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腰痛とアセトアミノフェン

内臓起因性腰部痛についてスタッフへ研修。

殆ど基礎的な部分は学校で丸暗記勉強させられてきてはいるが、どうも臨床で使えていない。

腎臓T12、L1に痛み、 肝臓T7、8、 胃がT5、 胆嚢T4、 膵臓T6... などとはスラスラ答えられる。 脊柱周囲の静脈叢をも留意。 ここまでは良い。

患者はどんな治療を受け、またどのような生活を送る事を目標にしているのかを考えねばならない。

食前食後の痛みの増強、消化性の問題、服用中の薬をも考慮する。 非オピオイド鎮痛薬の段階的な服用から考えれば、今現在(整形等で)出されているNSAIDsを見直す提案も、立場と理解を考えた上でする。

覚書であるが、解熱鎮痛薬であるアセトアミノフェンは軽い発熱や、寒け、頭痛などの症状を抑える解熱剤、鎮痛剤として用いられる薬物の主要な成分であり、アスピリンやイブプロフェンなどの非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)と異なり、抗炎症作用を殆ど持っていないが、胃を刺激せず、血液凝固、腎臓あるいは胎児の動脈硬化などの影響がない。 先述のオピオイド系鎮痛剤と異なり、興奮、眠け、などの副作用が無く、依存性、抵抗性および禁断症状に関する問題が完全にないという利点も持っている。

ましてやそれが市販薬で患者が服用している場合は、更に注意を払わねばならぬ。

病院より密な人間関係を築けるのが我々の最大の武器。 であるからには頭でっかちでは無い、必要最小限な知識と、最大限の患者理解への努力。  何が最大に必要か? 考え無くとも分かる事だ。

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