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先ずその痛みの種類を理解してますか?!

いやはや昨日は忙しいんだか暇なんだか分かんない一日だった。  場末でショボクレたウチとしては珍しく新患満員御礼デーであった。

全くもって事前データの無い新患。 当り前かっ。  このゼロから紐解いていき、患者本人が 『あ~ナルホド』 と言ってもらえる事にまとめられた時、治療家として喜びがある。  この、 『あ~ナルホド』 がもっとも重要なのだ。

魔法や手品では無いので、そうそう1回で良くなる訳が無い。 そう言いながらも治す側は一回でも早く治してあげたいと思う。 しかし患者側にそう思わせてはいけない。 急いては事をし損じる。 慌てる乞食は何とかで、急いで治せと言う者ほど得てして治らず、病院治療院を渡り歩く。 そもそも同業の輩に、未だに 「当院は一回で治す!」 などと言う客寄せキャッチを使うものが多い。 

当院の隣駅にも誇大キャッチをうたっている治療院があるが、そこの数年前のオープン当時から何故かそこからだけ患者が多く流れてくる。 やはり昨日も2名の新患からその名前が出てきた。 コリャ、我が身振り返らねばと毎回思う。

確かに痛みをとめると言う事は重要である。 以前も疼痛について書いたが、体性痛、内臓痛、関連痛を神経線維や神経経路、その修飾を考え徒手や物理刺激療法をしなければならない。 しかしその院から流れて来る患者の多くが、まるで真逆な組み立ての治療を受けている。 まぁ、50%の確率でたまたま良くなっている患者もいるのだろうが、小中学生の患者君でも、『あそこは揉むだけだから』と言う始末。  いやいや、コレは一歩間違えたら他人事では無い。

先述の通り、スグには治らん。 常識的な患者は当然それを理解している。 それをコチラが正しく汲み取り、理解し、丁寧に提案すれば患者は笑顔で治療に取り組んでもらえる。  もしそれが急性疼痛では無く、慢性であった場合、更に重要になる。


先ずその痛みの種類を理解する。 それは検査や理論で分かるものでは無い。 検査機械いっぱいあるよと言っている治療院ほどヤブなのは昔から常識。 “やぶ” とは一術しか身につけていない者を言い、修行の浅い禅者にたとえる。  その通りだ。

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2011年07月29日 08:30に投稿されたエントリーのページです。

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