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骨折予後中学生とPNF

先月末から急に忙しく、毎日新患が数人訪れる。 基本、場末で静か~にひっそりコッソリ営業なウチにしては珍しい。  しかも面白い事にある特定の、隣駅の接骨院行ってたがと言う患者がもの凄く多い。 昨日も新患のうち二人がそう言う。 小生近所にも何軒も接骨院はあるが、数年前から殆どソコ。 まぁ、それだけ繁盛しているのだろうが、我が身を振り返って日々細かく反省と修正に注意を注がねばと思う。

昨日も、もうかれこれ4、5回目の中学生の男の子。 在るスポーツに真剣に取り組む、身体も大きくセンスのあるとてもいい子。 だが二か月前に骨折をし、整形外科、接骨院と通院したがダッシュは勿論、立ち上がり時も朝も痛いと言う。 

一軒は前述の接骨院、もう一軒の整形は、実は数ヶ月前のブログにも少し触れた隣駅に一年ぐらい前に出来た新しい整形外科。 以前、とある都内の医大で行われた学会での懇親会中の立ち話で偶然にも名前が出たところ。 高気圧酸素治療ならば効果はあるが、何の効果も無いリラクゼーション酸素カプセルを 「骨折を速く治せる」 と広告で大きくうたっているところ。 ウチの既存患者数名にも、 「そんな事があそこの広告に書いてあったがホント?!」 と質問を受けた事もあった。 その整形も他の整形より群を抜いて患者がやって来る。 

たまたまと言えば、たまたまなのかもしれないが、その二軒ともスポーツが得意!!と広告に大々的に書いてある。 それを好む患者だから、ウチの屋号にも惹かれてやってきたのだろう。 いたってフツーで基本ですよ、ウチは。

少年の話しに戻るが、整形で芳しくなく、馴染みの接骨院へ行って早くギプスを外して毎日一ヶ月間通院していたと言う。  皆、もう治っている筈だと言うらしいのだが、本人はまだ辛いと言う。 走って良いと言われ、本人も走りたいのだが走れないのだ。

さて、ココで小生が毎日うざく色々書いてるブログを面白いと読んでいる変人ならばお気付きであろうが、患者のタイプを精査できていない所に問題がある。 理論とテクニックの治療は論外。 だから小生はそんな無意味な内容はブログに殆ど書かんのだ。

本人に尋ねると、電気とマッサージ、それとどうやらPNFのような抵抗運動をしていたらしい。 PTや柔整の子たちは、なんか徒手の技が欲しいらしい。 やる前から抵抗運動系は小生なら優先順位は低いと判断する。 それは初診時の母親との会話だけでも分かる事だ。

現在、当然まだまだであるが、昨日初めてダッシュが出来たと喜んでやってきた。 傍から見るとまだぎこちないと言われたらしいのだが、本人は笑顔であった。

足りないモノを補う。 それが我々の仕事。 足りない事を見極めてから、事は始まる。 理論だけの独りよがりの治療は極力避けたいものだ。 俺も頑張るから、頑張れ!少年よ!!

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