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保険診療に対するモラルとリーガル

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最近毎日のように保険診療からの移行治療希望来院がある。 もちろん他院から。

再三再四、くどいほど書き続けているが、何故何の為に健康保険と言うものが存在するのか。


国民健康保険や国民年金は、『すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する』と言う、日本国憲法の理念に基づいて法律で制定されたものである。

法的な部分のリーガルについては明確であり遵守すべきは当然であるが、、モラルについては自主性に任される部分が非常に大きい。

本来、医療は多くの法律、決まり事の上に存在している。 医療従事者は安全と健康を厳守する為に、患者はそれらを平等且つ正当に受ける為に規則を守る必要がある。

しかし実際はそれらのルールから逸脱した行為を行う者も多い。

特に病院では無い、我々のような一部のケースで保険診療を認められているところに多く蔓延る。

基本、保険適応は急性疾患のみ。 よって肩こりや慢性的な腰痛に対して保険適応は完全違法。 しかし実際多くは、昨日今日急に痛くなった事にしての申請。 しかもやれる事は温めると冷やす電気治療。 慰安的なマッサージは不可。 しかしコレも実際は客寄せの為に行われている。 モラルもリーガルも、プライドも有ったモンじゃ無い。

日々の自分達のモラルの無さを振り返らず、寄付だ募金だ、思いやりだと、其処に信頼できる人間性は存在しない。


お互いの利害関係が一致し、暗黙で不正請求をうみ、それらが医療費を増大させ、本当に困っている人への医療を妨げているのだ。

今だからこそ、人間として、男として、一人一人が世界に誇れる日本人としての自覚を持つ時なのだ。 今出来る事とは其処からなのだから。

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2011年04月28日 09:03に投稿されたエントリーのページです。

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