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2011年02月 アーカイブ

2011年02月01日

ツイッターでもつぶやいた当院が他と違うところ

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今年は頑張って、暇隙を見つけてちょっとした治療に関する事をつぶやいております。
http://twitter.com/asaosp

そのツイッターでも最近つぶやいた、当院が他院と違うところにその診察の手法が有ります。
医師の方であれば当たり前の事なのですが、我々のような手技を重んじる者はどうしても診る事より触る事に重きを置いてしまいがち。 特に病院に勤めていた者ほど、その診察手法の重要な緻密さの部分が欠落している。

その一例にだるさや筋肉の痛み、関節痛を訴えてきたある患者さんがいた。 あっちもこっちも痛いなどと言われると、どうしても眉を寄せがちになってしまうのだが其処は常識的に冷静に。

顔を見れば特徴的なヘリオトロープが。手を診せてもらえばGottron徴候も。

ちゃんと勉強している先生ならすぐわかるだろうが、多発性筋炎(PM)、もしくは皮膚筋炎(DM)である。

さすがに小生では治せはしないので神経内科、もしくは膠原病にお詳しい先生のところへの受診を勧める。 但し関節拘縮予防の為に他動的な関節の屈曲・伸展運動を行う必要はある。(もちろん安静の場合もあるが) 筋炎鎮静化(血清CK値の正常化)後は、筋力回復のためのリハビリテーション(等尺性訓練・等張性訓練)を行う。筋力低下が著しいときには、良肢位の維持、誤嚥の防止なども必要となる。

触る前、動かす前にやらなければならない事、本当の意味で診なければならない事が沢山ある。 当然その為に学ばなければならない事も山ほどある。 それを学ばずしてテクニック講習会出て満足しているなど、愚の骨頂である。

治る為の手助け。 それをどこよりも重んじているのが当院の特徴である。

2011年02月02日

多忙で忙しくて時間が無いは言い訳ですよね!?

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先日学生時代の仲間と久々会おうと言う事になり、サブ幹事っぽく日取りだけ決めて皆に連絡したのだが、やれ決算期だ、やれもう少し先が良いダとかで結局延期に相成った。

先月の毎年恒例だるま市ツアーも、5月に予定している尾瀬ツアーも数ヶ月前から告知をするのだが、コレマタ皆さん様々な予定都合が御有りになるのか難しいという意見もチラホラ。

まぁまぁ個人的に色々あるのでしょうが、患者も月から金まで終電間近で毎晩帰宅の男性ほど、毎週キッチリ同じ時間にやって来るのだが、忙しい時間が無いと言って来ないのは大抵が専業主婦。 女性も色々忙しいのでしょうが、単純にその物事より他の事が優先するだけの話。 もの凄くしたい事、行きたい所へは何としてでも時間は作るし。 

治らない人ほど時間は不確定。 しかもそんな人ほど治して欲しいと懇願するが、結局は続かないし、それでも別のところを探す、行く時間は作れるんだわ、コレが。

春は新年度で忙しいでしょ、夏は盆や夏休みで忙しいでしょ、秋は期末で忙しいでしょ、年末年始はもちろん忙しいでしょ。  ある会社の社長が言っていました、「本当に仕事が出来る人間は忙しいとは言わない。」と。 時間はあるモノでは無く、作るモノだからでしょうね。

皆それぞれ忙しい。自分だけが忙しい訳では無い。 何な中で皆新たな事を始め、新たな出会いが生まれるもの。 しかし新たな出会いだけを喜ぶ者は、失った出会いもある事に気が付かぬ。 本当の意味で人の輪を大切に出来る者は、両者を同様に大切に出来る。 しかし身体、健康は何よりも重要なもの。 安近短で済まさず、もう少し重んじてあげましょうよ。

2011年02月03日

子供のスポーツ選手の可能性

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この数年子供の患者、特に小学5年生を中心とした、スポーツをする子供たちが増えた。 どの子も皆、安く保険のきく近所の接骨院へ通っていて、治らなかったり何度も再発して、思い悩み親が連れてくる。 良いのか悪いのか、その殆どは紹介であるが。

大人もそうであるが、電気やマッサージで気持ち良かったとしても、向上・予防にはならない。リラックスだけで誰も選手になれはしない。

怪我や治癒の話より、そもそもの可能性。 興味も無いだろうが少々小生の話しを。

今でも覚えている小学一年生の夏休み初日、何故か父親が朝走れと言いだした。 それ以来、夏も冬も、少々の雨の日も合羽着てジャンバー着て近所の砧緑地まで走らされた。 近所と言っても自宅の在った祖師谷大蔵からは数キロはあるのだが。

お陰で子供の頃からかけっこで1位、2位以外とった記憶が無い。 子供時代、足が速いとクラスのヒーローであったが、逆にそれが嫌だった。 足が速いから何でも出来るでしょ!?てな目で友達からも先生からも見られ、それがとても嫌だった。何故なら自然と速くなったのでは無く、他の子と違う事をしていたから当たり前だと思っていた。 しかしそれを“努力している”という自覚は何故だか全く無かったのだが。

体育の授業も運動会も、リトルリーグもずっとふざけていた。 みんなと運動する時ぐらい楽しくやりたいと思っていた。 今思えばおそらくいつも一人で走って、運動していたからだっただろう。

それでも小中高の体力測定では常にトップ。 でもいつもふざけているからか、計測ミスだと何度も測らされる。そのうち嫌になり手を抜いてやるようになる。 まさしく悪循環。 高校生の時など、背筋力測定で目盛300kgをゆうに超えた時など4、5回測らされた。 当然疲れて来るのは当たり前だ。高校生平均値の倍以上だったと記憶しているが、それに関しては当時の先生も、小中大どの先生も何も助言をもらった事が無かった。 たとえそれが飛び抜けた立ち幅跳びだろうと、反復横飛びだろうとも。

ならば先生や他人に頼らず、自分でその答え、可能性を探そうと様々なトレーニングや、ケアや治療の勉強に飛びついた結果、現在に至る。

まぁ、誰にでもあるような敢えて書くまでも無いツマラナイ話しだったと思うが、せめて同じ思いを無限の可能性のある子たちにはさせたくないと思う。 周りの大人が商売で毎日部活帰りに治療に来させたり、上っ面な知識で運動指導するエゴの矛先になどさせてはいけないのだ。

ウチでは子供の治療に対して、特に昨年からのちびっ子スポーツ外来では、動的・静的な各種測定、問題点抽出を患者の子供と一緒になって行う事に重きを置いている。 机上の理論では無く、本人にスポーツをする意味と意義、自覚を持たせるのである。

未来のオリンピック選手、日本代表を埋もれさせない為に。

2011年02月04日

水分補給の意味とバイタルチェク

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当然ウチには痛い、悪いといった患者がやって来る。 打撲や捻挫等の急性症状より、慢性や発生時期や機序がハッキリしない症状の方が圧倒的に多い。 そうそう町に打撲や捻挫の患者が溢れ返っている訳が無い。

時期・機序が不明瞭不明確な場合、必ずやらなければいけない事が有る。 敢えて書くまでも無い最低限の事なのだが、血圧、体温、脈拍、心拍、呼吸、いわゆるバイタルチェックなのだ。

ウチでは新規の患者さんには受付時、必ず全員に行う。 そんな当り前な事もしないところ、しかもそれもせずに急性期と安易に決めつけ保険適応させる所へなど、小生なら行かぬし不信感を皆抱くべきだ。

特に我々の仕事の場合、血圧と体温は非常に重要である。 先日の多発性筋炎でも書いたが、筋肉・関節の痛みや全身のだるさなど、様々な内科的な要因を見極める為にバイタルサインは常に頭に入れなければならない。 ただし、意外にもそのバイタルについて間違えた知識でいる者が多い。 流石に医師の方で間違える先生は居ないが、我々のような民間療法の人間には多い。

例えば体温。何度になるとどうマズイ!? と言われると、大抵の場合42℃で脳がどうとかこうとかと言う。 実はコレも間違え。40℃を超えたからと言って脳にダメージは無い。 ある医師の臨床では、50℃近くになった患者が、予後後遺症が全く無かったケースもあると言う話を聞いた事が有る。

実はそれは脳炎や髄膜炎のような高熱の出る病気が、高熱イコール脳障害というイメージを植え付けてしまっているのである。 

スポーツでの水分補給でも間違えた知識を持つ者もいる。 水分補給で体温は下がりはしない。 人間が体温を下げる最たる機構は発汗による気化熱によるものだ。 だから幾ら水分を取ったとしても、多湿な環境下では汗が帰化せず高体温になり熱中症になってしまうのだ。

新規で無い既存患者でも、昨日だけでも10数名、体温に留意して治療を行った。

痛いとこ聞いて、歪み見て動きみて、揉んで電気でテーピング。 20年前は小生もやっていたかな...

2011年02月05日

子供がサッカー上手に、足が速くなる方法

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ちびっ子スポーツ外来を始めた時期も良かったのか、最近小中学生の患者君達が多く訪れる。

皆、週5、6と毎日のように練習が有る子ばかりで、そうそう毎日病院へ行ってる時間が無いと言う。 中には練習以外に塾や習い事が有る子もいたりで。

意外にもその子供たちの痛みには、転んだ、ぶつけた、捻ったというのはホンの数割。 半分以上が特にぶつけても捻ってもいないと言う。

打撲捻挫のような単純急性期症状であれば、固定・安定、アイシング的な整形や整骨の保険適応処置でも痛みは無くなる。 そもそも其処で治らない、無くならないからウチへやって来るのであるが。

例えば先週訪れて来た、膝が痛いと言う小学生の子供。 当然過去、他の病院等へは数件行ったらしい。 曲げても痛い、触っても痛いと言うのだが、痛いながらも練習には行きたいし、行っている。 走ると痛いと言うが、よくよく聞くと走った後が特に痛いと言う。 ここで、筋肉が、肉が、熱が、炎症がと言うのは、町のちょい揉み先生レベル。 その子に注目したのは肩甲骨。 それも動きでは無く、安定性を。

安定性とはどういう事か?! 固定とは当然意味が違う。 先ず左右差を自動・他動的に診、その後意識下・無意識下でのコントロールを学習させる。 注意しなければいけない事は、ここで低周波や干渉波等の刺激療法器は使ってはならぬと言う事。 勉強している者なら、ここまで書けばコレ以上は必要あるまい。

結果、動作不全は激減し、痛みも減衰する。 後はその本人の生活負荷と減衰の率を予測し、明日以降の来院提案をするだけ。 当然動きのパフォーマンスも向上し、子供本人に分かり易い体感として足が速くなる。 これは痛みが消失したのちも、次のステップで更なるパフォーパンス向上と怪我の予防へ提案へと繋がっていく。

あと一つ、必要な努力が有るとすれば、それは親が子供本人に好きな事ばかりやっていては向上・上達はしないと教えこむ事。 もっとも、好きな事しかやらないで大人になった者には無理な話ではあるが...

2011年02月06日

今日のお勉強は電磁波と赤外線

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さて、週3の勉強会。 本日のお題は電磁波と赤外線について。 これがマタ奥が深く難しい。

そもそも良く耳にする、“遠赤外線”なる言葉。 とっても奥深くまで温まるイメージが有るこの遠赤外線であるが、これもまた間違い。 

プランクだ、ステファンボルツマンの法則だ、ウィーン変位則だと、スラスラ言えて理解できている人には何ら問題は無いが、大体の人間はそうは如何だろう。

そもそも熱の伝わり方には伝導伝熱、対流伝熱、放射伝熱と三つあり、我々が耳にする赤外線・遠赤外線はこの放射伝熱にあたる。 例えば太陽の熱。太陽熱(電磁波)が直接地上に到達し地球を温めているように、中間に媒体を必要としない熱の伝わり方を放射伝熱といい、このとき熱は電磁波の形で直接物質に吸収され、物質の温度を上昇させる。これは物質を形成する原子相互の振動を活発にさせるために起こるのである。

遠赤外線が体に深く浸透し、体の芯から温かくなるというが、実際はこの遠赤外線のエネルギーは皮膚表面から約200μmの深さでほとんど吸収されてしまい、熱に変わってしまう。 結果その熱が血液などにより体の内部まで伝わり体を温めているである。

遠赤外線と似たもので、近赤外線というのがある。あまり一般的には耳にしないが、医療ではよく利用するもの。皮膚表面数ミリメートルの深さまで浸透する特性から、最近銀行などで導入されている、指や手のひらの静脈模様を調べて個人を認証する方法に、この近赤外線が使われている。

ウンチクはこのぐらいにしておくが、温まりますよ的な赤外線でも色々真実ウソ噂はごちゃごちゃなのである。 こんな事でも治療・医療として行う以上、正しく理解してこそ“治せる”のである。  今日のお勉強はココまで。

2011年02月08日

ブログとツイッターと新患さん

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最近では新規でやって来る、紹介以外の患者さん大半がネット検索である。

以前、我々の職種は何よりもNTTの電話帳検索が圧倒的に多かった。 しかし時代の流れだろう、4、5年前からその数をネット検索が上回った。

当初、ネット検索でやって来る患者さんは皆、治す事に真剣であり、他では無く当院を選んだ明確な理由を持っており、症状の説明、治療の提案を真面目に真剣に受け止めてくれた。
しかし最近その状況が少し変化しつつある。 看板やチラシよりも、必ずしもネット検索でやって来る患者が真剣では無いケースもある。 簡単に言えば、それだけネット自体が身近に簡単に、手軽に使える道具になったのだろう。 毒を吐けば安易に使い、安直にその情報を鵜呑みにする人間が増えたのであろう。

情報が多く、“考える” という能力が低下してしまっている。 いや、そもそも選ぶ事と考える事を混同しているのだろう。 
考えると言う事は、分からないところから頭を使うと言う事。 知らないから分からない。 それは単純に思いつかないと言う。 「知らない事はいくら考えたって分からないじゃないか!」 なんて輩もいるが、既に自滅。 考える努力も、答えを導き出す模索すらしていない。

ネットで我々のような職種を見極めるのはいたって簡単。 

まず数カ月未更新は問題外。 次にブログ。 食べ物や植物、自分の子供の成長日記状態はあり得ない。 主婦の趣味ブログじゃあるまいし。

治療に、治すと言う事にどれだけ真剣か。

最近ではツイッターなるモノが中心になりつつあるが、口からポロっと出るつぶやきだからこそ、ボロが出やすい。 

有益な情報、自分にとって何が有益なのか、是非考えてネット検索してみて欲しいものだ。

2011年02月09日

電気治療と小学生

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特に「子供お任せ下さい!!」的な客寄せ広告をしてはいないが、先週今週と小中学生の患者が何故か多い。

三分の二はスポーツをやっている子供であるが、そうでない子も当然いる。 スポーツをやっているやっていないに関係無く、そもそも大人より代謝の良い、治りも早い筈の子供が痛い悪い治らないと言ってやって来るのだ。

素人でも其処に矛盾を感じるであろう。何故だ!?

触るだけで痛いと言う子も数多くいる。 常識的に考えれば、触るだけで痛いのであれば動いたらもっと痛む筈。 これは子供に限らず年配者にもタマにいるのだが、いやいやコレがまた痛い悪いと言う割には結構出歩いて動きまわっていたりもする。

さて、動きまわるのが良いか悪いかはさておき、以前10歳の女の子が凄い肩コリで困っていると言ってやって来た。 大人の比じゃ無いくらいパンパンの肩。 母親が言うには近所の接骨院へ行っていたのだと言う。 検査をする前、触る前からある事に気が付いた。 もちろん姿勢では無い。

母親にある一つの質問をした。 「その接骨院に通っている時、途中で何か変化は無かったか?」

すると母親は、 「実はあります。 通院当初は行くと楽になったと言って帰って来たのですが、ある時から帰ると逆に辛くなると言い始めました。」と答えた。

実はコレ、同業者であれば書くまでも無く答えは簡単。 駆け出しの頃、一度は誰しもが経験し、悩むモノ。

子供は誰しも大人より代謝も良く反応も良いのだが、言いかえれば敏感で過敏とも言える。 当初は電気治療の刺激療法で感覚・代謝が改善し治癒方向へ向かったのだが、今度はそれが一気に反応し過敏になり、余計に筋や感覚器官に防御的な反応を生んでしまったとも言える。(専門的には少々間違えであるが、ココは一般的に分かり易く。)

痛い時と治った時、それは治ってきたら痛い時と同じ治療はしない。 治ってきたら治療はかえる。 当然治らなかったらもっと治療は変えなければならない。 当たり前だが、恐らくそれらが明敏になされていなかったのであろう。 ストレートに言えば経験が浅く、未熟なものに多い事だ。

すると母親は、「実は最近オープンした先生のところなのです。」と付け加えた。 子供が一人で歩いて行ける所であろうから、おおよそ予想はつけていたがやはり。

治療する側の経験。 ただ単純に時間が流れれば経験が増える訳では無い。若くてもとても感心するような、小生も勉強になるような先生は多くいる。 一日5、6人チョロチョロのんびりやっていてもダメだが、大手で流れ作業マッサージでも当然ダメ。 悩み、驚き、様々な思考を張り巡らせながら診断のスキルを学べる環境に身を置いてこそ、初めて明敏な治療家と成りえるのだ。

刺激療法についての治療スキームについては、後日時間が有ったら書いてみよう。 この機械はこういうこういう効能だから、この症状に使いましょうと言う先生に行かないようにしたいが、まぁ分からないわな。 小生の経験で言うと、立派な肩書き、経歴をズラズラ書く者ほどダメだったと最後に言っておこう。

2011年02月10日

足が速く、歩きやすく。

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すべての小中学生の患者、特にスポーツをやっている子に対してのテーマ、それは“足が速くなるように”。そして“身長も伸びるように”である。

一見、ちびっ子セールスキャッチコピーのように思えるが、実はコレがなかなか奥が深い。

ボキッとやって背筋伸ばして姿勢良くして、筋トレして刺激して成長ホルモンウンチャラカンチャラが、まぁ所詮一般的なレベル。

動く事の重要さ、大切さを理解し、理解させる。 ウチのスタッフや知人のPT(理学療法士)、OT(作業療法士)君達に訓練の意義を訪ねてみると、PTは動く為の訓練を、OTは動かす為の訓練をとなる。

たしかにこう歩きましょう、こう荷重かけましょうがPT的なリハ。 OTはどうすれば動かせるようになるかを脳中心で考える。 両者ともそれなりに両局面で考えてはいるのだが、実際どれだけ的を絞ってプログラムを提案出来ているのかが分かれ目であろう。

以前、スプリンター専門でみている米国トレーナーがパワーが重要でも無く、神経伝達が重要でも無い。 このプログラムが良いと言うものは無い。 それら全てを適切なタイミングで実践させる事が重要だと言っていた。

何をすれば、何をやれば、種目では無く、全体のプログラム構成全体、それ自体が重要なのである。 選手や患者の状態、症状に合わせて当初からいくつかのプロセスが見えているかと言う事なのだ。

子供の成長期は自ずと何年あるかは容易に分かる。 であればやる事も、それに伴う結果も当然見えてくる。 訓練が出来るようになる事が目的の訓練ではいかんのだ。

今現在も一人、小学生から中学生になった子供が、予想通りに身長が伸びた。もちろん本人、家族の予想以上に。此方としては想定内。 足だって周りの子より速くなる。 ここにトレーナー、治療家としての楽しみ、醍醐味が有る。

ちびっ子のお陰で数年間は楽しみが増えそうだ。

2011年02月11日

膝の腫れと痛みの考察

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今日は膝関節について。 特に腫れ(腫脹)があるケース。

膝が関節が腫れてると言うと、溜まった水からすぐに何らかの炎症を疑う。 たしかに一番頭に浮かび易く、理論的に理解しやすい。 なかには驚くほど関節の腫脹が大きい人もいる。そうなれば更に強い炎症を疑ったりもする。

しかし本人へ問診を行うと、意外にも大きな炎症を伴うような心当たりは無いと言う。 しかも関節腫脹に比して疼痛の程度が思いのほか軽い。 全く痛くない訳では当然無いが、比例していないのである。

此処からが問題なのだ。 多くの患者がウチのクリニックへ来る以前に、何軒かの病院等へ通院している。 レントゲンや関節穿刺等の検査も済み、それなりの処置・治療は行っているのだが、一向に改善しないと言う。 残念ながら小生は医師では無いので、最先端の医療やスバ抜けた知識など持ち合わせてはいない。 しかし、今まで行ってきた治療から他の可能性、方向性を見出し、新たな治療の提案をする事は出来る。

例えば先に述べた関節腫脹に比して疼痛の程度が軽いならば関節破壊を考え、関節骨過成長と多量の滑膜滲出液のための腫脹と診る事も出来る。 この例はシャルコー関節といい、その中にもいくつかのケースに分かれる。 だが現在、このシャルコー関節に対する絶対的な治療はまだ存在しない。 逆に考えれば、機序が理論的に色々書いてあったとしてもその確率、必ずしもあてはならないのではと考える事も出来る。

素人に毛の生えた小生の経験上女性、特に中高年に多い。 シャルコー関節の理論にはあまり多く触れられてはいないが代謝性疾患、糖尿病性血管障害の可能性を考えてみたりもする。 そう考えてみると痩せてはいない、それなりにふくよかな人に多い。もう少し毒を含んだ表現をするとそれなりに裕福な生活で、けっして切り詰めた粗食な食生活しているようには思えない。 まぁ得てしてご本人は食事に気をつけていると言うが。

トリグリセライドコントロールを食事と運動、もちろん我々の理学的治療の三本柱全部で生活改善提案までもさせて頂く。 そうでなければ治らないのがこの手の症状のなのだ。


今日は少しまともな内容であったか...

2011年02月12日

70歳が頑張ってるのに30、40歳代がダメ。

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昨日は東京神奈川に久々雪が降った。 底冷えするこの時期にもかかわらず、リハ、トレーニングメニューを再作成・指導をとやって来る患者は、全員年配者。 それも70歳代が中心。

小中学生を子供に持つ30、40歳代、特に自分はスポーツをやっている者が問題。


この数年JOC関連はもちろん、各スポーツ団体がジュニアの指導・育成に本腰をあげてきた。
今までも行っていなかった訳では無いのだが、経験的なものが中心であったその指導を科学的に根拠を持って指導を行うようになって来たのである。


話は逸れるが昨日のような雪の日、ウチは昔から忙しい。台風もそうであるが、オープン当初より本当に悪天候に強い。 お年寄り中心の同業者は雨降っちゃ来ない、風吹きゃ来ない、暑きゃ来ない寒きゃ来ないで、悪天候は開店休業状態のところも多い。 そもそもウチには年齢関係無く、明らかに“年寄り”という患者が居ないのだ。 バリバリ働いている、動いている人中心なので、天候ぐらいで引き籠る様な人は居ないのである。

だが面白い事に必ず一人ぐらいはキャンセルの電話がかかって来る。しかも前日から「この人はかかってくるナ」と、100%予想出来たりして。  過去何十人もそのパターンは同一で、「ホラ、今日はこんな天気じゃ無い?! 突然キャンセルしちゃ悪いからネェ~」と言って電話がかかって来る。 たしかにストレートにキャッチーに受け取れば当然ありがたい。 しかし面白い事に、過去全員のケースで元々その患者さんが入っていた時間が大雨だった事が無い。 逆に大抵がドピーカンだ。 アンキャッチにとれば、行く前から行きたくないスイッチが入ったとも捉えられる。

実際そんなうしろ向き目線で見やしないが、それ以前に天候以外でもこのパターンが予見できる言動が多々ある患者さんだったのだ。

ここで話しが戻ってくるのだが、大人になればなるほど時間やお金が自分の自由になって来る。言い換えれば、自分のやりたい事優先にいくらでなる。 20、30年前と違い、どのプロスポーツ選手でもトレーニングをしない選手は居ない。したとしても30歳前後でそのピークは越え、多くの選手が“引退”という壁にぶつかる。 その壁を乗り越える者ほど、トレーニングなどの自分のコンディショニングに対して多くの時間を割くのだ。

一般人はプロ選手ほど極限まで行わないだろうが、肉体的変化は同じ。それがたまたま極限では無いので痛みや怪我と言う形で分からないだけである。 年配者になればなるほど経験値的に、健康や安全に対しての自分の中での位置付けが明確になるのである。

当然若いほどその価値観は無く、子供に自然と持てと言うのはナンセンス。 だがたまたま運悪く怪我をしてやってきた学生は、大抵の場合コーチや親に行けと言われてお金を握りしめてやってくるのだが、逆にそれが良い。 

良くも悪くも自分以外からお金と時間を与えられ、行けと言われてやって来るうちに治療やケアの重要性・必要性がしっかり身につけば、大人になり自分で稼ぎ、自分の価値観でスポーツを行うようになった時、テニスやゴルフ、自転車にランニングを痛くないからケアしないなどと言う大人にならずに済むのだ。 毎晩ストレッチする事がケアだと言うような低次元なスポーツ愛好家になる事を避けれるのである。

子供が怪我をするというのは子供に非は無い。 その周囲に居る大人、表題にもあるような30、30歳代がダメなのだ。 スポーツをやっているとは到底言えない、ジタバタ手足を動かす事が趣味な大人だけにはなって欲しくないものだ。

2011年02月13日

草食男子の反撃 バレンタイン編

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事前に断っておくが、小生は決して草食系では無いと自覚しているのだが、こんな時だから世の草食男子の援護射撃となる(?!)クダラナイ日記を男子目線で書いてみよう。

そもそも明日に控えたバレンタイン。 とっくのとうに自分カレンダーの隅に追いやられたイベント。 むしろ先日ドラッグストアーで買い込んでしまいましたわ。

そんな個人的な事はさておき、昔からバレンタインの時期に感じていた違和感がある。 それはテレビなどでみる菓子メーカー等のバレンタインの広告が、すべて女子目線で描かれたものだと言う事。 最近では若いタレント女子が二人でチョコを楽しく作っているCMであったり、肝心な貰う側の男子目線のものが殆ど無いのである。

先日も某菓子メーカーが、バレンタインについて行ったアンケート調査のニュースをやっていた。あげる予定第一位は女友達。 家族だ自分でだ上司にだとあり、なんと彼氏や意中の相手はたしか8位ぐらいだった。 たしかにマーケ的には少ないトコ狙うより、多いところを狙うのは利にかなっているが、果たしてそうだろうか?!

弱いところを狙うとも考えられるが、そもそもイベントの意味がどんどん変わってきてしまっているのではないか? もっとも昔から本命より義理が多いのが当り前なイベントのように思うが、本命を一つもあげないと言うのは果たして如何なものだろう。

さて今回無駄に熱く書きたいのが、その本命、異性にあげないと言う事。 そうなると、さも世の中にイイ男が居ないように世間で言われるが、本当にそうであるか?? 

普段は普通なおとなしい控えめ女子も、その日ばかりは想いを寄せる人に多勢に無勢であっても戦いを挑める日。 それを昨今では他人のせい、男子のせいにして戦いを避ける、腰の引けた者のイベントになってしまったのではないか。 しかもそれを少しでも売り上げにつなげたいメーカーがより一層煽っているような気がするのだ。

目が吊り上ってる肉食女子も退くが、餌も自分から取りには行かないような草食女子が多くなったのではないだろうか。


まぁイベントに流されるのもどうかと思うが、良い事も悪い事も知らず知らずのうちに、周りに世間に流されてしまっているのではないか。  変わった方が良い事、変わらない方が良い事ぐらい、自分でしっかり人生を歩んでいきたいものだ。

コレってこんなモンで一応オチになってるか?!(笑)

2011年02月15日

理学療法士とツイッター

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昨晩は東京地方も久々積もるほど雪が降った。 そんな天気の休診日であったのですが、毎度相変わらずの分刻みの休日で、バレンタインなんかどこ吹く風状態。

さてそんな中、昨日はおかしな事にツイッターからのダイレクトメッセージが6人の人から届いた。当然皆初対面。会って無いから対面では無く、初やり取りか。

お二人普通の女性以外の4名が、全員理学療法士。 3名まではまたぁ~っと笑えたが、4名目はちと怖くなった。 世の中偶然とは恐ろしいものだ。

屋号に“理学”という言葉を入れたせいか、この数年で理学療法士・作業療法士の知り合いがぐんと増えた。 皆熱心で真面目な人達だ。 

小生が学生の時であるからもうかれこれ25年から前の話になるが、その当時からマッサージ院や接骨院では無く、理学療法ショップみないなものがどんなに良いかと思っていた。 それがこの5年ぐらいで同じような事を考える理学療法士の若者が、医療保険の枠を飛び越え独立開業と言うチャレンジをする者が出て来た。 いやはや小生としては喜ばしい事だ。

しかし昨日やり取りをしていて少し感じた違和感がある。 実は暫く前から感じていた違和感であるのだが、今まで学んだ事以外の、何か魔法の技術や理論が何処かにあると思い込んでいるのである。 しかもその事に自分自身が一番気が付かずにいる。

名前はふせておくが、アメブロつながりで独立開業している理学療法士の院を一件知っているのだが、この先生はイイ。 実に基本に忠実で、大きな病院で出来ぬ事、しかも患者目線での提案が凄く出来ている。 まぁ、小生が偉そうに言えた身分ではまったくもって無いのだが、純粋に行ってみたいなと思う院だから、他人にも良いと言える。

問題はこのような先生と全く真逆な先生。 本人は自分が熱心で真面目だと自負しているのだろうが、是が先にも述べた常に何かに答えを求める、小生の一番苦手な他人の受け売りパターンなのだ。 だから気になるのは技術や理論ばかり。 患者目線で必要な勉強では無く、自分がしたい自分目線の勉強なのである。

昨日ツイッターでもつぶやいたのだが、経歴とはその人の人格すべてを表すもの。 他人はそれを見抜くのだが、当の本人がまったくもってその事に気付いてい無い。 酷いとどの経験も2、3年未満。 未だに一人の患者、一つの症状と5年10年付き合って初めて分かる事も多い。外科であれ内科であれ、その処置の答えは数年後に出るもの。 そう、患者の人生はその後も何十年も続くものなのだからだ。

これも昨日の質問の一つであったのだが、整体と言う治療について。 これだけの市民権を得た治療の意味を、たかが1、2年かじっただけで判断出来はしない。 もしも整体に幻滅したのであれば、それは出会った先生の問題であり、その師匠を選んだ自分に問題が有るのだ。 その自分自身の問題点を見出せねば、是からもちょっとやって文句言って、すぐまた新しい勉強に手を出す事になる。 それらが既に経歴に表れているのである。


患者目線の治療。 是が分かる方法が有るとすれば、一つのところに10年腰を据えると言う事だけであろうな。 

2011年02月16日

腰痛の切り札

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釣りタイトルの様で申し訳無いが、当然そんなものは無い。 あれば世の中腰痛など無くなるだろう。

しかし世の中、一発解消! とか、骨盤ですべてが!! のような広告をよく目にする。 しかもまたこれらに惹かれるような者が後を絶たないのも事実。

どう考えてもインチキ、眉唾満点なのだが、実は未熟な若い者ほど自分で気が付かぬうちに、同じ穴のムジナになっているのである。

整体が骨盤を骨盤をと言い、カイロがすべて脊柱が問題だと言い、針や指圧がツボだ気の流れだと言う。 いや、一部を誇張して申し訳ないが、素人一般的な認識はこんなレベル。 

経験豊富なその道を極める者にすればこんな薄っぺらい話しでは当然無いが、薄っぺらい人間ほどそれらを前面に出して自己表現をする。

昨日も書いたが、ある理学療法士くんの治療の目線。 足だ靴だ足底だとか、姿勢だ膝だ股関節だと。 例えそれが腰痛であっても肩こりであっても関節痛であっても、ヒドイと美容やダイエットもそれらに結びつける。 結局最終的には歩く訓練だったりする。 あとは筋トレ程度ね。

都内で営むその彼の所はそれが非常に滲み出過ぎている。 本人もそれに薄々気が付き始めているのだろう。だからメッセージを送って来たのだろうが。 だが、どうすれば良いのか的な技術、治療法を求めているうちは小生も協力出来る事は無い。 

例えばかりで申し訳無いが、手が痺れると言って病院へやって来た患者であっても、その患者が神経質であったり老人であったり指示を聞かないような患者であれば、痛み止めの薬であったり注射であったり理学的な治療であったりと、当然治療は変わって来る。 患者によって治療が変わって当たり前なのだから、何何専門治療院などと言うのはそもそもナンセンス。 鑑別すると言う事の重要性を理解していないとしか思えないのだ。

どんなに説明しても、ウチが最も重んじている治療は理解出来ぬであろう。 切り札が有れば小生も欲しいものだ。 

2011年02月17日

骨折の治療って何します!?

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ご存知の通り、先日関東でも久々にドカッと雪が降った。 怖いのは降っている時よりも、翌朝の凍結。 コレが危ない。 残念ながら今回も捻挫・骨折されてしまった方々いらっしゃいました。

さて、今回は表題の通り、骨折するといったいどんな治療をするのでしょうか?! 患者より同業者の方が興味アリアリな話題でしょうが、この質問にどれだけの人が胸を張って答えられるのであるか。 シンプルだが難しい質問。

外科的な処置が必要な重篤な状態であれば話しは別だが、通常は固定安静で電気で、あとはせいぜい超音波ぐらい。 骨折得意デスと、うたってるわりには機械専門クリニック状態だったり。
とっても立派です。 きっと年寄りと子供なら、騙せる誤魔化せる信じ込ませられるでしょう。

先ず方向性は決まっているでしょうか!? それに向かって今何をするべきか決まってますか。

腫れを退かせたいのか、痛み・痺れを取りたいのか、治癒を促したいのか。 固定をするのかしないのか、するのであれば他に何をするべきか。 ここで電気や機械しか浮かばないようでは、治療側は引退した方がマシ。 

こんな事当院はします的な、安売り販売業のような広く浅く一本スジの通らないポリシーゼロの治療告知広告は書かんが、一番大切な思考発想的な事を少しだけ今回書くとする。

正直小生も未だに修業の身である。 先日も数年振りに外部へ交流に出向いたが、その時の高気圧酸素治療もそう。 機械買って設備導入、当院はウンチャラカンチャラ設置シテイマス!の為に出向いたのでは無い。 その圧力が酸素が血流が、人間の身体にどのように影響・作用するのかを一つの例として解釈するために出向いた。 偽物カプセルなら話しは別だが、数千万から3億円するような機械を鼻から導入なんて有り得ないからな。

骨細胞、組織の勉強は治療する者は当然頭にある。では炎症について、ブラジキニン、プロスタグランジンはどれだけ考えに入れて治療を行えるか。 冷やす、温める以外に腫れに関してどれだけ治療、アドバイスを考えられるか? 既往歴にチェックが有れば当然であるが、血糖値まで考えて治療を行っているのか!? 血液中の血糖が高値になれば浸透圧の問題で水分は血管内へ増え、圧も増大する。 喉が渇く、血圧が上がるなど、糖尿病の知識が解剖学的にあれば理解できる筈。

捻挫であれ腰痛であれ、患者は帰り際に『先生、何か自宅で出来る事、気をつける事はありませんか?』と多くの場合言うか、思っている。 ならばその不安で不満でやって来た気持ちに答えるのが、我々の第一の仕事。 お酒はもちろん、甘い物や炭水化物は少々普段より控えてくださいね~的なアドバイスも時としてするべきなのである。

一例であげたが、此れ以外にも骨折だけでも幾つも留意する事はある。

一人でも多く客寄せしたい、1円でも多く儲けたいと思っている者には出来はしない。 そしていずれ見透かされ、人は離れていく。 一生新しい機械を買い続け、一生新規顧客獲得ばかりに執着をするきであろうか。 

“心” に重きを置き、芯がぶれなければ既存患者からも末長く信頼を受け、そして自ずと新患も増えてくる。 医は心である。

2011年02月18日

激しい運動するなって言われたって!

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今年も既に一人、昨年は3名ほど心疾患でバイパス、カテーテルの患者さん。 勿論診ます。術然も術後も。

病院等で、打撲や捻挫で動いちゃダメだよと言われてやって来るが、それでも治らないと患者は言う。 そもそも動かないで済むのなら悪くはなっていないと不満大爆発でやって来る患者もチラホラ。  まぁごもっとも。

ならば答えは簡単、どう動けば良いのか、どこまで動けるのか助言、指導をする。

当然具体的な動作の動作解析学的説明も織り交ぜながら、見本を見せながらになるのだが、これだけではダメ。 年配者は当然だが、これは必ず忘れる。 小生でも忘れる。 もっと違った角度から伝える。


たとえば心疾患の患者さんにイメージし易い運動としてウォーキングを例にとって説明する。
動いて暫くして薄っすら汗ばむ運動はOKですよと。 動いてすぐ息が切れる運動はNGですよと伝える。 ゆっくり動いて薄っすら汗ばんでいても、息が切れ始めたらそこでENDですと。

もちろん此方としては定期的にラボでも運動も提案し、運動前後の血圧、心拍測定、時として両上肢や両下肢での測定もする。 先日も運動後に片腕だけ血圧が下がる患者さんがおり、医師と相談し処方されている薬を見直したケースもあった。

POLAR(ポラール)のハートレートモニターを使って心拍変動R-Rの管理もパソコンで管理もする。

患者には極力わかり易く簡単に、複雑な事は出来るだけこちらでコッチが受け止める。

安くて近くて簡単にでは無く、一番大切な事に的を絞って行う為に。

本人は頑張っているつもりでも的外れなケースも多い。それは意外にも患者側よりそれを受け止める側に多い。 心のこもっていない客寄せ金儲けに走っている。 

大切な一言を決して忘れてはならない...

2011年02月19日

独立新規開業求人募集

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学生君は就活真っ只中で、今春採用者はそろそろテンション上げて学生気分追い出す季節。 いつまでも卒業旅行に浮かれてる場合じゃ無い。

土日も診療している小生は、今週を締めくくるにはまだ早いのだが患者、診療以外の問い合わせが相変わらず今週も多かった。 この時期は毎年同じなのだが。

旧友も一人尋ねてきたりで、逆に此方の方が刺激を受けたり実のある一週間であった。

以前この手の事は、これも出会いだと思って全員に会う努力をしていたが、まぁ得てしてその手の想いは届かず単なる相手の欲を埋める時間を提供しただけに終わる。 結果現在は数人に一人。 それでも去年はほぼ全滅で裏切られた。 唯一違かったのは、現在居る男性スタッフ君。 求人していないのに雇って欲しいと。 

当然縁が有るうちは全力でサポートするのが小生の主義。スタッフであっても友人知人であっても、無論それが患者であっても。 しかしその縁を先方から切った場合はその範囲では無い。
多分それはどんな人の縁であっても同じだろう。 恋愛だって本当に何が一番大切かを考えるのが大人であり、好き嫌い、好みだタイプだ合う合わないだでは子供の恋愛。 お互いがお互いにとって本当に一番必要で大切な事は何かを考えるから、真の人間関係が生まれるのだと思う。 それが相手の事では無く自分の事ばかり中心で考える人間だから、恋愛も仕事もすべてを語り合える友人も、勿論良い先生にも出会う事が出来ぬのだ。


小生が昔からこれだけは絶対他人に負けないと自負している事が有る。  それは“最後の最後で誰が一番裏切らないかと言ったら、俺だという自信がある”と言う事。 

自分がどんなに真面目に誠実に努力しても、世の中それを理解しようとせず、自己利益を優先し相手の気持ちを踏みにじる輩が多く居る。 悲しいかな小生の身の回り、同業者にも多く居る。
小生から裏切る事は決して無い。 知らず知らずに裏切る側に廻らぬよう気をつけなければならない。 

2011年02月20日

相も変わらず腰痛、ヘルニア、誤診ですか。

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今年に入り少しだけ真面目にツイッターやってます。(http://twitter.com/asaosp)

その甲斐あってか直接個人的に問い合わせが日々やって来る。 正直中々手があかんのでスグには返信できなくて申し訳無い。 やはり腰痛に関しての問い合わせが一番多く、しかし相も変わらず誤診と思われるケースが多くある。

医師でも無い小生、こんなネットの隅でほざいても何の信憑性も無いのだが、そんな大してアタマも良くも無い小生よりバカにだけは成らないでもらいたい。 だからと言ってたとえそれが医師であっても、人間である以上正しいとは限らない。 特に医学は日進月歩。 腰痛学だってこの15年で大きく進歩、変化をした。

『MRIで潰れていたから間違い無い』と言ってやって来るが、何故そこが既に間違いだと考えないのだろうか?! 患者も医師も治療家も。 

たしかに潰れていると言う、物理的な状態は事実。 だがその潰れた事実と腰痛がイコールであるかどうか。 椎間板が潰れ神経圧迫を起こした場合、どのような症状が現れるかだけに捕らわれてしまった時点で間違いが始まる。

腰が痛くて、足が痺れて、椎間板が潰れているとホラ、ヘルニアになってしまう。 ベタな話だが痛みと言うものは痛みを感じ取る感覚器官を刺激するから痛みをして感じる。 しかし圧迫されたと言われる神経根には痛みを感じる痛覚の受容器は存在しない。 神経根の先の支配領域に痺れ等は出るが、圧迫部位に痛みは出ないのだ。  まぁこんな一点だけで言えば、潰れるぐらい腰に負担がかかって腰痛になった程度の診断だ。 であるからして潰れたのはある意味結果論である。  こんな事以外にも前屈痛く後屈でさほど、動き始めは痛いが動いて歩きはじめてしまえばナンとかなど、あげたらキリが無い。

そもそもこんなに熱く小生が語っても、治らない者ほど努力や意識改革など出来ぬ人間が多いのが経験である。 昨年も残念ながら数人いたが、ずっと悪いと言う割には治療も長続きせず、結局根拠に乏しいネット知識の自己流でフェードアウトである。

ツイッターでもつぶやいたのだが、腰痛の画像診断によるヘルニアは約80%が誤診であり、その事実はヨーロッパの医師の間では常識になりつつ在るのである。 もしも本気で自分の症状に不安と不満を持っているのであれば、是非真剣な努力をしてみてもらいたい。 と言っても素人は何も情報源が無いであろうから、ネットでは無く真剣に研究をされ、真剣にその経験をまとめ出版された医師の方々の書籍があるから読んでみるのも手であろう。 承諾を得てはいないので正確な書籍名は控えるが、南江堂さんあたりで腰痛に対して非観血的な療法を書いている出版物など、非常に良い情報源になるであろう。


同じ情報でも大切な事ほどネットにはウソが多いのだから、くれぐれもその辺りには今後も皆には気をつけてもらいたい。

2011年02月22日

運動でコレステロール、中性脂肪を。

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その昔2年間ほど成人病予防検診の仕事で、企業向けに全国を回っていた事が有る。

成人病管理者、予備軍、年齢次検診と、定期的に血液検査、食事、メンタル、運動能力検査を行いカウンセリングを行う。 最近でこそ正しい知識も世に多く出回って来たが、それでもまだまだ誤解している者も多い。

中性脂肪であれ糖尿病であれ、運動によって体脂肪が燃焼されて中性脂肪が減り、インスリンの働きを高めて中性脂肪を下げたり善玉コレステロールを増やすことも、運動療法のすぐれた効果である。 一般的にはウォーキング、軽めのジョギング、サイクリング、水泳などが良いとされており、十分に酸素を取り入れながら20分以上行う有酸素運動の継続を指導していく。

ここまでは誰でも知っているのだが、この内容だけを文章として読み、理解してしまうと20分以下の運動じゃダメだとなってしまう。 ココが思考として間違えているのだと、常々小生が言い続けている部分。

そもそもこの手の疾患は甘いものや炭水化物などが体内で糖に変わり血糖値が上がり、様々な問題によって余剰分が脂肪となってしまうのだ。 元凶は糖。 20分以下の運動は、脂肪では無く主に血液中の糖をエネルギーとして使うもの。 20分に満たない運動でも小まめに行えば血糖を消費し、結果的に脂肪の貯蓄を解消することにつながる。「20分も時間はとれないから運動しない」のではなく、通勤や買い物で外出するときはエスカレーターを使わない、電車やバスに乗ったら、わざと目的地より手前で下車して歩くなど、からだを動かすチャンスを積極的に見つけ、行う事が大切なのである。

もちろん網膜症や腎症、神経障害、心臓病など血管障害が有る場合は適切な運動指導、管理が必要である。  結果これが骨や肉や靱帯などのせいでは無い症状の改善につながる。

押す揉む動くだけが理学療法では無い。 ましてや電気かけて治るのなら、近所の神社に毎日お参りしていた方が遥かに健康になれる。 真の医療と言えるかどうか。 其処に尽きる。

2011年02月23日

指圧整体接骨院、廃業倒産潰レテマス

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今年に入り間接的にも繋がりが有るところだけで3件同業者が廃業した。

当然小生のところであっても絶好調とは程遠い状態。 もっとも昔から、来ている先生は来てないと言い、来てない先生は来ていると言う。 その辺は常識的な人間であれば見抜けるもの。

商売を始めるにあたり、何業種であれ立地を重要視する。 駅前人通りが有れば繁盛する。 そう、実は小生の同業名医ほど駅前には無い。 それは簡単。 駅前に出すという段階、思考と言う事は既に“商売”としてを一番に頭に描いているのである。

駅から少し離れていたとしても、少々家賃が高かったとしても一階で開院しろ!と昔から言われる。 痛い悪い患者が相手の商売なのだから、例えエレベータであってもエスカレーターであってもダメだ。 本当に足腰が悪い人間や老人は、乗り降り一つ一つが苦労なのであると言われた。 

廃業はもちろんだが、患者が多く流れてくる所ほどソンナところ。

この不景気で小生から見て、ここは凄いなぁと思うところほど努力をしている。 その努力とは何かが重要であり、そこをどう患者として見抜けるかだ。

例えば何故か年に数件必ずやって来る閉塞性動脈硬化症(ASO)。 当然重篤なケースは殆ど無いが、だから余計ほぼ100%とと言っていぐらい見落とされてやってくる。

診察に一番大切な触診。 ASO診断の基本的診察手技は触診であり、問診で得られた情報と組み合わせることにより、ASOの診断は80~90%可能なのである。 もっとはっきり言えば、未熟な者ほど検査機械をたくさん買いそろえ、さもそれが設備充実、当院にお任せあれ的な広告に満ち溢れているのである。

どんな患者を自分達が手を差し伸べるべきなのかを、自分の身の丈に合った努力をこの不景気の間にやってきているかどうか。 

駅前商売っ気満々を是非見抜いて良い病院と出会って欲しいものだ。  ウチ?! 所詮場末デスから...

2011年02月24日

だから太っちゃうんですね。

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ごめんなさい、知りませんでした。 糖尿病の薬で逆に太ってしまう事を。

過食、運動不足などの生活習慣管理によって疾病改善のアドバイスが出来るのは「2型糖尿病」。 最低限の知識はあるつもりでしたが、薬を処方できる立場に無いのでサラッと読み過ごしていたのでしょう、インスリンの分泌を促す消化管ホルモン「インクレチン」の関連薬の事を。

ココで偉そうに書いても所詮ほぼコピペになってしまうのでサラッとにしておくが、これまで一般的だったインスリン分泌を促進する「スルホニルウレア(SU)剤」。これが低血糖や体重増を引き起こす場合もあるんですね。

しかし医学は凄いですね。 先にも述べたDPP-4阻害薬には、SU剤を多く服用してしまうと、患者はおなかが減り、食べ、太るという悪循環を回避できるんですから。 だからといって魔法の薬みたいに思いこむのでは無く他の薬との併用で、ほかの薬の良さを引き出せる利点を持っていると言うのが重要らしいのです。 

何事もパッと聞いてすぐ鵜呑みじゃダメなんですわ。 自己流、私は運動しているから大丈夫では無く、ちゃんと専門医に相談してください。


まぁこの辺はもう少し時間をかけて勉強しなおさなきゃダメなようです...


 

2011年02月25日

先生の先生で頭下がります。

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一生どこも痛くなく、病気ひとつ怪我ひとつしない人なんて居ませんわ。 居るとしたら、それはただ単に今現在本人が気が付いていないだけで、他人より遥かに鈍いだけの話し。 「オマエは、アッチコッチ痛て~とうるせーな」などと言う亭主が居るが、結果長生きするのは女房の方。 よくある話し。

「ハイ、ウチの主人はどこも悪くなくて自分で運動もしているみたいですから。」 だから、悪くならないとケアにも治療にも行かないし来ないってことでしょ。 悪くなってからじゃ遅いのに。

ここ最近、一年ぐらいかな? 特に血液について中心で色々考えているのは。 例えば定期的に健康診断等で検査しても何も異常無いから大丈夫ですと。 そもそも検査で現れると言う事は、既に悪いと言う事。 ある意味現れてからではもう遅い。  検査と言うものはそういうものである。

では検査で出てもいない物を、どう気をつけろと言うのか!?

ここが専門家の出番で、腕の見せ所なのである。

嬉しい事にウチには昔から、同業者はもちろん、医師の方も数名患者さんで来院して頂いている。流石に整形は来んが。 しかも世の中偶然とは面白いもので、大抵の先生は既によく噂で評判を聞いている先生方だ。 当然何処へ行っても良くならなかったが、あの先生のところに行ったら良くなったという評判。

隣駅の新百合ヶ丘周辺は近年目ざましく開発が進み、街並みがこの数年で一変した。 当然商売っ気モリモリな商店が増え、医療関係もその例外に無く増えたのは良いが、決して質が高まったとは言い難い。

長いお付き合いをして頂いている医師の先生が、先日の雪で転ばれ骨折をしてしまった。 もちろんお知り合い(後輩?)の整形外科の先生を尋ねられ、その後夜遅くまで診療している小生のところへ通って来て頂いているのだが、その初めに行かれた整形外科の先生が、以前から唯一と言っていいほど近隣で良い評判を数多く耳にしていた先生なのである。 しかも今回の骨折の治療も固定してハイよ、などでは無かった。 思わず素敵!と思ってしまった。 まぁ内容は秘密だが。

そもそも怪我をされてしまったその先生、本当にお世辞では無く小生が過去研修や勉強会で出会ったどの医師の方より、なるほど!流石!!と思うところ満載な先生なのである。昨日の治療中も抗ロイコトリエンについて色々教えてくれた。 いや、今日は小生がお金を払うべきかと。(爆

やはり良い先生の周りは皆良い先生。 友達の友達は皆友達。 小生もそんな人間関係の輪の中に入れるよう、頑張らねば。

2011年02月26日

丸暗記は勉強じゃ御座いません。

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場末の暇暇クリニックなウチにしては珍しく、今週は新患の嵐。 ナンでまぁこう同じ日に、しかも毎日続く事か。 嬉しくも有り、やり甲斐も有りだが、如何せん偉そうに言ってるワリには腰が引けてる小生はイッパイイッパイ。

新規患者には、日々の既存患者の数倍話しをしなければならない。 本来は数倍話しを聞く事もしなければならないのだが、実際は初診時に本人から話して来る事で本質的に治療に必要な情報は極々僅かである。 キツイ言い方をすれば、話しを聞いて欲しいと言ってやってくる患者ほど、聞く気持より聞いて欲しい気持ちが勝り、此方の熱心な説明がまるで頭に入らないと言う結果を生んでる。

ウチへやって来る患者の殆どが、既に数件の病院等を訪れている。 今週多かった小学生の患者の子は全員数か月も他院へ通い、改善されずやって来ている。

前の先生の治療が良いとか悪いとか、正解不正解など、そんな生産性の無い事を初対面で言ったとしても誰もハッピーにはならない。 なによりも他人のせいにする前に自分自身が、自分自身の発想を先ず変えてみませんかと提案する。

いや、これは患者に対してだけでは無く、むしろ治療する側への方が重要なのである。

検査をすればするほど目の前の事に捕らわれる。 そもそも検査以前に診察は済んでいるか? 診察結果を確定する為に検査と言うものが有る。 にも拘らずまっ先に検査を行ってはいないか? しかもそのようなプロセスを講義・講習会で習ってきてしまってはいないか?!

教わって暗記して治療など出来ぬ。 すべての患者、すべての症状、しかも毎回患者から得る情報によって考え、学んで、治療に生かせているか。
 
考えるのだ。 考えもせずただ教わった事を暗記するのが勉強とは思ってはいないだろうか。 それでは小学生が漢字や九九を何も考えず丸暗記するのとマッタク同じ。

ダメな治療家、人間ほど講義・講習会、勉強会に数多く出向き、それをさも勉強熱心だと勘違いしてしまっている。 酷いとそれらを他人へ教えようとまでしてしまう。 テクニック講義だとしたら更に最悪である。

患者も治す側も、より一層考えなければならない時代になってきているのだろう...

2011年02月27日

本当に大切な人と出逢う

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ちょっと柄にも無いが少々照れくさい事を書いてみる。


自分にとって大切な人とは何かを、真剣に考えてみた事はありますか?


異性はもちろん、同性でも動物でも物であっても興味を持つ惹かれるって事は、自分の内面でその対象に対して近くに引き付けたい、手に入れたいと言う欲求が有るからである。

果たしてこちら側が欲している気持ちと同レベルで先方も欲しているか? もしくはその欲している気持ちに対して相手がどれだけこたえる気持ちを持っているかが問題になって来る。

物やペットにこんな禅問答をしても意味が無いが、相手が人間となれば利害関係も含め、そこに様々な条件・状況が発生する。 自分の気持より相手も気持ちの方が重要になって来るのである。

子供がおもちゃを欲しがるようなレベルで、相手に対して自分の欲求をぶつけるような馬鹿な大人は普通いない。 自分から相手に対してイイナ、好きダナでは子供の恋愛レベルだ。 人として長く付き合う、長く一緒に居ると言う事は相手の気持ちを尊重し、自分の欲求より相手が此方に持っている気持ちを正しく理解・評価したうえで、人間関係を前進させるべきなのである。

余程の悪人で無い限り、誰でも表面、人当たり、付き合い初め、新鮮であるうちは相手を知ろう理解しようと言う気持ちが現れる。 その先にある真の気持ちや思いやり。 それを考え、読み取るべきだ。

小生はこれを治療に対して患者に対して、広告に対しても常に考ている。 初めだけ相手の興味を惹くような事にとらわれる人間。 商売だけを考える者はそれらを手法に取り入れ、読み取れぬ者がそれらに惹かれて集まって来る。

情報が増え、様々な知恵や手法が街に溢れている。それらに決して騙されず、本当に自分に大切な人を探し、出逢って欲しいと願う。

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