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2011年06月 アーカイブ

2011年06月01日

アウトドアシューズの選び方。

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先日の尾瀬にも新品のメレルのシューズで挑んだ。 ウッカリしてたいした足慣らしもせずに。

昔の好もあって、患者さん向けに待合室でメレルの販売も長年行っている。 単なるフィッティングだけでは無く、用途はもちろん、その人の癖、行動・生活習慣も含めたコンフォーティングなフィッティングを提案する。

このコンフォートと言う意味をはき違えている(ダジャレでは無い。)専門家もいる。

大き過ぎず、きつ過ぎないジャストフィットが丁度良い靴な訳では無い。

尾瀬にも小生以外にほぼ新品シューズで挑んだ人が数名いた。 湿原で木道、しかも初心者。 タウンユースなら問題無いが、路面、傾斜、歩き方、アウトソール、捻じれにより滑る滑らないも変わって来る。 そんじょそこいらの靴屋のオヤジや兄ちゃんとは次元の違うフィッティングを小生はする。ソリャ、プロ以上だからネェ~。

カタログや本、説明書に書いている事では無く、書いていないその裏の商品詳細を見抜き見極め、それが消費者以上のプロの必須条件。 使って無いから履いて無いからではく、それ以前から確定させるのは診察も同じ。

ちなみに今回、尾瀬の木道には予想通りメレルのMOAB MID GORE-TEX XCRがドンピシャリ。水も入らなければ、一度たりともズルっとこない。 はてさて、今度はどれを確定診断しようカナ。(笑)

2011年06月02日

メレルでベアフットランニング

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ベアフットランニングと言う言葉をご存知であろうか? まだまだ耳慣れないその言葉、ランニングブームの昨今に在って、脚光を浴びつつある。

ベアフットランニング、即ち裸足あるいは裸足感覚で走る事。 その歴史は意外にも古く、その昔のオリンピックマラソンを足袋で走った日本人にまでさかのぼる。 近年、その裸足ランがアメリカでブームとなり広がりを見せている。

そこいら辺のウンチクや詳しい理論・走法はググるか専門書で学んでもらいたいが、昨日に続き靴選びについて一言。

本来人間は裸足の生き物。故に構造的にも人間の足は裸足で走った時に一番効率的に衝撃吸収できるようになっている。 ウォーキングでは無く、走ると言う事。 スピードが上がると言う事が前提で考えてもらいたい。 100mスプリントでは選手全員、踵では無く前足部で着地をする。 速く走る、衝撃が増える、その衝撃をいかに吸収するか、人間として一番自然な衝撃吸収の走り方を学ぶランニングなのである。

ではどうやって、どのような段階を経て学ぶか?  もちろん素足で走ればそのフィーリングを一番感じ取る事が出来る。 しかし家の庭、近所に広大な芝生でも有れば話しは別だが、そうはいかない。 流石に靴は履かざるを得ないだろう。 靴を履いた時のその靴がいかに素足感覚に近いのか。 しかもある程度足を守ると言う責務もある。

学ぶと言う事を大前提に考えると、フットベットは限りなく前足部と踵がフラット、裸足に近い必要がある。 ベアフットを提案している各メーカーのシューズが、いまだ踵部が高い構造の中に在って、メレルのベアフットシューズはフォアフット着地を考えて前足部を1mm厚くした構造になっている。 コレがなかなか気持ち良い。

小生はランニングに限らず、ふだん履きでも推奨している。 もちろん患者にもよるが。

考えてみれば40年近く前、シゴキかスパルタかは知らんが、何故か親に蹴られながら小一の夏休みから始めさせられた毎朝のランニング。 当時の靴なんてみな裏は生ゴムでペラペラ。 身体が大きくなり始めた中学生時にもなると時折膝も痛くなり、誰に教えられたでも無く自分で走り方を工夫していた事を思い出す。

ベアフットランニングは、そんな懐かしさをも思い出させてくれる...

2011年06月03日

他人の意見、悪しきは8割、良しは2割。

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他人の意見をどう真に受けるかと言う話し。

仮に「この服どう思う?」と言われて、ズバリ変だ!とはなかなか言えない。言えるとしたらギャルかオバハンぐらい。 普通は言えん。 「そういうの、私はハッキリ言ってもらった方がイイタイプなのよ!」な~んて奴に、いざホントに言ってみると人一倍ムッとしたりするから面白い。 まぁ、良い話しを真に受けるのは2割ぐらいにしておいた方がいい。

では悪い意見はどうか?! 是こそ心掛けの問題。 自分自身、家族、社会一般常識の為に向上の心があるかどうかだ。 悪い意見や話しを聞いたとしても真摯に受け止め、より一層の社会との調和を取らねばならぬのだ。 自分自身にとって不快、不利益な意見や話しだとしても8割受け止める。 100%受け止めたらシンドイから80%で良い。 カッとなって言い返すなどは言語道断、人として失格だ。

小生、人間としてまだまだ未熟なせいか、カッとする事しばしば。 そういう時は必ず相手を「可哀そうな人だな」と思う様に心掛けている。 悪い奴と可哀そうな奴は同じだと。 可哀そうだな、どうしてそんな事言っちゃうのかな?、しちゃうのかな??、どうにかしてあげたいな?!と、どちらか一方でも思えば争いには為らない。 カッとなって、ガッと言ったり手を出すから戦争やケンカに発展する。

悪い事があっても8割受け止める広い心を持つ。 そんな事が欠けた世の中なのではと思い、スタッフ達と話し合った昨日一日であった。

2011年06月04日

武器か、技か、それが問題だ。

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「生きるべきか、死ぬべきか、それが問題だ」

有名なシェークスピアの悲劇「ハムレット」の中のハムレットの一説であるが、この原文『To be, or not to be, that is the question.』には「生きるか死ぬか...」以外にも幾つか解釈がある。

劇中、ハムレットが窮地の決断に迫られた時の言葉だか、どんな訳であれ言葉そのものの意味では無く、苦悩、葛藤するその心理描写がこの盤面で言い表されている、素晴らしいセリフなのだ。 乱暴な言い方だが、言葉の意味や翻訳そのものは問題にならないのである。

彫刻であれ絵画であれ、その意味や答えを一つに求めるのでは無く、見る者一人一人の見かたによって様々な解釈が在り、良しである。 そもそも答えを一つに求める時点で、ナンセンスな芸術的鑑賞だ。

だが近年、進んだ文明によって労せずして多くの物や情報が手に入る時代になってしまった。それによって自分で考えているつもりが、知らず知らずのうちに他人の考えの収集や模倣になってしまっている。 我々でもそうなのだが、テクニックや知識、経験と言う身に付けた武器と、どう上手に適切に使うかと言う技のバランスを大きく欠いてしまっている場面を様々なところで多く見かけるのだ。

治療、医療で重要なのは、その治療手技では無く診察であり、その診察はテクニックでは無く患者から学ぶと言う所にある。 

スポーツを例にとっても、日本でも急速にクラブチーム、地域スポーツが増え、上記と同じような現象が増大し、この2、3年訪れてくるスポーツ愛好家にも大きな変化が表れつつあるのだ。

何故か昨日多かった頭痛の患者と、近所の方で急患の不明熱。そもそも専門外であるのだが、それも適切なプライマリケアの診断しなければならない最重要項目。 自分自身ではどうする事も出来なく、歯がゆいケースの診療も日々多いが、出来る事を誠心誠意、自己満足にならぬよう戒めていかねばならぬ。

2011年06月05日

治療院、病院の駄目なサイト

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全国規模の外食や服飾のチェーン店HPなら、そりゃひとりでも多くの人のハートをキャッチする為に作り込むであろうが、医療の様な儲け主義厳禁な場合は当然違ってくる。 もっとも中には儲け主義の輩もいるかもしれんが。

ダメな項目書いたらキリが無い。 毎日自分の食ったもの画像アップのネタ無しブログや、家族子供ネタ満載でアットホーム感ムンムンいらっしゃいませであったり。 個人のブログであればかまわんが、パブリックなサイトでコリャ酷い。

パブリックで昔から言われるもっともダメなのが、“患者様の声” と言う項目。 書いてもらったアンケートを添付したり、今までずっと、どこへ行っても、お陰さまで治りました凄いです的な意見らしい文章を載せたページが在ったり。

何十年も昔から諸先輩達に、『患者は全員治して当り前。広告にこんなに治りましたなんて載せるのは、腕の無いオバサン治療師が情に訴えて客寄せする手法ダ!』 と言われてきた。

それもそうなのだが、そもそも “患者様の声” と言う言葉の存在意義をハナっからはき違えている。

“患者の声を聞く”、患者の声を正しく正確に聞く事が、如何に重要で難しい事であるか!?  診察・問診、Onsetに一番重要なのは、患者の話に耳を傾ける為のスキルなのだ。 

アンケートとってダラダラ書き連ねる、カスタマーフォローアップしてますよ、更に最悪はその内容で集客しようと言う意図が見え隠れ。 真剣な患者ほど見抜くのだよ、陳腐な意図を。

小生もワザと書いてみるとすれば、昨日も患者の息子さんから手紙を貰った。ビリに近いほど遅いかけっこを速くしたいと言う事で寸前対策を教えた。 その甲斐あって2位だったのだが本人は全然満足していない。 小学低学年のその文字からは、悔しさと闘志がうかがえるものであった。 当然小生も良かったと言う気持ちゼロ、一位にしてあげれなかった悔しさ後悔満載。いっそ、失敗例ページ作りたいぐらいだ。

真剣な患者を真剣に受け止めるか、都合良く安く揉んでね患者を広く浅く受け止めるか。 患者は見透かすからな。

2011年06月07日

頭痛・発熱、どうルールアウト!?

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先週末は頭痛・発熱の勉強を。

できれば風邪であって欲しい。 風邪だと助かる。 いや、もし風邪では無かったら?と考える。

見逃してはならない頭痛の原因として、髄膜炎、くも膜下出血、緑内障、側頭動脈炎、脳腫瘍と、5つの疾患があげられる。 特に髄膜炎、くも膜下出血は緊急度が高く、見誤ってはならない。 よくCTを使うが、CTが役立つのは脳腫瘍のみである。 此処から先の詳しい所は、小生もほぼコピペになりかけるので自分で調べてもらいたい。

では何故今回、医師でも無い小生がこんなネタを書いたのか?

感度特異度を考えるとCTよりも先にやる事、やれる事がある。 それは眼底鏡検査である。 そう、我が院では10年以上前から眼底検査はシッカリやるようにしている。

頭蓋内圧亢進ではうっ血乳頭を確認できるが、急性のICP亢進に対する感度は非常に低く、うっ血乳頭を来たすのは脳圧亢進症状が数時間以上続いたときであるからである。

しかし脳圧亢進を示唆するのはもうひとつ、網膜中心静脈の拍動の消失が非常に重要になってくる。 網膜静脈拍動の消失は感度100%、特異度70%と、ICP亢進を鋭敏に検出する事が出来る。拍動があればICP亢進なしと断定できる。


頭蓋内圧亢進と網膜静脈の拍動の消失。


頭痛ひとつであっても通常、医師の方々は眼底検査をするかしないかは別として、そこまで考えて診察・診断をしている。
 
何でもかんでもCTや超音波画像検査に頼れば良いって事では無い。 ましてや機械が揃っている事を自慢げに広告に羅列している院は、たいていその本質を見失っている。


ちなみにうっ血乳頭の脳圧亢進のnegative LRは0.87であり、あまりあてにならない。

2011年06月08日

筋力不足に骨格の歪み、アライメント以外の原因

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過去に筋力が無いだとか使えていないとか、骨盤が歪んでいるからとか、アライメントがどうとか言われたと言ってやって来る患者は多い。 残念ながら思わしくないからやって来る。


昨年一年間に限った事では無いが、振り返ってみると下肢の不具合を訴えてやってくる患者が上肢より多く、骨格や筋肉以外の原因を見ると自己免疫性疾患のリウマチ(流石にギランバレーは少ないが)、結晶誘発性関節炎で痛風・偽痛風あたりはもちろん、比較的多い蜂窩織炎に、乾癬性関節炎による関節の腫れ、心疾患で膝、膝窩動脈捕捉のような血管の問題に、甲状腺亢進・機能低下がアキレス腱に足関節に現れる場合も。

あげたらキリが無いが、一年を通してザッと思いだすだけで最低限これぐらいは来る。問題はこれらを診察で鑑別できずして、当院は骨格調整デスとかアライメントに重きをとか、全てを型にはめた治し方を、理論に当てはめた治し方をしていてはいけないのだ。

これらすべては画像診断や血液検査をせずとも身体所見から導き出せる。 爪の診察で乾癬性関節炎をみつけ、ABIを感度特異度だけで考えず触知で考察、ギラン・バレーですら1週間前頃に下痢を問診したり。 昨日の網膜静脈拍動の眼底所見だってそうだ。

治療に当たって最も重要なのは診察力。 いかに身体所見を的確適切に取れるか。 人を治す事に於いて最も大切な事のスキルを磨かない者が非常に多いのが実状。 以前も書いたが知識を武器では無く、凶器にしないでもらいたいものだ。

2011年06月09日

眼底検査のスタッフ研修

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昔のお医者さんは沢山話しを聞いて、目診て喉診て診察してくれた。 だが今はパソコンしか見ていないと多くの年配患者が言う。 そこまで極端ではないのだろうが、明らかに患者を見るスタンスが変わった事に、患者側が違和感を感じているのは事実であろう。

検査はあくまで診察を確定するもの。 検査で診断診察するものでは無い。

脊柱や四肢の痛みであっても、筋肉や骨格以外の原因は山ほどある。 筋骨格系ならばある程度のモーション検査で確定は出来る。 しかし内科的な問題はなかなかそうはいかない。

そこで小生が開院以来、真っ先に取り入れたのは眼底検査。 この眼底検査からは様々な事が分かる。 緑内障や網膜剥離はもちろん、糖尿病性網膜症、眼底出血、網膜色素変性症、眼内腫瘍、視神経萎縮、乳頭浮腫、脳腫瘍、くも膜下出血などあげたらキリが無い。

眼底の血管は人間の体の中で唯一直接に血管を観察できる部位のため、そこを観察することで動脈硬化、脳腫瘍、高血圧などの全身の病気が推察でき、生活習慣病の検査としてもとても有効である。 また眼底には脳へと繋がる視神経の出入り口があり、脳内の血管の状態も推測でき、脳の病気や診断にも役立つ、高血圧や糖尿病による血管の変化を見るうえで欠かせない重要な検査なのだ。

動脈硬化性変化にキースワグナー度、研修は果てしないがのんびりやるとしますか...

2011年06月10日

頭痛外来 群発性頭痛

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医師でも病院でも専門医でも無いのでそこまで大勢では無いが、毎日2~3名必ず居る頭痛を訴える患者。

『凝ってるからかしら』、「凝ってますからネェ」で頭痛を済ませているのがコレマタ怖い。 まぁそんな我々が殆どだが、診断のスキルを学ぶところが無いのだから仕方が無い。 「こんな風な頭痛は危ないぐらい知っている」という同業もいるが、それは診断では無く、素人・テレビ健康番組レベルの知識。  恐ろしい...

もの凄く一般的な疾患である頭痛。 実は正確に診断・診察するのは非常に難しい。 この数回の眼底検査でも多少ふれたが、問診や検査以前に、読んで覚えて理解した気になっているその知識そのものにも大きな誤差が含まれている。

こと一番強い痛みと言われる群発頭痛は問題。 20~30歳代の男性に多いとか、カフェルゴット、クリアミンA等の血管収縮作用薬とか、飲酒がどうとかぐらいは本でも読めば誰でも入手できる情報。 もしこれがその患者に裏目に出ていたら、これ以外に何かできる事がないか考えるのが我々の仕事。

基本、群発頭痛も片頭痛と同様に「血管性頭痛」。 脳表面の血管、その血管の拡張によって、血管周囲の神経網が伸展され、痛みを感じる。例えばストレスその他で普段から、脳表面の血管が収縮している状態だとする。 健康な人はちょっとぐらいその血管が縮んだり伸びたりしたぐらいでは頭痛は発生しない。 しかし常に縮んでいたとするとそれが通常となり、血管周囲の神経網も縮んだ状態が通常となってしまう。 そこでふと緊張がゆるみ、血管が普通の太さに戻っただけで神経網は伸展された状態になり、頭痛を感じてしまうのである。

そんな状態で常識とされる血管収縮作用薬の話しになる。 確かに飲むと頭痛は軽減されるが、当然収縮状態をスタンダードとさせてしまう。 いわずもがな悪循環である。

正しい知識は丸暗記からは生まれない。 学ぶと言うスタンスを間違えてはいないかと言う自問自答。 答えはそこから始まり、生まれるのだ。

2011年06月11日

まさか勉強すればすべてが手に入るとでも...

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トゥルルルル、トゥルルルル、トゥルルルル、

ガチャッ!


「もしもし、麻生スポーツ理学センターです」

『あのぅ、新しい専門書が出来たのですが、○○にご興味は?!』

「あ、そうですか。 取りあえず資料でも送って下さい。」

『ではサンプル送りますので、不用でしたらご返送クダサイ。』

「ハイ。」


ガチャッ...


サスガですね、ウチのスタッフ。 ガッツリ送られてきましたわ、二万数千円するDVD付きの分厚い本が、どデカイ段ボール箱に入って。(爆

まぁ、ソレが満更悪い本では無くテネ。 良い本なんですわ、なかなかコレが。 理論、臨床、テクニックまで、シッカリ海外の理学療法の現状・情報も満載で。 嫌いな方じゃないし、興味惹かれるんスわね、特に個人で開業していると。

本を買う時、どう自分の中で自問自答しているかどうか?! いいな、欲しいなで買っているのでは超問題外。 

小生、実は本を買う時、一ヶ月以上は悩む。 果たして本当に自分にとってその本、その情報が絶対必要なのかと。 その本、情報によって自分自身のどの部分が高まるのかを。

本よ読んだり講習会に出れば、自分自身が変われるなどと思っているとしたら、それは大間違いだ。 ましてや講義をする側ともなれば、更にその意識は高くなければならない。

視野が狭い、広いとよく言うが、それは何でもかんでも首を突っ込む事でもなく、自分のやり方、考え方を曲げずに突き進む事でも無い。 自負と傲慢は紙一重なのだ。


医療、診察する側に一番重要な心得。 “常に自問自答を忘れない” 。

机上で学ぶその前に、患者から人から学ぶ。 常に患者が先で、理論や自分の方針はその次。 今月より新たに加わった理学療法科等の学生バイトちゃん達4名には、今から初っ端から “学ぶ” と言う事を間違えて理解させてはいけない。 学校・資格の人生が、如何に将来多くの人を不幸にするかを、自己満足の勉強が無意味かを学ばせるつもりだ。


まぁでも二万数千円の本、ちょっと欲しかったりしてねっ。 スタッフより俺の方が。(笑)

2011年06月12日

ストレス ティーチング

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今朝は久々ラボでの講習。 って言うより勉強。

2年ぶり大復活の、お題はダイエット。 今回はストレスをどう捉え、どう考えるかがテーマ。 ストレスマネージメントダイエットなるモノは以前から世にあるが、それをも少し噛み砕いて分かり易く、楽しくしたバージョン。

どんどん順調に減っていけばダイエットは楽しいモノ。 逆を言えば順調に減らないから楽しくも無く、ストレスにもなる。

ではそもそもストレスとは何ぞや!? って事になる。

悪い事=(イコール)ストレスでは無い。  悪い事-良い事=ストレス。 悪い事から良い事を引いた残りがストレスなのだ。 悪い事ばかりにとらわれて、良い事をちっとも認識していない結果起きる事だ。 ならば良い事を積極的に身の回りに置く努力を行う。 すると自ずとストレスは無くなって来る。 体重の停滞期やリバウンドのメカニズムを正しく正確に理解すれば、決して負な気持ちにはならない。

簡単だけど難しい。 しかしそれは全ての事に通じる事。 ストレスを楽しもうではないか!!

2011年06月14日

本当の美人

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さて、一昨日よりコッソリ一部スタートしたイベント。 一昨年ぶりのダイエット企画。 しかも今回は大枠をスタッフ達に企画させて。 と言っても結局8割は手伝う事に。

そんな内容は先日も書いたので別に良いのだが、今日書きたいのはその早朝講習会に参加してくれた女性の患者さんの話し。

集合時間の朝8時ちょっと前、その方から電話があった。 その内容はと言うと、ウチを目と鼻にした近所のコンビニ前で人が倒れていると言う内容。そかも顔を打ったのか鼻血が全く止まらないと言うのだ。 

ソコは素早く出動させましたよ、ウチのスーパー柔整師のM下君を。(笑) 応急処置をして近所の救急病院まで。 何よりも倒れた人を素通りできずに振り返り、声をかけたその女性の患者さんが素晴らしい。 そういえば今春、大学を卒業して巣立っていったウチのバイトの女の子も、向ヶ丘遊園駅前で倒れていた女性に声をかけて、どうしたら良いのかと電話をかけてきた事もあった。

みな予定があり行動しており、歩いている。 暇でボーっと歩いている訳でも無いのに、立ち止まり、自分の予定より見ず知らずの人の為に時間と手間を惜しむ事無くかけれる事自体が人として素晴らしい。大抵の人はついつい素通りしてしまう所でもだ。

そんな心を持っている女性こそが、真の美しい女性、美人さんだと思うよ、小生は。 
人を助けるどころか、道を譲ってもらっても会釈も出来ない運転をする女性ドライバーとは天と地の差ダ。 そんな簡単の事を普段から出来るように心がけて、イヤ、普通にできてこそ美人なのだろう。

ブサイク、ブ男、きっとアンタもだよ、お気を付けあれ。

2011年06月15日

平成23年6月20日(月)より「高速道路の料金割引を変更いたします」と発表がありました。

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何故だか多くの患者から『ETC割引ッてどうなるの?!』って質問が多いッスわ。

何デヨ!?!? オイラ、NEXCOじゃネっちゅーの!!(笑) ま、イッスけどね。

って事で本日は手抜き日記。

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高速道路の料金割引の変更について

平成23年度第一次補正予算及び関連法案が成立し、東日本大震災に対処
するために、独立行政法人 日本高速道路保有・債務返済機構から、2,500
億円を国庫に納付することとされたことを受け、利便増進計画を変更し、
6/20(月)より高速道路の料金割引を変更いたしますので、お知らせし
ます。

変更内容

[NEXCO]
① 地方部上限割引(全日 普通車2,000円、軽自動車等1,000円)は導入しない※1

② 休日特別割引の上限(土日祝日 普通車、軽自動車等1,000円)を廃止する※2

[本四高速]
① 上限割引(全日 普通車2,000円、軽自動車等1,000円)は導入しない※1
② 休日終日割引の上限(土日祝日 普通車、軽自動車等1,000円)を廃止する※2

※1 本四とNEXCOを連続して利用した場合の乗継割引およびエコカー割引も導入いたしません。

※2 休日バス割引も合わせて廃止いたします。

〔料金検索システム※〕
NEXCO東日本http://www.driveplaza.com/
NEXCO中日本http://kousokubiyori.jp/
NEXCO西日本http://www.w‐nexco.co.jp/
本四高速http://www.jb‐honshi.co.jp/use/ratesearch.html

〔簡易料金表〕
NEXCO東日本http://www.driveplaza.com/route/ryoukin_simple.html
NEXCO中日本http://www.c‐nexco.co.jp/important/20110608/release.html
NEXCO西日本http://search.w‐nexco.co.jp/


<問合せ先>
NEXCO 東日本 お客さまセンター
TEL:0570-024-024(ナビダイヤル)(24 時間)
又はTEL:03-5338-7524(PHS、IP 電話のお客様)
NEXCO 中日本 お客さまセンター
TEL:0120-922-229(フリーコール)(24 時間)
又はTEL:052-223-0333(フリーコールがご利用できないお客様)
NEXCO 西日本 お客さまセンター
TEL:0120-924-863(フリーコール)(24 時間)
又はTEL:06-6876-9031(フリーコールがご利用できないお客様)
JB 本四高速 お客さま窓口
TEL:078-291-1033(9:00~17:30)

2011年06月16日

私は他人と違います

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って自分で言いますか? それともそう言う人が身近にいますか??

前職で全国のスポーツクラブを相手にしていた事があった。 単独経営のスポーツクラブオーナーと話しをしているとが、「ウチは他の方々達とは違うからネェ~」とよく言ってきた。 それも何十件も。 百歩譲ってそれは仕方ないとしよう。

しかし全国規模でチェーン展開している施設の人間達も、「ウチは他とは違いますからね~」と言ってくる。

んじゃ、基準・標準的なんてネージャン!?

そんな20代の頃から、個性や独自性っていったい何なんだ?と自問自答している。

今回もバイトちゃん達を4名ほど採用した。みな専門分野な学校に通って猛勉強中な若者達。 それ自体はそれで良い。 しかし学校を卒業して資格を取ったら、いったいそれは誰と比べて個性的と言えるのであろうか? 

たしかに素人と比べたら個性・独自を所有しているかもしれないが、同級同業同士であったらそれは標準。 そもそも資格だって、どっかの誰かが作った他人のモノ。 人の褌で相撲を取る状態で、所詮誰かに依存しなければ出来ぬ自己表現。 当然それは個性とは言わぬ。 

知識の上に成り立つ物である以上、恐らくどっかで誰かが同じ事を考えているであろう。 もし違いがあるとしたら、特許と同じで他人より多少早く思いついたかどうかぐらい。 現在、国民が皆気にしている原発問題。 あの核だって、その昔ほぼ時を同じくして世界で研究開発をしていたのだから。

患者、人間は皆一人一人違うと考えれば、全員個性的。 しかし人間、人として生物として考えれば皆同じ。 今、世界は歩み寄り、手に手を取って前に進まなければいけない時代に来ているのかもしれない。 悪い部分はお互いで補い、良い事は共有。 その根底に打算が生まれては絶対駄目だ。

今回の採用で一番重要視したのは、単なるバイトしたいでは無く、 “学びたい” という気持ちがどれだけ持ち合せているか? そしてそこに損得や打算が無いと言う事。 純粋な気持ちが治療にとって、どんな知識よりも資格よりも重要なのだから。 今回もイイ子が集まった。 小生も若い頃を振り返り、より良い人生を歩んで行けるよう、その子達に全力で協力してあげたいと思う。

2011年06月17日

靴の修理やってマス。

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馴染みの患者さんダケにね。

昔靴メーカーだったんだから、そんくらいはやりますわ。 もち、タダで。

他に患者に頼まれる事、ケータイ・スマホの設定。コリャ最近だけでも5、6件。 スタッフなんか当たり前のように買った翌日持ってきやがる。 ショップで聞ケヨ!ショップで。

車の板金も年2件ぐらい。 最近はアルミホイールの修正。 あと、オバちゃん患者の原チャリ。乗りっぱなしでボロボロのやつ。 一度なんかプーリーとクラッチのメンテ。何故だかドンピシャのウェイトローラー持ってるし。

あと多いのがチャリ、特にMTBのセッティングや調整修正はしょっちゅう。しかもリーマーもあるのが不思議。 そのうちホイールでも組む勢いで。(笑)

若いときゃ、時間があったが金が無かったので車もバイクも自分で直したモンだ。 エンジン下ろしてバラして、タペット調整やって...etc    田舎の爺さんなんか何でも直せると思っているのか、バイクはもちろん、耕運機からグラインダー、洗濯機にサッシに果ては石油ファンヒーターまで直して欲しいと。   直せネーって!!  直したケド。

超有名海外アイウェアメーカー勤務の友人T君。 いつもその場でサササッとメガネの調整をやって見せる。 コレがまた驚く程かけ心地が良くなる。 サスガ職人、プロ!

しかし人の治療は修理のようにはいかぬモノ。 ココの違いをどう理解しているか?! 機械のように説明書読んで、その通りにやれば治ると思っていたら大間違い! その発想を根本から覆してから始まる。 そこが難しくもあり面白いところ。

そんな事を今朝もラボでトレッドミルの修理をしながら思う...

2011年06月18日

最近の高校球児に中手骨骨折が多い理由とは?!

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コレ、現在首位を突っ走る某プロ野球チームスカウトマン患者と意見一致した昨日の話し。

打撲や捻挫、当然四球・交錯プレー、乱闘では無い。 特にコレと言った大きな衝撃が加わった時とは限らずにでだ。

骨がモロイだ、食事がダとか、今どきの子供はと、ソンナ事は誰だって素人だって考え無くったって頭に浮かぶ。 

で、どうしましょ!?

運動、休めないですよねぇ~。 休まずに治してあげるように、休まずに済むように。 そもそも休むって何なのさっ?? って事も親子共々学習から初めんと。

何かが誰かがどっかでズレてるんですわ。 コレはあくまでも主観だが、早い段階から父親に会う機会があった子ほど、1年病んだ症状でも4、5回で治ったり。 もちろんタマが座った父親ってのが大前提だが。

ブツかってもいないのに手の甲が痛い。 解析せずとも明らかに動作は想像つく。 こう動け、こう動かせでは無い。 そう出来ないから痛めている。 んじゃ、逆にそこを局所に痛めるような動作を考えて、自分でやってみたりする。 お陰で年に数回、アチコチ痛くなって苦しんで、スタッフ・患者にバカにされる。

アキレス腱断裂の根本原因と同じ。 アキレス腱のせいじゃ無いからね、断裂は。

最近多い、野球少年の患者君達。 昨晩のインピンジメン君も4回目でフルで投球できるようで一安心。軟式から硬式への変化で痛めても、絶対投げるのを止めさせず休ませず。 その理由を本人が一番学習出来た事が、彼にとって最大の成果。

此れからも幾度と痛める事もあるだろう。 それでも前進すると言う事。 治す事は重要な事では無く当り前な事。 それを我々が見失ってはイカンのだ。

2011年06月19日

肥満減量リバウンド、レプチンのセットポイントが重要よ!

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食欲と代謝の調節を行うホルモンであるレプチン。 ダイエット、特にリバウンドに大きく関与するこのレプチン、血液中のレプチンが増えると満腹中枢が刺激され、摂食中枢は抑制されて食欲が落ちるのだが、この反応サイクルが非常に難解であり、まだまだ解明されていない部分も多い。

この問題を解決する一つの方法に基礎代謝力の向上がある。そもそも基礎代謝は一般成人一日の代謝の70%を占めている。 この基礎代謝力をあげる事こそが重要。

もうひとつは筋肉。 なにも筋肉を太くしろ!と言うのでは無く、いかに筋肉の活動効率を上げるかがキーになってくる。

レプチンとホメオスタシス、基礎代謝力に筋肉を正確に理解し、停滞とリバウンド対策を効じた生活習慣改善計画。

今朝は朝からそんな講習会でした。

2011年06月21日

頭痛外来と分かりにくさ

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この2、3ヶ月、強い頭痛を訴えてやって来る患者が多い。 患者では無いが、仲良しご近所さんまでも飛び込み相談にやって来たり。 

年齢はまちまちであるが特に子供、小学生も辛い頭痛で親が連れて来るケースが意外なほど多い。 

筋緊張性頭痛は世に幾らでも対処は溢れている。自分で出来る改善予防も数多くある。
ウチで重点を置いて取り組んでいるのが血管性頭痛。これは医学的根拠そのものより遥かに深く原因が絡み合っている。 それを一つ一つどう解いていくかがカギになる。パズルや知恵の輪と同じで解く手順があり、その手順を無視して力ずくで解いてしまうと、後で代償を払う事にも繋がる。

薬物以外もある血管周囲神経網に対する対処を無視して止めたと、止まったとしても根本的解決には至らずかなりの確率で再発を生んでしまう。

広告や病院探しを分かり易さだけで選ぶ傾向が最近多く見受けられる。 “分かり易い”と言うのは最近のマーケティングで最大のテーマであるが、分かりにくい所にその本質があった場合、避けて通っている事が多々存在する。

難治であるのなら、自らその難解に飛びこまねば問題は解決せぬ。 ある程度の分かり難さが存在する広告は顧客のレベルを選別する。 一治療家として万人を受け止める事は不可能。 だが訪れた患者に対しては全力で万全を尽くす。 分かり難さとは本人のレベルの問題。 分からない治らないと諦めた時点で終了。 お互いで万全を尽くしたいものだ。

2011年06月22日

最高のスポーツドリンク

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先日あるコラムで、 “砂糖が脳と身体に及ぼす影響” と言うのがあった。 なかなか長文で難しい部分もあるが、面白おかしく糖質の事が書かれている。

正しいとか間違っているとか茶茶を入れる奴がいるが、まぁ知識なんてもんは所詮他人の受け売りが殆ど。自分が勉強している、専門だとか色々言ったところで、その出所だってどれだけ確かかなんて知れたモンじゃ無い。

合ってようが間違ってようが、後は読んだ本人がどの部分をどれだけ自分に有効な情報・知識として受け入れるか。 コッチが正しくてコッチが間違いなんて事自体、今の時代ナンセンスな脳回路だ。

さて、糖質に話しを戻そう。 どちらにせよ何にせよ取り過ぎて良いイメージは無い事は事実。 重要なのは本人が糖質に対して欲しがっている情報は何なのかと言う事。 病人なのかスポーツ選手なのか、子供なのかダイエッターなのかで一番重きを置く部分が違ってくる。 大学院で専門の研究者でアリャ話しは別だが、何パーセントだとか語句の意味なんざ素人にとっちゃドーデモいい部分。

あっ、ヤバいヤバい、また話しが逸れかけた。

運動に限って話しをすれば競技種目、例えばマラソンの様な持久・エンデュランス系と瞬時は状況判断が常に必要とされる球技等でもスポーツドリンクが違ってくる。 ただ単純に長距離と短距離にぐらいしかスポーツ栄養を分けれぬようでは、スポーツ専門治療や指導なんて看板は下げた方が良い。

脳を中心で考えれば、幾つかある糖質の意味や定義から、必然的に成分や濃度まで的確にアドバイスが出来ると言うモノ。 だからと言ってはなの話しだが、昔のスポーツドリンクと言えば皆パウダーだった。 状況によって濃度を変えれた。 しかし今は美味しさや飲みやすさだけで手に取る消費者が多く、またそんな輩が偉そうに意見を声を大にして言うモンだから、スポーツドリンクはどんどん機能性飲料から嗜好品飲料に為り果てた。

それでもコンな話しをすると、『ワタシハ考えて、薄めたりしたり、カンガエナガラ使ってマスよ』と言ったりする。 

イヤイヤ、んじゃ濃くする時はドウスンノ!? 煮詰めんのかいナ?!?!

レギュラーのポカリスウェットより更に濃くする事だってアリなんだケドな。

自転車競技やトライアスロンで世界中で昔から絶対的な支持を得ている、 “TOP TEN” という商品がある。元はスイスの商品、当時は佐藤製薬が輸入元で小生たちがスポーツマーケットに広くプロモーションをかけていた。 現在でも昔のよしみで当院でも取り扱いさせてもらっているが、コレガマタ非常に良い商品。 ベースの濃度がかなりあり、しかも糖質の配合が素晴らしい。 濃度調整で成分による吸収の部分的スピードを微妙に調整できる。

栄養士の延長がスポーツ栄養ではなく、スポーツの現場で真に必要な事こそがスポーツ栄養。 糖質一つ取っても深いもの。


コラムにケチつける前に、自分の脳にケチでもツケろって事だ。 結局シメはコノ部分ね。(笑)

2011年06月23日

同業者に大人気!?

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って、どう思いますぅ↑?!

月に数人、必ず同業者から連絡が来る。 ブログやツイッターやら色々。 ご覧の通り粗雑な内容、為になる事なんザありゃシマセンよ。 そもそも何故かコッソリメッセが来る。 大っぴらにコメなどしたら、異端とされるのを避ける為か。(笑) まぁ、同業内輪で盛り上がってるブログって、退く...

何にせよ、そうそう群れるのを好まんから良しであるのだが、ちと淋しかったりもする。(ウソ

他人にモノを教えたり共感させる為に群れるのを、小生は極端に好まない。 一対一で語る方がシッカリ伝わるのだから、大勢の必要が無い。 意見情報交換会ならコッソリ静かにやれば良い。 私は○○会主宰とか、××会長、代表などと言う肩書きを広告に使うなって。 立ちたいんでしょ!? 人前に。 此処一番にめっぽう弱い、ヘタレな小生には全くそんな気ゼロ。 

モノを教えたい者ほど他人から学ばず、客に来てもらいたいと思っている者ほど自分から訪れたりしない。 

虎穴に入らずんば虎子を得ずとまではオーバーに言わんが、気持ちも心も行動も先ず自分から動いてこそ、初めて他人を惹きつける事が出来る。

ガッツリ患者に食いついてこそ新たな道が生まれる。 時としてそれが上手くいかない時もあるが恐れてはいけない。 優しく無難に、「当院は押しつけたりシマセン」的な治療院・クリニックなど不繁盛な客寄せ以外何物でも無い。

でもガッツリ来ないデネ、同業者...


ちなみに同業と画像の意味が分かる人、かなりのエンスー。(笑)

2011年06月24日

太れない体質、痩せれない体質。 其の一

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長野に居る爺さん。 確か今年93歳にもなるが未だバイク(ギア付き)に乗り、トラクターも耕運機も運転し、田植え稲刈りはもちろん野菜や果物も作り、夕方釣りもし毛針も作る。

自分の部隊も持ち戦争に行った爺さん。 その当時の写真を見せてもらうと、其処にはガッチリとした体格のまだ二十歳そこいらの爺さんの姿があった。


大きな持病(多少は有る)も無く基本元気な爺さん、その健康・元気の秘訣を聞いてみると、寝起きの時間や、する事食べる事、怠けず贅沢せず何十年も変わらず同じ生活を送る事にあるそうだ。

そんな爺さんでも唯一不満な事があるらしい。 それは “太れない” と言う事。困ってはいないが不満だと言う。 幾人ものお医者に聞いても分からないと言われ続けた事も不満らしい。


そんなある時、爺さんに俺なりの主観も入った話しだが、太れなくなった理由を聞いてみるかと尋ね、説明をし始めてみた。

其の二に続く...

2011年06月25日

太れない体質、痩せれない体質。 其の二

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満州から船に乗せられ、途中横浜に寄港し、名も無いサイパン近くの島(パガン島)へ。 横浜も下ろされた訳では無く、たまたま船に居合わせた横浜が地元の人間が「この景色は横浜だ」だと言っていたから多分横浜だと言う。 サイパンへ向かう途中も何隻もの船が魚雷で沈められ、たまたま自分の船は沈まなかっただけで、たまたま下ろされた島がドーでもいい島だったので玉砕もされず、艦砲射撃程度で済んだ。どうやら自分は悪運が強いと爺さんは言う。

そんな時代を送って来た爺さんには、戦争はまだまだつい昨日の事の様に記憶に留まっている。


爺さんに難しい話しだけど、脳の話しから聞いてみるかい? と話しを切り出した。

明日にも今にも、いつ自分の命が経たれるかもしれない時代を時間を、毎日、毎月、何年も過ごしていた爺さん。 普通の一般人の現代生活の中で、もーダメ死んじゃう!と言うほどの肉体的・精神的なストレスなど年に何回あるであろうか?! まぁ電車に間に合わず猛ダッシュ、年に数回が関の山だろう。 

生き死ににかかわるストレスなど、昨今ちょっとした事で大騒ぎする平和ボケした我々には想像すら付かぬ。 そんな強ストレスに長時間さらされ、交感神経が常に興奮した状態が恒久的に続いてしまっているのではないかと考えてみる。 それによって「闘争か逃走か (fight-or-flight)」のホルモンと呼ばれるアドレナリンが常に通常より多く分泌しているのではと考えてみたらどうであろう。 

そのアドレナリンはストレス応答を全身の器官に引き起こす。その一部に脂肪分解に関する関与や、消化管運動低下などと言う、今回爺さんが太れないと悩んでいる事に満更遠くない理由がいくつも存在する。

爺さんは夜中にトイレへ3回ほど起きると言う。

其の三へ続く...

2011年06月26日

太れない体質、痩せれない体質。 其の三(最終章)

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夜中に三回ほど必ずトイレに起きると言う爺さんに、ションベン行きたいから起きる訳じゃ無いのでは?と訪ねてみると、 『そうだ、別にションベンがしたくて起きる訳では無い。目が覚めてしまい、一度トイレに行って戻ってくるとまた数時間寝れるからだ』と言う。

畑・田んぼ仕事が終わって毎夕方家の裏の川でする釣りだって、別に魚が釣りたい訳では無くて、釣りをすると気持ち良いからでは??と尋ねると、その通りだとうなずく。

誰に教わるでも無く、だがTVや新聞をよく読みシッカリ勉強もし、だが基本は自分との対話を重視する生活。 自分の経験・体感とすり合わせて、一番無理の無い生活を質素に継続している。 決して自分のやりたいと思った事を突っ走ったりしない。

肥満より病気になる訳でもないのだから良いじゃないか!?  とお医者も身内も言うが、いつも爺さんは不満顔。 だが小生の面白くも無い説明に、毎回興味深々で聞きいる爺さんが何とも愛おしい。

爺さんを例にとった太れない体質の仮説の一例だが、痩せれない体質には恐らく此れとは真逆な仮説だって存在する。 そもそも真逆という言葉の意味がどれだけ分かるかが問題だが。


悩むと言う事の意味、 考えるとはどういう事なのか? 

誰もが自分の考えが正しいと思い、それを肯定する材料を探し、否定する材料を排除する。 その情報のどれもが他人が流したモノであるにも拘らず。 極々上っ面な思考でしか物事を考えられていないのが現代。 多くの情報を見聞きしただけで、真実を知ったような気になってしまう。

何と、誰と対話をしているのか!? 

そんな人として一番大切な事を数多く学ばせてくれる爺さんに、一日も長く元気でいて欲しいと心の底から願う。


2011年06月28日

寺家ふるさと村ホタル観賞ダイエットウォーキング会

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先週末の土曜日20時集合で行ってきました、東京都町田市と川崎市に隣接した横浜市の北西部に位置する寺家ふるさと村へ。

過去幾度となくランニング講習会では患者引き連れ行ってましたが、今回は初の夜間。もちろんこの時期今回のお目当てはホタル。 事前の雨予報なんざ何処へやらで、しっかりフワフワホタルの光に癒されてきました。

観賞時間も含め、キッカリ二時間の今回のホタル観賞ダイエットウォーキング会。 ココでそれだけで終わらないのがウチの患者。 22時も過ぎたのでお開きかと思いきや、誰一人として時間に制約は無いト。

10数名全員、柿生駅前の本格インドカレーのお店 “ミルチ亜細亜食堂”(http://mirchi-asian.namaste.jp/) さんへ。 グプタさん、ごめんなさい。 今回も大幅閉店時間を過ぎてシマイマシタ...


そもそも今回のティーチングダイエットもそうなのだが、隔年で企画する減量プログラム全部が食事制限や運動を絶対しろとは言わないのが前提。 極限までハードルを下げて楽にたのしくが最大のテーマ。 

おおよそ毎回20~30名程度参加申し込みをしてくるのだが、そもそも続くのが半数。 キッチリ効果出るのが三分の一。 続かない半数はほぼ全員コチラの提案を一週間も継続出来ない人。 子供ジャ無いんで強制する気も更々無いが、見事な理由でスタートすら切れない。 だからと言って目を吊り上げて、毎日ガンガンやりゃ良いってモンじゃないですよ!と言うのが今回の重要なところ。

2か月未満で辞めるダイエットが如何に危険か!? 急激な減量共々、停滞とリバウンドを正しく理解する。

キーワードは“400”。 カロリーじゃ無いッスよ。

今回の寺家ふるさと村ホタル観賞ダイエットウォーキング会ではシッカリ学習出来た事でしょう。

ではまたのイベントまで。

2011年06月29日

野球少年の肩障害

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昨年よりサッカー少年の数を野球少年の来院数が上回った。 理由は特に分からんが、何にせよ様々なスポーツに子供たちの人気が広がっている事は良い事だ。

以前は異常にサッカーに偏っていた時期があったが、その子らも既に大学を卒業する年となり、かつて真っ黒に日焼けしながらボールを追っかけていた姿が就活の姿とダブる。

ひとつ最近面白い事に気が付いたのだが、野球少年の場合は父親に、サッカー熱中っ子の場合は母親に会うケースが多いと言う事実。 付き添い率はサッカーが、ひとりで来れる率は野球少年が高い。 遠くても近くても、昼でも夜でも、小学生でも高校生でも、女子でも男子でもこの比率は変わらない。

肩だ膝だ、肘が手首が足首がと痛い部位はもちろん様々。 紹介も含め、ウチへやって来るスポーツ少年の七割が既に整形外科や接骨院で、半月板が靱帯が切れた痛めてると言われたいう。 確かに痛めていないと100%断定はできんが、逆に100%痛めてるとも断定できぬモノが殆ど。

ならば散々筋肉だ靭帯だアライメントだバランスだとやって駄目だったのだから、発想を180度変えねばならぬ。 まぁ、偏見かもしれんがコレが理解できるのが、母親より父親の確率が高い。 大人が、親がしっかり理解出ぬようであれば、又、理解出来様な説明しか出来ぬのであれば、当然治す事も治る事も出来ぬのだ。

先日も肩が痛く、20~30球しか投げれない高校一年生のピッチャー君に言った事は、“投げなさい”の一言。 もちろんその言葉の意味も理解できるまで説明する。 
流石、頭の柔らかい十代。 僅か三回でその言葉の意味を理解し、四回目の治療時には120球以上投げても異常や違和感は無いと言う。

その理由は今最新のスポーツ現場での、靱帯断裂現場復帰4カ月プログラムと同じところにある。

ひと昔前は子供は身体で、大人は頭で覚える、覚えさすと言われてきたが、コレだけ多くの情報に囲まれて育った現代っ子は、頭も身体も使わねばいけぬようになって来ているのかもしれない。 そんな今どきの子供の変化に一番ついて行けていないのは大人、親なのだろう。


理解は常識や経験の上にあるものでは無く、常識や経験を乗り越えたその先の広がりを目指す志の強さで決まるものであろう。 子供の視野を広くするも狭くしてしまうも、我々大人しだいだ。 まぁ、チンピラの子供は一生チンピラと言う事だ。

2011年06月30日

交通事故保険診療

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嫌な傾向。 交通事故による自賠責保険診療の患者がこの一ヶ月多くなっている。

直球でイヤラシイ話しをすれば、社会保険や国民傾向保険の診療より、損害保険会社による自賠責保険の治療の方が仕事になる。 要は収入的に“オイシイ”と言う事だ。

もともとウチは10数年、保険外診療一本でやって来たので、やれる事に限りがある保険診療でダラダラ毎日来させるより、週に一、二回のGeneral Cureで診た方が短期間で、しかも予後も良く、患者も損保会社も本来は一番ハッピー。

だが現在の多くの保険診療は損得勘定や無意味な規則で、結果全員が損をする。

おそらく一番得をするのは医療施設であろう。 だが、当然ダラダラ治療儲け主義は、いずれボロが出、保険がきくから安いからと言って来た、質の低い患者以外は全員去る。 昨今の不景気で患者激減なところほどソンナところ。

昨日もバイク事故で来られた馴染みの患者さん、頭部に頸部、背部に下腿に足関節と整形の診断も久しぶりに可哀そうなもの。 保険屋の対応うんぬんカンヌンよりも、先ずは後遺残らぬよう最善・適切な治療が最優先。 その為に全力を尽くすのが我々の仕事であり使命。


結果、 “交通事故は大得意!!” と、うたっている治療院は信用しないって事ダ。

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