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独立開業、達成感と充足感。

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学生時代、誰でも一度ぐらいアルバイトをした事があるだろう。 与えられた仕事を完了した時、どのような気持であったか覚えているだろうか?

通常、多くの人間がやり終えた仕事に、達成感と充足感を覚える。

しかし、根っからの経営者、起業家向きの人間はどうやらそうでは無いらしい。 達成感、充足感よりも、どうして自分が先に思いつかなかったのか? 今度自分独りでやるにはどうしたら良いのか!? と言う感情の方が強いらしい。 小生もそうであるが、そこまで思い込む事は無い。

一時期、一世を風靡した某IT起業家。 残念ながら最近収監されてしまったが、どんな才能があろうとも、その軸がブレてしまうと当初とは違った道を歩んでしまう結果となってしまう。

まぁ、考えてみれば世の中勤め人の方が多いのだから、当たり前と言ったら当たり前の話し。 起業家の方が多かったら産業などそもそも成り立たぬであろう。 

本来勤め人気質な人間が、自分の本質、本分を見極められず起業してしまう最大の理由は、見栄や金の欲と我慢の無さが本分・本質を上回ってしまったからなのである。

医療や保健制度は、儲けさせるための制度では無い。 困った患者の為にある制度。 本来、金の為の生業では無い。 だが職業である以上、その対価を客、患者から受け取る事になる。 当然その対価以上のサービスを提供してナンボだ。

昔から諸先輩に一人で一日平均5人以上患者が来なければ廃業しろと言われてきた。もちろん是は保険外診療の話し。保険診療なら掛ける5倍くらいだろう。  商売として最低限対価を取れる質が備わっているのであれば保険外一日平均10人だ。 趣味やこだわりでやっているのであれば何人だろうとかまわんが、趣味に付き合わせられては患者にとってはたまったモンじゃ無い。

常識で考えれば一人で平均15名。 スタッフ10人で100名なんて、経営者はチョイ揉みやらせて小銭で満足だろうが、そこに勤める従業員は当然10名以下の実力しか付かぬ。 これは悲劇だ。

ウチはスタッフ3名で50人が目安。 最近は小生の頑張りが足りんのか、かなり毎日綱渡りなのだが。

何にせよ、人は誰にでも本分と言うものがある。 それをそれぞれの職種で見極め、発揮せねばならぬ。 今自分がやりたい事、たとえそれが勉強であっても、目の前の 『コレを今したい』 という欲に目を曇らせてはならないのだ。 本質は既に自分の中にあるものなのだから。

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