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野球少年とインピンジメント症候群

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小・中・高校生と、熱心に野球少年に打ち込む少年達、どの子も皆全力で応援したくなります。

辛い練習、厳しいシゴキにも笑顔で絶える、根性のあるイイ子たちばかり。

のワリには教えるコーチ、治療する側やトレーナーの意識の低さは10年20年前と大して変わらず。 逆に上っ面な知識ばかり付いた者がもっともらしく語るから、昔よりタチが悪い。

野球に限らず、球技格闘技問わず肩を壊してやってくる者の治療・ケアのレベルは未だ酷い。 

例えばインピンジメントと言われてやって来る患者。 本に書いてある病態や構造、ケアや治し方、自分がスポーツをやっていたトレーナーや治療家は自分の経験を付け加えての治療。 いや、大きく何かが欠けているんですわ。 その何かが言葉や頭では無く、 “心” で理解出来ていないのだ。

上肢が動く際に肩関節の中で腱板が、肩峰や烏口鎖骨靭帯などとぶつかることによって痛みが生じる。 こんな事は小学生でも暗記できる。 肩の動作を司る筋肉のバランス、肩甲骨の位置の変化など肩関節動作のリズムが狂ってしまう事によって動きがおかしくなるのだから、PNFだスタビライゼーションだカウンターステアだと、何かすれば解決すると言う事が既にナンセンス。

それをホワイトボードに偉そうに書いて、レベルの低い者に講義を行う筋肉バカ。 商売根性丸出しな、ペラッペラ治療家トレーナの大量生産が昨今の実情。 いや、ヒドイ。

肩関節動作リズムの悪さが原因と言う事を、今一度選手、患者の身になってとことん考える。 知識の引き出しなど引っ張りださず、人として考える。

それが分かるドクターは肩峰下腔ステロイド注射の使用も、またその頻回のリスクも考える。ステロイドが良いとも悪いとも決めつけない。 肩峰下腔のデブリードマンもそう。手術の善し悪しを理論で考え無い。 患者の身になって考える事。

動いて筋トレして本読んで人は治せん。

そんな事、一番大切な事を若いうちのスタッフ、PTの卵ちゃん達にはしっかり伝えたい。 これからの時代のQOLを向上させるも否も君達にかかっているのだから。

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2011年05月14日 08:26に投稿されたエントリーのページです。

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