« パーキンソンとパーキンソニズムで出来る事。 | メイン | 春からの進路と大学院 »

誰もが自分は広く浅くとは思っていない。

110309a.jpg

最近暇ですが、お陰さまで毎日新患さんが多いです。 日々首の皮一枚って感じですナ。

今年に入りネット、ブログでの来院・質問が激増。 とりあえず頑張って返信してはいるが、マッタクもって追いつかず状態。 申し訳無いですが、今しばらくお待ちください。

流石にあまり直接的な事は此処では書けんが昔から、15年以上前から気になっていた事の一例に、心拍計(ハートレートモニター)の件が有る。

小生が前職でPOLAR(ポラール)社のハートレートモニターのセールスプロモーションをしていた事は過去に何度か書いた。Jリーグ初年度各チーム、実業団陸上部、もちろん小生もトライアスロンで使用し、そのお陰もあってか数度優勝する事も出来た。 もっとも、ローカル大会ではあるが。

心拍トレーニングと言うモノは奥が深い。 学生の頃はそれらを専門で勉強・研究していたが、途中で気が付いた事が有った。

以前から様々なSNSのコミュニティーでPOLARの情報交換も多く見受けられる。 そこでいつも違和感を感じるのが、初心者の質問よりそれらに答えている回答者に対して。

たしかに何処かで良く読んで、良く話を聞いて、良くお勉強しているようなのだが、どうもそれらが今一つ形になっているようには思えないのだ。 

そもそも何の為に心拍計を使おうとしたのか? 速くなりたいは当たり前。 誰も遅くなる為に使いはしない。 プロ選手を目指して速くなりたいのか、自分の時間・体力範囲で向上したいのか、健康維持・増進・管理の為なのか?! 当然それらによってトレーニングの内容も使い方も変わってくる。

スポーツ選手、最前線での成績向上データはたしかにその後の成長・発展に対して重要。 しかし問題はそれをどう一般レベルにフィードバック出来ているかと言う事。 車だってF1の形のまま市販車を作ったりはしない。 もちろん市販車をF1を目指して開発したりもしない。

目標・目的はもちろん、道具と使い手側の温度差がどんどん離れていってしまうのだ。

自分は詳しいと自負する者、当然その一分野を掘り下げる。 掘り下げて学べば学ぶほど、その考えは一方向へ向かう。 散々自分が学んだ事を無意味だと否定する人間は非常に極僅かだ。

此れについて自分は此処まで学ぼう、そして次はこの角度からこの分野を学ぼうとは多くの人間は出来はしない。 知識の山積みで、結局答えは出ずに終わっている。 それは医療や治療も同じである。

一言で表せば、情報のバランスが悪い。

表題の通り、その事自体に自分が一番気が付いていないのが最大の問題点なのだ。ハートレートモニターが一番難しいところは其処にある。 最大心拍測って、AT見つけて、この心拍でずっと走れて大満足で終わってしまう。 せいぜい、今月はこの心拍でこのトレーニング、そして後半はこの心拍でここまで追い込んで、さぁレース。 ウチではそんな低次元なレベルの使い方や指導は絶対しないが。

普及にはまだまだ時間がかかりそうである...

asao_logo.png
↑ メインサイトもご覧下さい!