し、エラーが発生しない範囲に運動や生活負荷を改善すれば容易に治るのであるが、それらを本人が自分と向き合い、受け入れられるかどうかである。


耳触りのよい情報や講習会講師も、合ってる間違えているでは無く、欲しがる顧客に、単なるサービス業としての接客指導にまんまと乗せられ、ある意味信者になってしまっている。 まぁ、残念ながら小生にはそのカリスマ性も、治療のスキルもそこまでは無い。 少しずつではあるが今年は昨年学習した対応をしていきたいと思うのだが...  はてさて後は小生にそれだけの人間性が身につくかどうかである。

2012年01月11日

傷口は三年、すべては此処から始まる。

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問診時、どこがどう痛いのかを聞くのは当然であるが、それがいつ、いつからなのかを細かく聞く事を怠っているケースを良く耳にする。

今現在の痛みは一日の中でいつ発生するのか、それはいつからのモノなのか、そしてその患部に生まれて初めて痛みを感じたのは何歳の時なのかをさかのぼって聞き取る。 この生まれて初めてというところが意外にも、後に大きく治療を左右する事になる。 患者や同業諸君、そこまでしっかり聞いて聞かれているであろうか?

現在の痛みと発生時、生まれて初めての時、それらの痛みや不具合の程度、違いを治療する側と患者の双方で確認をする。 スタート地点を明確にせずに、正しいゴールの設定など出来る訳が無いのだ。

少々問診の話しが長くなったが、傷口は三年という話し。 スタートと現在を正確に把握する事は治療だけに限った話では無い。 仕事であれ勉強であれ、何でも同じ。 物事良くも悪くも3年で、一つ大きく答えが出る。 もしくは答えを出す為には3年はドッシリ腰を据えて取り組めという事。 特に子供なんかは見た目も内面も大きく変わるのが良く分かる。 中一と中三、高一と高三の先輩後輩の多きな違いを、誰もが子供時代の当時であっても経験したであろう。 

スポーツ、部活で一年生の時にしっかり基礎練習するから上級生になりレギュラーになる。 だが大人になると、この三年の差が子供より分かりにくく、しかも様々な欲や葛藤が邪魔をし、 “石の上にも三年” が出来ないのである。

小生らの様な個人経営は最初の3年で結果が出る。 医院であれ飲食であれ、潰れるところ、予算が大きく割れるところは3年でジ・エンド。 大手チェーンであれば3年未満でクローズするが、個人経営だとダラダラと営んでしまい、更に傷口を悪化させていしまう。  それを社会人時代の経験、諸先輩方からの助言で肝に銘じ、三年で一日平均15名は診るようにやった。 勿論、チョイ揉みや安保険診療では無く、すべて保険外診療。 そして15名超えたらスタッフを雇うと。

仕事がうまくいかない、競技成績が向上しない、痛みが長引く場合、過去三年間を集中的に振り返り、見直し、反省し、次のステップで3年というレンジを頭に入れ取り組む。 短期的視野しかない者ほど、先述3つのケースに必ず当てはまるのだ。 当然、何のスキルも身に付かず、ステップアップも其処には存在しないのである。


実のある三年にする為、正しく正確に今までを見直す事。 そして反省と後悔。 すべては此処から始まる。

2012年01月12日

学生にとって筋トレは筋力アップでは無い!

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これだけ科学・医学が発達したというのに、未だ動作やパフォーマンスに問題があると筋力アップ、酷いと疼痛除去も筋力不足、筋力をあげろという。 何でも筋肉のせいの、体操のお兄さん治療家・トレーナーが多い。 先日も患者がスポーツを前面に出している、とあるハデハデ整形外科で不具合の相談をしたところ、あっさり筋トレと言われたらしい。 今年だけでも既に2件目。

別に筋トレを全面否定する訳では無い。 今どき患者、特に大人はこれだけ情報の多い世界なのだから、何の為にトレーニングをするのか、その意義を説明されねば納得などしないのである。 むしろ筋トレなどと言われたら、町営の安い体育館で自己流トレーニングで良いではないかと思ってしまう。 まぁそこで先日も書いたが、自分はちゃんとやってるのよ!な経済的余裕のある人間は高けりゃイイの的な流行りの最新ジムへ行ったりもする。 そんな商売、小生もやってみたい...

プロスポーツ選手を見れば分かるが、ゴルフでも野球でもサッカーでもランニングでも、優秀な選手はそうでない選手より、多くの筋肉が付いているのが必須条件なのであろうか? 自分より筋肉の無い人間は皆下手クソで痛くなるのか? 中・高生に筋トレはガンガンやらせるのが、本当に良い事だと思っているのかという事だ。

重要なのはパワーでもスピードでも無く、多くの動作・競技に於いてはそのコントロールが重要になって来る。 言わば体性感覚。  視床、大脳半球、小脳を、心身ともにトレーニングエラー5%範囲をどう考えるのか。 中心後回の領域、ブロードマンの脳地図を学んだ学生時代、一次運動野、体性感覚連合野・補足運動野をさんざん考えさせられ、動作カリキュラムを作らされた事を思い出す。 この辺は理学療法士・作業療法士さんがご専門なのだろう。

パワー、スピードでは無い、本当の意味の体性感覚トレーニングが、本年のウチの最大のテーマ。 今日朝8時から本格的にスタート。 動かないでは無い、動けないを改善させ、パフォーマンス向上も狙う。 此方としても楽しみな一年になりそうだ。

2012年01月13日

絶対ダメなスポーツ整形、治療院の見つけ方!

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このネタ、一年前にも書いた事がある。 一般の人にも分かり易いネタとして書いた。

某外国人サッカー選手やプロ野球選手等が愛用して有名になった、酸素カプセルと呼ばれる、人間が一人入れる筒状のカプセルの様なもの。 そこの酸素が通常より多く入っているから代謝が上がり、疲労回復や怪我の治癒が早まるといわれる代物。

しかし、その正しい理論を把握せず、パンフレットレベルの知識で設置・推奨している病院があるのには目を疑う。 

以前から分かっていた事なのだが、昨年初め、東京医科歯科大学で第一回の学会が開催された。 小生もスタッフを連れ参加してきたのだが、やはり結果は承知の沙汰。

そもそも正確には“酸素カプセル”などとは呼ばず、“高気圧酸素治療”と呼ぶ。 コンナ粗雑ブログを読んでくれている方々なのだから、詳しい理論はご自分でググってもらえれば良く分かる事なのだが、重要なのはそのカプセルで人体にかける圧力、“気圧”なのである。

一般的に良く目にするカプセルでかかる気圧は、僅か1.2~1.3気圧程度。 まぁ、リラクゼーション的効果ぐらいはあるだろうが、それで骨折がとか怪我がとか言うには、医師・治療家のレベルを心底疑う。 正確には2.5気圧前後かけてナンボ。 しかもついでい言えば、圧力は酸素では無く、空気で上げる。 酸素は可燃ガスなので、純酸素で上げたら爆発の危険性も上がってしまう。 正しくは空気で上げ、そしてそのチャンバー内で高濃度酸素をマスクで吸う。  ちょこっと酸素を足したり、カプセル内でニコニコ笑顔くっきり時点で、 アリャリャって事だ。


ホントに最近やって来る患者に、以前行っていた整形外科はスポーツ専門で有名だったという事が多い。 しかも治っていないと。 話しを聞いたり、こっそりググってみると、酸素カプセルも含め、「あ゛~やっぱり...」 ポイント盛り沢山。 単なる検査・手術大好き病院か、筋肉治療院。 騙されるんだろうね、藁をもすがる純粋な患者は。

趣味や遊びじゃないんだから、医療はすべて根拠がなければならない。 それは設備一つ一つだってそう。 流行りや客寄せで、カッコ良さゲな機器揃えて満足クリニックを、是非見破って欲しい。 素人であっても、昨今の情報社会であれば幾らでも出来るのだから。 資格だけで本物偽物を分けるとしたら、小生は医師でも無いから本物では無いが、少なくともインチキにだけはなっていないと断言しよう。 上っ面じゃない、本当の努力をしようではないか。

2012年01月14日

低血糖と臨床医

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Wernicke(ウェルニッケ脳症)と聞き、何を思い浮かべるか? 普通は先ずアルコールだろう。

低血糖とウェルニッケとビタミンB1欠乏、これに5歳未満の子供を思い浮かべたらたいしたもん。  筋量、糖新生の問題で欠乏し易い。 腸の不具合なんかこれまたマズイ。

眼振や運動失調があれば分かり易いのだが、それ以前でどう予防するか、その可能性を所見や生活習慣からどう読みだすか? 当然治療であれば点滴よりワンショットなのだが、それ以前のレベルであれば、食事のアドバイスはサプリよりドリンク、少しでも吸収の早い方。 たとえば何でもかんでもサプリおススメでは無く、 『そのケースなら、運動後に野菜ジュース果物ジュース、トマトやパイナップルじゃないですか~』 という風になる。

この辺は経験値、臨床の数と問題意識の質に大きく左右される。 勉強だけの先生では無理であるし、だからと言って言葉だけの臨床家でもダメである。

根拠のある治療やアドバイスを出来るかどうか。 スタッフ達にはこの辺を楽しんで日々学んで欲しいものだ。

2012年01月15日

歯科、美容外科の口コミサイトでもやらせ書き込み当たり前!!

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“歯科、美容外科の口コミサイトでもやらせ書き込み、業者特定急ぐ”(産経ニュースより)

先日も食べログであったが、もちろん他の口コミサイトでも同様の手口が明らかに。 とーぜんと言えば当然。 

小生は以前から声を大にして言ってるが、顔も見えない相手の事を何故すぐに信用してしまうのか!? と。 ツイッターで意気投合系なんて、ホント心底在り得ない。 そもそも口コミサイトで即行列するのは暇な主婦と、人間的に未熟な兄ちゃん姉ちゃんダケ。 ウチの患者達は行かんね、そんなトコ。  小生の身近で、常に暇暇ガラガラなラーメン屋がネット通販で小金稼いでいる話しを聞いて、何も知らずにそこの通販で買ったお客さんが可哀そうでならない。 そんな小銭稼いで、商売のこだわりも何も無い。 小生は全くもって羨ましくも興味も無い。

先述の酸素カプセルでも書いたが、整体やカイロ、マッサージに接骨院等、我々の様な民間療法はもとより、最近ではスポーツ整形外科というような、今どきカッコつけしい病院も、同様にクチコミサイト評判万歳系は、まず疑って間違い無い。 専門知識が無くとも、常識的な社会人のスキルがあれば、誰でも簡単に見極められる。 見極められぬ時点で、レベルが低いという事だ。

そもそも医師であっても、酸素カプセルの話しのように、所詮カタログチラシレベルの知識や情報をもっていないから、リラクゼーション程度の効果しか無いものを、怪我や骨折がすぐ治ると真実のように言ってしまう。  当然ごく一部の医師ではあるが、所詮医師であっても人間としてのレベルが低い奴の情報を信じてはならないのだ。 真っ当な人間なら十分素人でも見極められるのだから。

そもそも物であれ情報であれ、手軽に入るものが果たして今の自分に本当に必要なモノであるのかを考えるべきだ。 考えているつもりでも、考える事が出来ていない人間が、今どき本当に多過ぎる。 自分は全く考えていないのではないか、自分が考えている事が間違えているのではないかなどとは微塵も思えない。 今より前に進む為には、新たな思考行動が必要不可欠。 安易&勢いで上手く行く事など絶対何も無い。


今まで口コミサイトで店を訪問した事がある諸君、まず一度自分を恥じてみよう。 きっと今年は真実と出会う事が出来る筈だから。

2012年01月17日

全力で友人親友、患者と付き合う。

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子供の頃の友達が何人いようとも、その繋がりと、大人になって出逢った友人との繋がりの違いは大きいものだ。

そもそも全く気が付かぬ者、考えた事も無い者にとっては到底理解など出来ぬばかりか、肯定的思考を口にするであろう。

たまたま近所、たまたま同じクラス、そしてたまたま気が合った繋がりは子供レベルの人の繋がり、お友達パターン。 未成熟な人間は成人してもこのレベル。 ツイッターの繋がりなんて典型例。 まるでお子ちゃま。

大人になって、人として人間として社会人として正しい価値観が身について、始めて自分の立ち位置が分かり、損得や利害関係では無く、良い事も悪い事も心底お互いがお互いで得るものがある付き合いが出来る人間関係が、大人としての友人である。

それは年齢や立場、肩書きなど関係無い。 そんな事にこだわりや魅力を感じている時点で人間失格、真の友など出来ぬ人間だ。

時に小中学生の患者でも、 『コイツは凄い、勉強になる!』 という子がいる。 むしろ子供の方が無駄な欲が無く、純粋に前を見ているからなのだろう。 目が濁っていない。 小生も自分を振り返ってだから言える事なのだが、一番目が曇って濁っているのが30代だろう。 50、60代と上がれば上がるほど、多くの人生経験の為か全ての人が尊敬にあたる。例えどんな立場であっても。


小生の30代の友人で尊敬できる人間が数名いる。 一人は某有名アイウェアメーカー、まぁ書いても良いだろうがスポーツ選手で世界的に有名なOakley Japan に勤める友人がいる。 しかも特殊な加工の技術をもっているエンジニア。 もうかれこれ10年の付き合いになるが、コイツがまた肩の力が程良く抜けたとても魅力的な人間。 小生の持ち合わせの無い部分をすべて持っている。 それでいてスキルもこだわりもあり、それらを決して押し出したりもしない。 ホントにこの10年勉強させてもらった。

あと二人、この二人はこの数年で知り合った。 一人は町田の駅前でお花屋さんを営んでいる。 多くの苦労と経験を乗り越え、30代とは思えぬ目線で物事を冷静に考えている。 それでいて友人知人、自分の愛する人には熱い。 その義理堅さに、とても感謝する事がとても多い。 

そしてもう一人がミュージシャンな彼。 生活の為に仕事もしているが、どちらも誰にも負けぬ大きなこだわりを持って取り組んでいる。 その姿が、時折小生のブログにも登場するプロロードレーサー(自転車)の男子とよく似ている。 普通は物欲も異性も見栄もあり、自然と軸がブレ、夢を見失って行くものだが、彼らは我々の様な欲で見失う生き方とは違うのだ。 確かに失うものもあるのかもしれない。 しかしその先には我々では決して到達できない夢の形が必ずある。  友としてその手助けが少しでも出来ればと常に思う。

トップ画にもあるが、本当に困った時に力になってくれるのが親友。 面白おかしく一緒に居るのが親友では無い。 親友を築くも失うも、お互いのその手助けのタイミングを見誤るかどうかで決まる。 自分の損得勘定を人間関係に入れた時点で、この先10年の人間関係は絶望的であろう。 もし小生が他人に胸を張って言える事があるとすれば、たとえそれが友人であれ患者であれ、この先10年分の損得勘定抜きにした付き合いを、必ず心に描いて接しているという事。 あとはそれが伝わるか伝わらぬか。 お互いの努力であろう。

2012年01月18日

スポーツ専門病院に求人に先生に。

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今年もこの時期、求人の時期。 屋号の都合か、やはりスポーツに興味、感心のある者が多い。


働く側、患者側ともに問いたい。 スポーツ専門とは何かを考えているかと。


3年ほど前に現屋号に変えたのだが、正直それまで “スポーツ” という言葉を避けてきた。 学校も会社も全て体育系だが、部活の延長線上で資格取って治療家などという、ダラダラ何となくスポーツの道を歩んでは来なかった。正直そんな奴が未だに身の回りにも多くいる。 

バブル真っ只中な小生の学生時代、若気の至りでスポーツトレーナーになりたいと安易に考えていた。 田舎の大会でしか優勝できないような3流選手レベルのスポーツ経験で、いったい何が出来ようか!? そう考え、もっと多くのスポーツの世界を見るべきだと思い、メーカーへの就職を選んだ。 そこで出逢った上司や先輩のお陰で、仕事、社会人、顧客サービスのスキルを最低限学ぶ事が出来た。

最終的には現職の施術業になったが、治療家の先輩からは 「やっぱり戻ってきたか」 と言われてしまった。 いやはや、先輩が一番見透かしていたか。

そして現屋号に変えるきっかけとなったのが、5年ほど前からスポーツを看板に掲げる治療院が増え、通常の整体やカイロ、マッサージ院では無く、スポーツ整形、スポーツ治療院へ行っている人ほど治らずやって来るのが目に付き始めたからだ。

そんなスポーツ専門治療院に共通しているのが、学生時代スポーツで、鍼灸指圧マッサージ師の資格取って柔道整復師の資格取って、はいスポーツお得意治療院出来上がりのパターン。 笑ってしまうほど同じパターン。 しかもスポーツ治療の勉強大好き先生。 最新・最高とうたう割には、結局のところ温めて、マッサージして、電気かけて機械使って、最後にテーピングパターン。 やる事はどこも同じ。 コレじゃ25年も前に、それじゃダメだからカイロを学びに行った小生のガキ時代と何ら変わらない。 まだカイロの方が手技も多く、マシだ。

患者は整形外科で治らないからやって来る。 勉強で治るのであればとっくに病院で治っている。 あそこの整形は下手クソだとケチをつけたところで、医師には知識で敵う筈は無い。 お医者さんですよ、ホントに。 知識・技術以前に、その患者さんが訴えるものと、治す側の知識とのの温度差を埋める事こそが、治療家として最も学ばなければならない事なのである。 この言葉の意味が分からないうちは、いつまで経ってもお勉強大好き先生の域を一生出る事は無いのである。 

一日20人、30人の患者で満足してはいないか!? 隙が無いくらい一人でも多くの患者を診る、治す努力をしているだろうか? チョロチョロ、好きなスポーツ選手、チーム相手にサービストレーナーなどして自己満足などしてはいないか?? 

一人一人の患者と何よりも真剣に向き合う。 治す事に真剣になる。 患者は真剣なのだから。 自己満足坊っちゃん治療は、口コミインチキサイトと一緒にサヨナラだ。

2012年01月19日

ジョギングの神様

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空前のマラソンブーム。 猫も杓子もジョギング、ランニング愛好者が町中にワンサカ。 小生が蹴飛ばされ、オヤジに無理矢理毎朝走らされていた40年近くも昔の子供時代、街で走っている人にすれ違う事はまず無かった。

そもそもジョギングの発祥をご存知であろうか?

それは小生の子供時代、1970年代後半から1980年代前半にかけて全米を中心に世界規模でジョギングがブームになった。 今と違って情報など得る事が出来ぬ当時、地元祖師谷大蔵からチャリで皇居まで走りに行ったのも13歳。 今考えたら、何考えて行ったのか?! 我ながらよく行くわ。 

当時でも週末の桜田門は何十人もの大人がいた。 そこへ子供が一人では目立つのか、よく大人達に可愛がってもらった記憶がある。 そんなウキウキした気持ちで帰り道、ジョギングシューズ専門店の某海外チェーンへ行ってはみたが、明らかにカネをもっていないガキに店員は素っ気無く、ペダルを漕ぐ帰りの足は疲労以上にヘニャヘニャだった。   のちにその話しを前職会社入社直後、先輩に話したところ 『実は僕は別店舗でアルバイトをしていたんだ』 と言い、更に話しは当時店長をしていたという上司にまで伝わり、すまなかったねぇ~という話しにまで発展した。 いやはや、世の中は分からないものだ。

さて話しを1970年代まで戻そう。 そもそも世界的ジョギングブームのきっかけになったある一冊の本があった。  その本の著者、ジェイムズ・フィックスこそが、ジョギングの提唱者であり、ジョギングの神様、教祖様なのである。 彼は自分が毎日15kmのジョギングで30kg以上の減量に成功した事を本にまとめた。 それこそが後に世界的ベストセラーとなった 『The Complete Book of Running』 であり、それを知らなければインチキもぐりランナーと、小生は勝手に定義づけている。 (もちろん冗談である)

ただ唯一悲しいのが、そのフィックスが日課のジョギング中に心筋梗塞を起こして突然死した事。 彼の死をきっかけにジョギングブームは一気に衰退していってしまった。 その後、体育学運動学も研究が進み、環境状況、体調によっては心臓に大きく負担をかける事もあるという事が言われるようになった。

それら、正しい運動理論を理解したうえでのジョギング、ランニングは非常に良い事だ。 しかしそれが手軽だ、お金がかからぬからだと言って安易にジョギングをするのであれば、それは40年前と何ら変わらぬ、低い意識である。 小生は仕事であるから、足・腰・膝が痛いと言ってやって来れば仕事になるが、本当の治療はその低い意識を治す事であり、多くのジョギング愛好家がそれを受け入れる気が無いのもまた事実である。 しかもそれを低い意識の医師や治療家が、骨や肉だと安易な診断・治療を尤もらしく行っている事も危惧する。 まったくもって悲しい現状だ。 小学生時代の小生でも気が付いていた事なのにもかかわらず。


という事で、このネタの先に今年の当院の提唱推奨企画がある。 まぁ、それはまた後日。

2012年01月20日

新百合ヶ丘・柿生の気候で寒くて痛い

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今日は新百合ヶ丘、柿生、麻生区周辺でも、久々シッカリ朝から雪が降ってマス。 まぁ積りはしないでしょうが、中途半端なジャリジャリは滑ります。 となるとコレマタ転んだ捻ったで、ひと雪数人やって来ます。 文章にすると商売っ気ムンムンですナ。

打撲捻挫はまだ簡単。 問題は寒い冷えると言ってやって来る患者。 テキトーに対応ならチョチョイのチョイなのだが、真剣にガッツリ治そうとなるとこれが一番厄介。 本人次第といえば本人次第なのだが、キリキリ目を吊り上げて 「ナントカしてチョ―ダーイ!!」 ケースは一番タチが悪い。

そもそも寒さ温度、気候天候との医学的関連性は非常に低く、あやふや。 うんちくをくっつけようとすれば幾らでもくっつけられるが、雨が降ると、湿度がうんぬんカンヌンとよく言うが、んなら痛くでお風呂・湯船に何か浸かったら死んじゃいますよね? とか、気圧がどうとかナントカなら、台風来たら、山や高原に行ったらぶっ倒れちゃって大変ですね!? って心底心配したくなる。  まぁ、心配しないが。

そもそも温度感なんて人間かなり曖昧。 温かい、寒いなんて、完ぺき個人の主観。 雪国のウチの爺さんなんか、マイナス10℃でも今年の冬は暖かいと言ったり。 今年94歳で、いまだギア付きのバイクを乗り回す。 ソリャたしかに何℃でも大丈夫だわ。

結局は気持ち、経験、価値観。 こうするとこうなるという過去の経験や学習が、可逆的に感覚の認識に影響を与えている。 ヨーロッパのあるクリニックでは、なかなか治らない多くの痛みは間違った経験、学習によって生じているという。 間違った学習は正しい学習によって治す事が出来ると言っていた。  要は本人が間違えに気付き、間違えを認め、受け入れ、そこから前進する為に新たな学習に取り組む姿勢を心底持てるかどうかで決まるのだという。

小生も日々そうなのだが、小生という人間が同じ事を一語一句同じように話しても、年に数名は全く理解することなどせずに、また他院へと旅立つ。  正直若干腹も立つが、そこは小生の力量不足と言い聞かせ、頭の中で山口百恵のいい日旅立ちをプチカラオケ状態。 (たとえが古い!)

なんにせよ、人間は学習せねばならないという事。 それは本を読んだり、他人から見聞きする事では無く、自分自身と向き合い、反省と後悔をした上に積み重ねたモノである。 自分可愛い、肯定人生では何も学ぶ事など出来ぬのである。 

早速今日から雪で滑って転んだら、雪のせい、足元のせいにせず、転んだ自分のせいにしてみようではないか。 でなきゃきっとまた転ぶであろう...

2012年01月21日

やっぱりガッツリ雪で最強!

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出歩かんし動かんし、疲労も怪我も少なく患者も少なく。 基本我々の商売は冬は暇。 そもそも年配者は寒きゃ出ないし、暑くても出ない。 雨雪降ればもっと出ない。 F3、M3以上が中心顧客層の治療院・クリニックは辛い。

ココが小生の院の強みなのだが、中心層がM2、F2というところ。 バリバリ働く、仕事が出来る、社会的価値観が世情と一致している世代。 若過ぎても年配過ぎても自己中心になりがちなのだが、丁度良い匙加減が出来ている世代。

雨、風、台風や雪でも普段と変わらずやって来てくれる。 これにはとっても感謝する。 逆に空いているんじゃないかと言って電話をくれるのも、完ぺきこの世代。

お陰さまで昨日の雪模様は22時過ぎまで目一杯。 むしろ普段より混んだ。  しかも珍しくC2 層、13~19歳のスポーツ大変熱心な子供で特に遠くからというのが多かった。 

悪天候の中、頑張って来てくれるのだから、こちらも頑張って治しますヨ。

今日も雨だが一コマも空き無くキャンセル無く、ギッチギチ。 週末はPT君達のバイトもいるのでガッツリいきマース!! 

2012年01月22日

研修で何を育むのか!? 医療編

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昨日15年来お付き合いのある、企業経営者でもある男性患者さんの話し。 

ある飲食店で食事をしたそうなのだが、そこに新人の様なスタッフがいたそうだ。 手際が悪いのも不慣れなのも仕方が無い。 そんな事には腹も苛立ちも全く無いそうなのだが、どうしても気になったのは教育にあたる人間。 明らかに人材育成のスキルがゼロだという事。 現場で教えるべきでは無い事までも、客の前で教えている。 しかも当然客が聞いて不愉快になる内容までも。 

小生であっても、新人のスタッフ達はもとより、常勤スタッフの研修・勉強会は朝7時、8時の出勤前早出で行っている。 現場研修とは完全に切り離して。 やっていない者ほどやっているというものだから、当事者はちゃんとウチは研修していると思っているだろうが。    結局、もう当分行く事は無いとまで言っていた。


医師もそうだが、我々のような治療・医療に携わる者たちの研修会でも、人として育まなければならぬポイントがずれているケースを多々みかける。 参加して残念だったと思う。 しかし、そういう研修会に限ってポイントがずれた者達が集まり、自分達はバッチリ完璧と自己満足。 ウチのバイトのPT君達ですらインターンや研修会ですぐ気が付くレベルであるのに。


技術や知識、情報を沢山入れれば客が喜ぶ、患者が治ると思ったら大間違い。 そんな勉強好き先生達ほど、この2、3年で大きく経営悪化している。 いったい何が悪いのかも気が付きもせず。 


人を育むという事。 どんな大企業であれ、人材育成には大きな労力を要する。 バブル時代にはどの企業も半年近く、新人研修に時間を費やした。 そのバブルがはじけた後、どの企業も人材育成への経費を大きく削減した。 丁度今の30代中盤。 そして現在。 多くの企業が学んだ。 人として、企業人として何が一番大切な事なのか。  研究職専門の人間に変わり者が多い事は、誰もが知っているだろうが、良いか悪いかは別として勉強だけで満足人生を歩んでしまうと、社会性協調性が通常より欠落してしまう。 先日ニュースで話題になった人などは典型的。  学校出ていきなり専門職で、知識付けて技術付けての医療従事者。 一般企業経験ゼロでは致し方無いのだろうが。  もっとも、これらも自覚全くゼロ人間が多いのだが。


人を診る我々の仕事で一番欠けてなならぬ事が大きく欠けている医療従事者が、昨今更に増えてきてしまった。 逆にそれに気が付く同業や患者が昨今多く訪れて来てくれている。 人として本気で頑張ろうではないか!

2012年01月24日

悪い事をしていないでは無く、良い事をしていないダ!

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昨晩は都心も久しぶりの積雪となった。  雪国の人間からしたら笑ってしまうのだろうが、雪が降る度に都心は大混乱し、ニュースになる。 単純に備えが無いから憂いだけだ。

雪がやんでも朝の路面は、幹線道路が大丈夫だったとしても要所要所で凍結状態。 にもかかわらず、一日たりとも我慢出来ぬのかいつも通りノーマルタイヤで走る車の多い事多い事。 当然フラフラノロノロ。 自分は大丈夫だから、周りを不安がらせても渋滞させてもお構い無し。 チャリやバイクなど問題外。 怪我をしてからでは遅いので、前の晩からスタッフには電話連絡。 治す人間が怪我を呼び込むような行動は論外なのだ。


話しは変わるが一昨晩、一週間の仕事をやっと終え、深夜に横浜中心部まで食事をしに出向いてみた。 細い路地が碁盤の目テキな関内中心部。 深夜とあっても道行く人はそれなりに多い。 ある小さな交差点。 歩行者信号赤なその信号。 前後左右車の来る気配も無し。 そこに小生ら三人以外にも、若い女性に今どき兄ちゃんとチョイ怖アンチャン。 しかし誰ひとりとしてその赤信号を無視して渡ろうとする者は居なかった。

100%とは言わないが、小生は99%横断赤信号は渡らない。 威張って言うほどのでは無く、当り前な事なのだが、日常的に少々気に入らない事がある。 それは小生自宅のとある駅前にある交差点。 道幅も広く見通しも良く、交通量もさほどないその交差点。 目の前には大きなマンション数棟と、その奥は戸建て住宅地。 そこを行きかう人の殆どが、時間を関係無く車がいなければオール信号無視。 まぁ見事なほど。 地域性というか何というか、皆そうだから自分も良いとでも思っているのだろうか!?

誰も居ないからとか、子供がいないからとか、車が来ないからとかでは無い。 そんな簡単な常識やモラル、ルールを破っても良いと思うその心が小生はどうしても理解出来ない。 横断歩道の無いところを横断して交通事故に遭うニュースを見ても、対岸の火事的他人事なのであろう。 今どき引っ越しをしても、向こう三軒両隣などという価値観も当然無く、10年住む小生の近隣でも、引っ越し10件以上あっても挨拶来たのはホンの1、2件。 やはり孤独死ニュース見ても何とも思わぬ人間なのだろう。


『別に悪い事じゃないダロ!』 と言ってる思っている時点で腐敗人間。 コレは良い事では無いと言い聞かせ行動をする。 どんな仕事であれ、これも大原則。 そんな事を考えながら出勤の、今朝の小生...

2012年01月25日

急きょ生放送全豪テニス!ガンバレ錦織圭選手!!

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皆さん元気にスポーツ大活躍されていますでしょうか?

既に皆さんもご存じかと思いますが、現在全豪テニスオープンで日本人初のベスト8進出を果たした22歳の錦織圭選手。 世界ランキング4位のイギリス、アンディー・マレー選手との男子準々決勝を、ナント本日13:05からNHKが急きょ生放送を決定!!

今大会に向けて新たなプレースタイルで挑む彼の姿を、アメリカでの専属トレーナーとの最新トレーニングと一緒に、昨日一昨日とNHKで特集されました。 トレーナーはハンマー投げの室伏広治選手をも指導している名トレーナー。 決して筋力アップトレーニングだけでは、怪我も成績も良い結果が出ないと言う事がよく分かる内容であった。

もうかれこれ10年近く前の話しになるが、当時ウチにも3名のプロテニスプレーヤーが来院していた。 昔から小生は縁故でスポーツ選手を使うのは性に合わない。 現在の治療以前の繋がりを広告等で使っても、それは決して現在の小生の実力・力量では無い。 治療なら治療だけで戦う。 譲れない仕事の一線は決して他人に頼らず。 その上で出逢った彼ら。 東京オープンで優勝をするほどの彼ら。 今振り返ると、今ならこれが出来るのに、もっとこうしてあげれたのにと我が身を振り返る。 30才を過ぎた現在でも現役で頑張っている彼らの姿を、今でも影ながら応援している。

特にこの2年、当院でも取り入れている理論。 まだまだ最先端で活躍しているトレーナー仲間らには敵わんが、出来る限りの最先端を全ての患者に提供している。

全ての若い選手のこれからの活躍を大いに期待し、応援したい。 その活躍の為に、出来る事をコツコツやって行くのが我々の仕事なのだ。

2012年01月26日

テニスにゴルフ、また次ガンバレ!!

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昨日テニス全豪オープン準々決勝の錦織圭選手、残念でしたけどお疲れ様でした。 試合後のインタビューはそれでも何故か清々しいものであった。 相手のマレー選手のコメントも非常に紳士的で好感が持てる。 会場に居た観客もニシコリコールがあがるほど、国籍など関係無く、若い選手を応援する映像に多くの日本人は感動感激した事であろう。

本来ゴルフもテニスも紳士なスポーツ。 負けても勝っても紳士でなければならない。 決して目を吊り上げてやるものではない。 試合中も試合後も、見るもやるも清々しくなければならない。

勝ち負けに拘らないでは無く、勝ち負けのその先を考えてスポーツをするのだ。 錦織選手を見ていると、誰もがその彼の将来を見る事が出来るであろう。 その彼の魅力に会場に居た観客も共感したのではないだろうか。

これから将来のあるすべての若い選手に、勝ち負けのその先にある大切なものを、スポーツや治療に取り組む我々全員は伝えていかねばならない。 その為には我々自身がそれを理解していなければならないのだ。 

2012年01月27日

小児ぜんそくとスポーツ

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スタッフと鎮痛薬について勉強&ミーティング。 分かっているようで分かって無いアスピリンについて。 作用機序を一つ一つ復習をする。 まずここを理解していないと、臨床でよく出会うNSAIDは勿論アセトアミノフェンとの違いも理解出来ない。 

小生らの民間療法でも年に数回、この辺が役に立つ事があるのが子供の患者。 特にスポーツを熱心に取り組んでいる子。 長く痛い悪いで悩んでいる子の場合は要注意。 過敏喘息のケースでは、その頻度は小児ではまれであるが、それでも視野に入れ対応、父兄への説明にもあたる。

喘息意外にも当然ここに書ききれない細かい事が幾つもある。 少しずつではあるが、臨床に合わせてスタッフ全員、院全体でアップデートしていきたいと思う。

2012年01月28日

本日麻生区柿生はだるま市!

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ゴメンナサイ、本日午後は半休シマス。 m(__)m

今日は一年に一度の柿生のだるま市。 関東で一番最後の「納めのだるま市」と呼ばれ、とても賑わいます。 300とも400とも言われる露店の数で、それはもうだるまそっちのけで大騒ぎデス!(笑)

毎年患者大勢引き連れて、柿生だるま市ツアーなんてやっちゃってますし。


麻生不動院は火難から人を守るとされ、「火伏せのお札(ふだ)」「文久銭(火伏せの利益がある)」と「だるま」を買う多くの人々が訪れます。 

お時間のある方、是非皆さん足を運んでみたらいかが?!

2012年01月29日

お疲れ様で宜しくね。

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我が町柿生の一大イベントが終わりました。 “だるま市”。

今年は土曜日と言う事もあって、ここ数年の中では一番の人出。 それでも5、6年前に比べると、人も露店も減りました。 これも不景気の影響でしょうか。

我が麻生理学チームも今年は19名で大宴会! いゃ~今年も盛り上がりました。(笑)

普段治療では見れない聞けない患者さんの顔も身体も意見も、見れて聞けてコレがかなり治療に役立ったりで。 医療は “人を診る” と言う通り、分かりあえば分かりあえるほど診れる事が増えるもの。 どちらかが一方通行で分かりあう気が無い人間も現実は数多くいるが、少なくとも此方側からは常に分かりあうスタンスで接するように心がける。 しかしそれが逆に押し付けになってしまえば、それはそれで一方通行になってしまう。 この辺のさじ加減は、人生経験豊富な先生には敵わない。 

よく広告で、 『○○万人の豊富な治療経験で!』 などと言うものも最近みかけるが、よくよく計算してみると全くもってお話しにならない数字。 本人は多いと思っているから書いているのだろうが。 仮に多かったとしても、揉んで電気で温めてなんざ、拝んでいるのと大して変わらん数字だ。 

一人一人を大切に丁寧に、それをコツコツ積み上げてこそ経験となる。 その経験が、また次の治療へと繋がる。 目先の数字稼ぎ治療では、患者と分かりあう事など到底あり得んのだ。


今年もまた、一年間患者もスタッフも無事に元気に過ごせた事に感謝して、だるまを収めた。

2012年01月31日

体幹トレーニングとバイオフィードバック

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昨今、スポーツをする人であれば誰でも必ず聞いた事がある体幹トレーニング、コアトレーニングという言葉。  今まであまり注目されてい無かった事、意識してトレーニングする事がなかなか難しかった部分。 その部分を鍛えようという事。 分かっていても、コレがなかなか難しい。 やってはみたものの、それが本当に体幹に効いているかどうか分かりずらい。 

この手のトレーニングは、基本決してパワートレーニングでは無い。 いわゆるひとつのバイオフィードバックであるのだが、更にますます意味が分からない方向へ。 理解も目的もゴッチャゴチャ。

ただ単にこの筋肉使って動かして! と言われても、果たして本当にそこが使えているのかレベルがホントのところ。 一流プロ選手ですら、初めは良く分からないと言うぐらい。 本来はどのレベルで神経支配が促された動作なのかを把握しながら、レベル、強度アップをしなければならない。 ここで登場するのがバイオフィードバック装置。 ただ単に筋電計状態で流れてますね、使えてますねでは素人。 自転車好きの30代ロードレーサー兄ちゃん達のハートレートモニターと一緒。 200までいった、ハイ万歳状態。

出力電位は勿論、左右差、動作姿勢変化も加味してコアトレーニングプログラムを作成する。 先週の日曜は二人、週始め火曜午前今時点一名。 リハは勿論、今後のパフォーマンス向上の為のツールとして装置も使う。 今までは指導者の経験値に頼っていた、バラツキの多い物を、より具体的に科学的に。

また機会があればこの辺はトップサイトにまとめて、ウチの個性としてアップしてみたいと思う。 

本当に使えていない筋肉を、より正確に把握してみたい方、是非。

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