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今年最近昨今の整体院事情

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今年は例年に無く多くの整体院、カイロプラクティック治療院の知人同業者の廃業の話しが耳に入ってきた。

職業、企業の種や大小の差に関係無く、非常に辛い一年となった。 それは小生のところであっても決して例外では無い。 特にそもそも医療というものは、保険は特に儲けさす為では無く患者の為にあるものであり、ビジネスという概念がら外れて然りのモノなのだ。

そうはいっても潰れてしまっては、頼って訪れる患者を診る事すら出来なくなってしまう。

確かに昨今はネットの普及等で、誰もが多くの情報を手に入れる事が出来る時代になったが、それらを処理する人間側の能力や質は、決してそれに伴って向上してはいない。 むしろ残念な人間が増えてしまった。 可笑しな事にその情報の多さに埋もれてしまった可逆性か、より単純で分かり易いモノが受けているというのも時代の特徴であろう。 

知人でも無い近隣同業の宣伝にもなってしまうが、その近所で整体を営む若い兄ちゃんは、自分の選手としての経験を生かしたあるスポーツを前面に出し、そのスポーツに特化した整体院としている。 これは分かり易くて良い。 しかもそこから派生して他のスポーツの患者も必ず来る。 小生が患者なら逆に行くであろう。 むしろ今行って揉んでほぐしてもらいたいぐらいだ。

先述で “単純で分かり易いモノ” と書いたが、分かり易いは良いが単純は駄目だ。 質の低い消費者は双方が同じと勘違いしているが、より高度なモノを分かり易く提案してこそ、質の高いモノと言える。 それが分かるにはよほど頭が良いか、それ相応レベルの企業での経験があって身に付くもの。 小生もまだまだ諸々勉強中であるが、それでも最低限の事は前職、販社子会社孫会社であったが、在籍は短かったが最後の輸入商社で学ばせてもらった。 

やって来る患者の多くは、小生より遥かに社会の最前線でバリバリ働く企業人ばかり。 日々多くの事を患者は教えてくれ、学ばせてもらっている。 現金商売の会社ごっこで満足しているようでは、一生泥沼に沈む事だろう。 その沼にゆっくり沈んで行く事に気が付きもせず。 気が付いた時は既に手遅れであり、ならばむしろ気が付かぬ方が良いのかもしれない。

痛みで苦しみ、悩む患者を泥沼に沈んで行くのを見過ごす訳にはいかない。 それを全力で引きずりあげるのが我々の仕事なのだ。 不景気を理由に、目先の商売に決して走ってはいかんと、多くの同業者に言おう。 進むべき道を見誤るなと。

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