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野球少年、サッカー少年。

少年野球に少年サッカー、バレーボールにバスケット、踊るバレエと、先週も相変わらず子供の新患があとを絶たない。

競技特性を考えて治療するのも悪くは無いが、そこに大きな落とし穴がある。 何でもかんでも膝痛は膝痛で一緒くたに治療したり、大人と同じ検査、診断、治療するよりはマシかもしれないが。


先日、初診で来た子供のお母さんが、帰り際受付で 『治っても連れてきた方が良いのですか?』 と言っていた。  整形外科以外にこういう所へ来たのは初めてだそうなのだが、当たり前に頭にある質問でも改めて面と向かって言われる事は少ないせいもあり、小生も小一日色々考えた。

いつも冗談交じりで、「こんなトコ、来ないで済むなら来ない方がイイに決まってる」 と患者に話す。 患者は皆決まって失笑するが、当たり前の話し。 「治す側が言うんだから間違い無い。サッサと治してドンドン来院頻度を下げる。 治した効果、良い状態を自分でキープできる様、身体も思考も変えていきましょう」 が決まり文句。

一番大切なのは一番最後の部分。 クルマでも機械でも何でもそうだが、壊れたら直すを繰り返すのではなく、壊れないように使う。 何度も壊れていたら、そのうち直せなくなるのは常識。 何事も限界はある。 その限界を少しでも先にする為の努力を “最大限” に出来るかどうかだ。 ベテランと言われるスポーツ選手は、皆その努力を惜しまない。 将来のある子供であれば尚更、その将来を短くするような事をしてはならぬ。


今の都合と欲でスポーツをしたせいで、現役を退かなければならなくなったプロスポーツ選手を何十人も見てきた。 限界のある選手生命をしっかり認識し、今できる事を考えて取り組まねばならぬ。 この事実に年齢は関係無い。 治療は勿論、トレーナとしてやらなければならない事は、筋力増強でも柔軟性、バランス向上でも無い。 身体活動そのものを向上させる。 其れはスポーツ選手でも一般人でも、子供でも障害のある方でも基本的な大切な部分は同じ。


大切な事を膝を突き合わせて考える。 一番大切なところを忘れちゃいけない...

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