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マウスをクリックしている時点で治療決定

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W.Proctor HarveyやJ. Willis Hurstに代表される偉大な医師や医学部教師は,次の5つの診断スキルの統合が必要であると述べている。

1. 病歴
2. 身体診察(視診,触診,聴診)
3. 心電図
4. 胸部レントゲン
5. 適切な検査所見(おそらく心エコー図を含む)

明敏な臨床家であれば、実際ほとんどの症例の診断は最初の2つによってなされる。そして後半の3つは追加検査というよりは、先の2つから得た診断を確認するに過ぎないことが多い。病歴と身体所見から導かれた診断が覆されることは、あまりないのである。

John Michael Criley, M.D.


これは小生が10年も前から、ホームページ等で現在も引用させてもらっている話し。 医学を志す者であれば誰でも必ず学ぶ事。 だが多くの者がいつの間にか検査で診断、診察するようになってしまっている。 見つかればそのせい、見つからなければ以上が無いと言う。

身体所見から答えを導き出し、其れを確定する為に検査と言うものがある。

小生のような科目の場合、重篤な症状は基本無い。 と言う事は、重篤ではないものを、辛くなるまで本人が現在まで持ち越してきているケースが殆どなのである。 

では何故持ち越してしまったのか? そこには本人の “意識” が大きく関係している。 

先日も新患からかかって来る電話に付いて書いたが、初診の治療はその電話で半分は決まっている。 残りは問診票の記入で3割、残りで初めて顔を見てだろう。 実はネットもそうだ。 毎朝ひと通りアクセス解析ログに目を通す。 アクセス数はどうでもいい。 どういう検索キーワードで、どのページをどのくらい見たかに重きを置く。 アクセスばかり稼ぐ、広く浅いページになるよりも、今これから来ようとしている人の動向を見る。 昨日とかぶるが、今日日全くブログも読んで無い様では問題外。 そんな日にやって来る新患と会うと、あ~やっぱりな... となる。

表題の通り、今日はこんな患者が来るんじゃないのかなぁ~と、来る前から既に予想が付く。 治療とは治るも治すもそう言う事だ。

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