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電気治療と小学生

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特に「子供お任せ下さい!!」的な客寄せ広告をしてはいないが、先週今週と小中学生の患者が何故か多い。

三分の二はスポーツをやっている子供であるが、そうでない子も当然いる。 スポーツをやっているやっていないに関係無く、そもそも大人より代謝の良い、治りも早い筈の子供が痛い悪い治らないと言ってやって来るのだ。

素人でも其処に矛盾を感じるであろう。何故だ!?

触るだけで痛いと言う子も数多くいる。 常識的に考えれば、触るだけで痛いのであれば動いたらもっと痛む筈。 これは子供に限らず年配者にもタマにいるのだが、いやいやコレがまた痛い悪いと言う割には結構出歩いて動きまわっていたりもする。

さて、動きまわるのが良いか悪いかはさておき、以前10歳の女の子が凄い肩コリで困っていると言ってやって来た。 大人の比じゃ無いくらいパンパンの肩。 母親が言うには近所の接骨院へ行っていたのだと言う。 検査をする前、触る前からある事に気が付いた。 もちろん姿勢では無い。

母親にある一つの質問をした。 「その接骨院に通っている時、途中で何か変化は無かったか?」

すると母親は、 「実はあります。 通院当初は行くと楽になったと言って帰って来たのですが、ある時から帰ると逆に辛くなると言い始めました。」と答えた。

実はコレ、同業者であれば書くまでも無く答えは簡単。 駆け出しの頃、一度は誰しもが経験し、悩むモノ。

子供は誰しも大人より代謝も良く反応も良いのだが、言いかえれば敏感で過敏とも言える。 当初は電気治療の刺激療法で感覚・代謝が改善し治癒方向へ向かったのだが、今度はそれが一気に反応し過敏になり、余計に筋や感覚器官に防御的な反応を生んでしまったとも言える。(専門的には少々間違えであるが、ココは一般的に分かり易く。)

痛い時と治った時、それは治ってきたら痛い時と同じ治療はしない。 治ってきたら治療はかえる。 当然治らなかったらもっと治療は変えなければならない。 当たり前だが、恐らくそれらが明敏になされていなかったのであろう。 ストレートに言えば経験が浅く、未熟なものに多い事だ。

すると母親は、「実は最近オープンした先生のところなのです。」と付け加えた。 子供が一人で歩いて行ける所であろうから、おおよそ予想はつけていたがやはり。

治療する側の経験。 ただ単純に時間が流れれば経験が増える訳では無い。若くてもとても感心するような、小生も勉強になるような先生は多くいる。 一日5、6人チョロチョロのんびりやっていてもダメだが、大手で流れ作業マッサージでも当然ダメ。 悩み、驚き、様々な思考を張り巡らせながら診断のスキルを学べる環境に身を置いてこそ、初めて明敏な治療家と成りえるのだ。

刺激療法についての治療スキームについては、後日時間が有ったら書いてみよう。 この機械はこういうこういう効能だから、この症状に使いましょうと言う先生に行かないようにしたいが、まぁ分からないわな。 小生の経験で言うと、立派な肩書き、経歴をズラズラ書く者ほどダメだったと最後に言っておこう。

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2011年02月09日 08:51に投稿されたエントリーのページです。

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