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酸素カプセルから学ぶ方向性と、ウチの最大の武器。

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昨日も所用で某総合病院に終日居た。 先日、学会で訪れた東京医科歯科大学もそうであったが、大きな病院はどこも大勢の患者で溢れ返っている。 特に整形外科やリハビリ室には仕事柄とても関心が湧く。 どの病院のPTさんもOTさんも熱心に患者さんの治療に当たっている。

しかしウチを訪れる患者さんの殆ど全てが、整形外科や鍼灸マッサージ、整骨院で治らずやって来る。 今どきどの先生も多くの資格を持ち、とっても勉強をされている大先生達なのだが、何か何処か患者と温度差があるのだろう。

お陰さまで同業者からブログを読んでいると言うメールを良く頂くが、素人っぽく表現をさせてもらうと、分かり易い治療が一番なのだ。 へそ曲がりな小生は、そこんとこ広告に書かない。敢えて書くとすれば例えば脳梗塞やくも膜下等の脳血管障害(CVA) の患者さん。 

病院ではOTは手先の治療で脳へ刺激を、PTは歩行訓練やPNFで、これまた脳へ刺激を。 たしかに脳への刺激は必要だが、刺激と一言で言っても様々なタイプがあり、その刺激のタイプを考える。 正しい表現では無いが、動け動け!という命令ばかりでは無く、積極的に力を抜く命令、そしてスムーズに動かせる訓練を積極的に行う。 病院とウチで同じ事をしていても仕方が無い。 患者の為に補う治療を診立て、温度差を埋める事に全精力を注ぐのだ。

技術や知識ばかりを重視し、病院や大先生の真似事ばかりをしていても患者にとっても、自分自身の治療臨床にも意味が無い。 人生そのものに意味が無くなる。

ウチのリハビリ、運動療法は特殊である。 動作はいたってシンプルだが、その目的をとても重要視、患者自身にも意味・意義を深く理解をさせる。 ただダラダラ見聞きした事だけをやらせる、するのとでは効果は雲泥の差だ。

酸素カプセルの項で書いたが、世の中上っ面な嘘の効果効能をうたった治療が蔓延している。真の答えはその人間の中にのみ存在する。 半年治らなかったスポーツ選手が2週間で改善、競技復帰などと言うのはザラ。 それは神の手でも魔法でも無いと言う事。 人間である。

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