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スポーツトレーナー、アスレティックトレーナーってナニ!?

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学生時代、ちょっとしたきっかけで外国人トレーナーと知人になった。 珍しい所だと、ロシアのスポーツトレーナも知り合いに居た。 

お国柄的違いをあげたらキリが無いが、共通項も幾つかある。 それはトレーナーがすべき役割について。 しかし、もっとも大切なこの部分が日本と大きく異なっていたのだ。

今現在でも変わらないところに、トレーナー=(イコール)、マッサー(筋肉を揉むのが専門)と捉えている者が少なくない。

アメリカの多くの大学でスポーツトレーナーを専攻すると、メディカルが専門のトレーナーと、アスレティックが専門のトレーナーとに分かれるが、学習カリキュラム上では特別分かれていない場合が多い。 基本、自分の希望によるのだが、多くはインターン、実習先で変わる。

一見、マッサーは筋肉のケアも治療も両方行えるスキルを持っているように思う。 確かにそうでは無いとは言えない。 しかしどんなに良いスキルが有ったとしても、たとえそれが筋以外の骨格系・神経伝達系だとしても、技術では無い “診断” のスキルが重要になって来るのである。 この診断と言うものは、単なる知識や検査で導き出せるものではないのだ。


理想は治療もトレーニングも出来ればよいのだが、仮に知識があったとしても、その知識の身につけ方によっては偏った思考になってしまう。

たとえば筋力が付けば治るとか、筋肉が硬いから痛くなる。 だから筋肉付ければ痛みが消えるなどは、最もベタな例。

考えても見てくれ、じゃヒョロヒョロ痩せっぽちは皆痛くなるのか? 筋骨隆々は皆痛くないのか?!
ぎっくり腰で一歩も歩けないと言ってやって来る患者でも、前屈で手がベタ~ってのも何人も見ている。町に氾濫するスポーツトレーナー治療院の多くが、身体が固いから柔らかいから、筋肉が有るから無いからで決めつける、素人惹き付けご提案が粗雑だと言いたい。


日本におけるトレーナーの定義はまだまだ曖昧。 語る者によって大きく違いがある。 しかし、違いを無くせば良いのではない。 その幾つもあるトレーナーとしての仕事、役割を、選手に合わせて先入観を捨て、総合的に提案をするのだ。 間違ってもストレッチだけで、筋トレだけで幸せになれるなどと言う所では何も学べないのだから。 訪れるべきところを間違えないで欲しい。

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