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進化したいケド退化

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アミラーゼから始まった現代の生化学、普通の人は猿から人間に変化した進化の過程が浮かべば、生化学は充分であろう。 

実はこの “進化” と言う言葉がとても難しい。

単細胞から膨大な月日をかけて次第に変化して現生の複雑で多様な生物が生じてきた。  確かにこれは環境への適応による形態・機能・行動などの変化なのだが、この変化の全てが必ずしも進歩とは限らないのである。

では退化とは何か?   退化と聞くと、どんどん悪い方に行く事のイメージがあるが、進歩したものがもとの状態に戻ることを言う。 本当に悪い方に行けば、どんなに頭の悪い奴でも気が付くが、今まで歩んできた物が退行していく事には全く気が付かぬ。 たとえそれを他人から指摘されたとしても、自分は変わっていないと言い張ったりもする。

人は進化を望むが、退化には気が付かない。

今自分が置かれている立場や環境に適応しようと人間は自ずと努力をする。 良い事も悪い事も。 

例えば職場が、本を読み資格を取り、非常にみな勉強熱心な人達が多かったとしよう。 自分も遅れまいと頑張って勉強したとする。 いわゆる進化。 研究職ならそれも良しだが、もしそれが顧客一番に考える職種であったら、費やす時間は開発研究では無く、改めて多くの時間を顧客の立場になって考える事に時間を費やす必要があるのかもしれない。 最新の知識が付き、商品が開発されたとしても、顧客の心が離れて行くとしたら、それは進歩ではない事になる。

適応し、進化したとしても、それが必ずしも進歩とは限らない事実を、どれだけ客観的に見つめる事が出来るかどうか?!


我々の職種で一番大切なのは、勉強でも資格でも無く、患者。 知識で治るのであれば、皆病院で治っている。 医師以上の資格は無いのだから、医師の真似事をしても、そもそも方向からして間違えている。 患者は今より良くなる事を望んでいる。 どんどん新しい事をつぎ込んだとしても、果たしてそれを望んでいるのか、必要なのか?


身体も思考も小学生に逆戻りしている大人になってはいないか!?  そんな大人子供、オッサン子供じゃサムイ大人。 恥ずかしいね...  気をつけマショ。

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2011年12月07日 08:28に投稿されたエントリーのページです。

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