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丸暗記は勉強じゃ御座いません。

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場末の暇暇クリニックなウチにしては珍しく、今週は新患の嵐。 ナンでまぁこう同じ日に、しかも毎日続く事か。 嬉しくも有り、やり甲斐も有りだが、如何せん偉そうに言ってるワリには腰が引けてる小生はイッパイイッパイ。

新規患者には、日々の既存患者の数倍話しをしなければならない。 本来は数倍話しを聞く事もしなければならないのだが、実際は初診時に本人から話して来る事で本質的に治療に必要な情報は極々僅かである。 キツイ言い方をすれば、話しを聞いて欲しいと言ってやってくる患者ほど、聞く気持より聞いて欲しい気持ちが勝り、此方の熱心な説明がまるで頭に入らないと言う結果を生んでる。

ウチへやって来る患者の殆どが、既に数件の病院等を訪れている。 今週多かった小学生の患者の子は全員数か月も他院へ通い、改善されずやって来ている。

前の先生の治療が良いとか悪いとか、正解不正解など、そんな生産性の無い事を初対面で言ったとしても誰もハッピーにはならない。 なによりも他人のせいにする前に自分自身が、自分自身の発想を先ず変えてみませんかと提案する。

いや、これは患者に対してだけでは無く、むしろ治療する側への方が重要なのである。

検査をすればするほど目の前の事に捕らわれる。 そもそも検査以前に診察は済んでいるか? 診察結果を確定する為に検査と言うものが有る。 にも拘らずまっ先に検査を行ってはいないか? しかもそのようなプロセスを講義・講習会で習ってきてしまってはいないか?!

教わって暗記して治療など出来ぬ。 すべての患者、すべての症状、しかも毎回患者から得る情報によって考え、学んで、治療に生かせているか。
 
考えるのだ。 考えもせずただ教わった事を暗記するのが勉強とは思ってはいないだろうか。 それでは小学生が漢字や九九を何も考えず丸暗記するのとマッタク同じ。

ダメな治療家、人間ほど講義・講習会、勉強会に数多く出向き、それをさも勉強熱心だと勘違いしてしまっている。 酷いとそれらを他人へ教えようとまでしてしまう。 テクニック講義だとしたら更に最悪である。

患者も治す側も、より一層考えなければならない時代になってきているのだろう...

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2011年02月26日 08:30に投稿されたエントリーのページです。

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