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水分補給の意味とバイタルチェク

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当然ウチには痛い、悪いといった患者がやって来る。 打撲や捻挫等の急性症状より、慢性や発生時期や機序がハッキリしない症状の方が圧倒的に多い。 そうそう町に打撲や捻挫の患者が溢れ返っている訳が無い。

時期・機序が不明瞭不明確な場合、必ずやらなければいけない事が有る。 敢えて書くまでも無い最低限の事なのだが、血圧、体温、脈拍、心拍、呼吸、いわゆるバイタルチェックなのだ。

ウチでは新規の患者さんには受付時、必ず全員に行う。 そんな当り前な事もしないところ、しかもそれもせずに急性期と安易に決めつけ保険適応させる所へなど、小生なら行かぬし不信感を皆抱くべきだ。

特に我々の仕事の場合、血圧と体温は非常に重要である。 先日の多発性筋炎でも書いたが、筋肉・関節の痛みや全身のだるさなど、様々な内科的な要因を見極める為にバイタルサインは常に頭に入れなければならない。 ただし、意外にもそのバイタルについて間違えた知識でいる者が多い。 流石に医師の方で間違える先生は居ないが、我々のような民間療法の人間には多い。

例えば体温。何度になるとどうマズイ!? と言われると、大抵の場合42℃で脳がどうとかこうとかと言う。 実はコレも間違え。40℃を超えたからと言って脳にダメージは無い。 ある医師の臨床では、50℃近くになった患者が、予後後遺症が全く無かったケースもあると言う話を聞いた事が有る。

実はそれは脳炎や髄膜炎のような高熱の出る病気が、高熱イコール脳障害というイメージを植え付けてしまっているのである。 

スポーツでの水分補給でも間違えた知識を持つ者もいる。 水分補給で体温は下がりはしない。 人間が体温を下げる最たる機構は発汗による気化熱によるものだ。 だから幾ら水分を取ったとしても、多湿な環境下では汗が帰化せず高体温になり熱中症になってしまうのだ。

新規で無い既存患者でも、昨日だけでも10数名、体温に留意して治療を行った。

痛いとこ聞いて、歪み見て動きみて、揉んで電気でテーピング。 20年前は小生もやっていたかな...

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