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3連休2セット=ぎっくり腰!

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一年でも珍しい3連休の2週連続。 3連休など年に2回、とれるかとれぬかな我々としては羨ましい限り。 ホント、ウチのスタッフ達はよく頑張ってるわ。 感謝でアタマが下がる。

さて、暑さのピークも過ぎ、意外に皆忘れてるようだが毎年9月の連休、行楽地、高速道路は大渋滞で大混雑。 盆暮れ正月に負けないぐらい。 

気候が良くて、行楽でとくれば、次に必ずやって来るのがぎっくり腰。 そう、小生の所も行楽地バリに大混雑。 みすみす見過ごせば商売ニコニコであるが、そうはいかない。 定期来院な患者にはまだ防ぎようがあるが、未継続な患者に対しては対処・予防線の張りようが無い。

もし不幸にもやってしまった時の対処。 コレが意外にも皆雑。 同業であれ医者であれ、取りあえず安静などと言う。 近年、各国の整形外科分野でも行われ始めた比較対象実験。 そもそも内科等の治療は基本比較対象実験の上に成り立っている学問なのだが、整形外科学は比較対象実験がし難い学問。 だから何故その様な治療をしているのかと尋ねると、『何となくこの方が患者が良いと言っているから』となる。

急性腰痛、俗に言うぎっくり腰の比較対象事件例、実はこの数年、日本でも幾つかの報告がある。 急性腰痛の患者を様々な治療法の群に分け、1週間後、2週間後、1カ月後、3か月後、半年後、1年後の治癒と再発率を調査したのだ。

ある患者はとにかく安静、ある患者はコルセット、またある患者は湿布だけのように分けたのだが、どれもが誤差の範囲の違い以外、全くその有用性の差は見受けられなかった。 しかしたった一つ、唯一他と違い、しかも有意な結果が出たのが運動療法。 しかも運動、トレーニングをしろでは無く、やっちゃったその日から極力立て、歩け、動けと支持したグループなのである。

“極力”に個人差はあるが、ハナから歩けない動けない、やりたくないと言う患者に顕著な変化は見受けられなかったのである。

理論的な細かい事を書いたらキリが無いので割愛するが、一般的だと普通だと当たり前だと思い込んでる、そこを崩さなければ前進は無いのだ。

その前進の手伝い。 我々の仕事はその一言に尽きる。

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