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最後に一言。

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“振り返れぬ者、破滅への一途”


11月の今日一日。 いよいよ今年もあと一カ月となった。 多くの会社員は、今年一年振り返って数字その他諸々最後の修正・補正に毎年追われる時期だろう。 敢えて言うならば、この時期本気で振り返れぬようであれば、より良い来期になど出来る訳が無い。


知らぬ若者もだいぶ増えたが、バブルと呼ばれた約25年ほど前、今振り返れば恐ろしく景気も良く、我々の業種も 『腕が良きゃ患者は来るんだ!』 と当時の開業者は皆口をそろえて同じ事を言っていた。 確かにそうだった。 今よりも同業者も少なく、保険・料金に関係無く、患者を取り合う事も無く、黙っていても患者が途切れずやってきた時代であった。


しかし、そこには大きな間違いがひとつあった。


それは皆が皆、自分の腕、治療に自信満々であり、誰もが自分は大先生だと思い込んでいた。

患者は治ったら来ない。 治らなく、嫌われても来ない。 どちらにしても基本いつかは来なくなるもの。 そしてある時、たまたま嫌われてない患者だけが再来院でやって来る。 必然的に会う患者は全員気に入られた患者のみ。 ここで思い込み、誤差が生まれる。

ある先輩が言っていた。 『治ったらどうして治ったのか考える。 治らなかったら、もっともっと考える』 と。 治療も痛い時と治った時、同じ治療する訳が無い。 治ったら治療を変える。 治らなかったら当然変える。 どちらにせよ振り返り、今までの自分を見つめ直し、ダメな所を修正してこそ、よりよい次のステップとなる。


たとえ他人から見て、つじつまの合わない可笑しな言動をしている人間であっても、当の本人は自分は間違っていると思ってはいない。 治療・治癒でも仕事でも、今より治る、上手く行くかどうかの境目はここにある。


“振り返れぬ者、破滅への一途”

既に廃業した多くの同業者の唯一にして最大の共通項。 それを過去何十件も見てきた。 反省と後悔を繰り返して人間の脳・思考は前進するもの。 時には立ち止まり、自分自身を見つめ直そうではないか。 皆の幸せの為に...

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