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一年中多い風邪で安請け合い。

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風邪ひいたなんて言葉は、年がら年中耳にするはず。 流石にゲホゲホでは無いが、当然我々のところにもそれなりにやって来る。 そんな一般的な風邪ではあるが、その風邪に対してどれだけ正しく、正確に判断・診察して応対しているであろうか?

自律神経がうんぬんカンヌン言って、ココを刺激すれば緩めればなんて、危ないにも程がある。

その “風邪” そのものを、どれだけきちんとグルーピング出来るか否か!?  「あ~、風邪ひいちゃったんですか、大変ですね。 風邪にはコレがココをこうすると楽にナリマスヨ。」な~んて、ホントどうかしている。

まず上・下気道症状をどれだけ診れるか。 そして目立つか目立たぬかでまず考える。 (a)非特異的上気道炎型。 せき、はな、のどに症状が現れている奴。 (b)急性鼻・副鼻腔炎型。 これははな。 (c)急性咽頭・扁桃炎型。 のど。 (d)気管支炎型。 せきのタイプ。  この4つは上・下気道症状が目立つケース。

逆に目立たぬケースには、(e)高熱のみの型。 (f)微熱・倦怠感型。 (g)下痢型。 (h)頭痛型(髄膜炎型) などがある。 最後の髄膜炎なんか、我々の専科でも無視出来ぬ重要な鑑別診断のスキルが必要とされる。

最低限、風邪を語るにも必要なスキルが備わっていて、はじめて患者として症状を受け止めるもの。 でなければ早急に専門医院にまわすべきだ。

薄っぺらい知識で安請け合いは、重篤で無かったとしても、患者に対して失礼以外の何物でも無い。 その点、薬剤師さんはシッカリ勉強されている。 相談するところを間違えぬように。

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2011年11月01日 12:25に投稿されたエントリーのページです。

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