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骨折の治療って何します!?

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ご存知の通り、先日関東でも久々にドカッと雪が降った。 怖いのは降っている時よりも、翌朝の凍結。 コレが危ない。 残念ながら今回も捻挫・骨折されてしまった方々いらっしゃいました。

さて、今回は表題の通り、骨折するといったいどんな治療をするのでしょうか?! 患者より同業者の方が興味アリアリな話題でしょうが、この質問にどれだけの人が胸を張って答えられるのであるか。 シンプルだが難しい質問。

外科的な処置が必要な重篤な状態であれば話しは別だが、通常は固定安静で電気で、あとはせいぜい超音波ぐらい。 骨折得意デスと、うたってるわりには機械専門クリニック状態だったり。
とっても立派です。 きっと年寄りと子供なら、騙せる誤魔化せる信じ込ませられるでしょう。

先ず方向性は決まっているでしょうか!? それに向かって今何をするべきか決まってますか。

腫れを退かせたいのか、痛み・痺れを取りたいのか、治癒を促したいのか。 固定をするのかしないのか、するのであれば他に何をするべきか。 ここで電気や機械しか浮かばないようでは、治療側は引退した方がマシ。 

こんな事当院はします的な、安売り販売業のような広く浅く一本スジの通らないポリシーゼロの治療告知広告は書かんが、一番大切な思考発想的な事を少しだけ今回書くとする。

正直小生も未だに修業の身である。 先日も数年振りに外部へ交流に出向いたが、その時の高気圧酸素治療もそう。 機械買って設備導入、当院はウンチャラカンチャラ設置シテイマス!の為に出向いたのでは無い。 その圧力が酸素が血流が、人間の身体にどのように影響・作用するのかを一つの例として解釈するために出向いた。 偽物カプセルなら話しは別だが、数千万から3億円するような機械を鼻から導入なんて有り得ないからな。

骨細胞、組織の勉強は治療する者は当然頭にある。では炎症について、ブラジキニン、プロスタグランジンはどれだけ考えに入れて治療を行えるか。 冷やす、温める以外に腫れに関してどれだけ治療、アドバイスを考えられるか? 既往歴にチェックが有れば当然であるが、血糖値まで考えて治療を行っているのか!? 血液中の血糖が高値になれば浸透圧の問題で水分は血管内へ増え、圧も増大する。 喉が渇く、血圧が上がるなど、糖尿病の知識が解剖学的にあれば理解できる筈。

捻挫であれ腰痛であれ、患者は帰り際に『先生、何か自宅で出来る事、気をつける事はありませんか?』と多くの場合言うか、思っている。 ならばその不安で不満でやって来た気持ちに答えるのが、我々の第一の仕事。 お酒はもちろん、甘い物や炭水化物は少々普段より控えてくださいね~的なアドバイスも時としてするべきなのである。

一例であげたが、此れ以外にも骨折だけでも幾つも留意する事はある。

一人でも多く客寄せしたい、1円でも多く儲けたいと思っている者には出来はしない。 そしていずれ見透かされ、人は離れていく。 一生新しい機械を買い続け、一生新規顧客獲得ばかりに執着をするきであろうか。 

“心” に重きを置き、芯がぶれなければ既存患者からも末長く信頼を受け、そして自ずと新患も増えてくる。 医は心である。

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2011年02月17日 08:52に投稿されたエントリーのページです。

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