« 多忙で忙しくて時間が無いは言い訳ですよね!? | メイン | 水分補給の意味とバイタルチェク »

子供のスポーツ選手の可能性

110203a.jpg

この数年子供の患者、特に小学5年生を中心とした、スポーツをする子供たちが増えた。 どの子も皆、安く保険のきく近所の接骨院へ通っていて、治らなかったり何度も再発して、思い悩み親が連れてくる。 良いのか悪いのか、その殆どは紹介であるが。

大人もそうであるが、電気やマッサージで気持ち良かったとしても、向上・予防にはならない。リラックスだけで誰も選手になれはしない。

怪我や治癒の話より、そもそもの可能性。 興味も無いだろうが少々小生の話しを。

今でも覚えている小学一年生の夏休み初日、何故か父親が朝走れと言いだした。 それ以来、夏も冬も、少々の雨の日も合羽着てジャンバー着て近所の砧緑地まで走らされた。 近所と言っても自宅の在った祖師谷大蔵からは数キロはあるのだが。

お陰で子供の頃からかけっこで1位、2位以外とった記憶が無い。 子供時代、足が速いとクラスのヒーローであったが、逆にそれが嫌だった。 足が速いから何でも出来るでしょ!?てな目で友達からも先生からも見られ、それがとても嫌だった。何故なら自然と速くなったのでは無く、他の子と違う事をしていたから当たり前だと思っていた。 しかしそれを“努力している”という自覚は何故だか全く無かったのだが。

体育の授業も運動会も、リトルリーグもずっとふざけていた。 みんなと運動する時ぐらい楽しくやりたいと思っていた。 今思えばおそらくいつも一人で走って、運動していたからだっただろう。

それでも小中高の体力測定では常にトップ。 でもいつもふざけているからか、計測ミスだと何度も測らされる。そのうち嫌になり手を抜いてやるようになる。 まさしく悪循環。 高校生の時など、背筋力測定で目盛300kgをゆうに超えた時など4、5回測らされた。 当然疲れて来るのは当たり前だ。高校生平均値の倍以上だったと記憶しているが、それに関しては当時の先生も、小中大どの先生も何も助言をもらった事が無かった。 たとえそれが飛び抜けた立ち幅跳びだろうと、反復横飛びだろうとも。

ならば先生や他人に頼らず、自分でその答え、可能性を探そうと様々なトレーニングや、ケアや治療の勉強に飛びついた結果、現在に至る。

まぁ、誰にでもあるような敢えて書くまでも無いツマラナイ話しだったと思うが、せめて同じ思いを無限の可能性のある子たちにはさせたくないと思う。 周りの大人が商売で毎日部活帰りに治療に来させたり、上っ面な知識で運動指導するエゴの矛先になどさせてはいけないのだ。

ウチでは子供の治療に対して、特に昨年からのちびっ子スポーツ外来では、動的・静的な各種測定、問題点抽出を患者の子供と一緒になって行う事に重きを置いている。 机上の理論では無く、本人にスポーツをする意味と意義、自覚を持たせるのである。

未来のオリンピック選手、日本代表を埋もれさせない為に。

asao_logo.png
↑ メインサイトもご覧下さい!