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膝が長年痛くて腫れてます。

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子供から年配者まで、膝が痛いと言ってやって来る患者は多い。 昨日も小中学生から70代以降まで様々やって来た。

今まで皆、整形や針・接骨院などで治療を受けてきたが中々良くならないと言うが、今までの先生達の技術や知識が劣っているせいで治らないケースは、殆どと言って見受けられない。皆それぞれの分野の専門家である。 ただその専門分野を超える、もしくは他科との境界領域の診察診断に於いて一歩踏み込む事が困難な理由があるのだろう。 残念ながら多くの場合、その理由は患者側にあるケースが多い。

先日、NSAIDsのところでも書いたが、ひとつ問題になるのが組織破壊。たまたま炎症性サイトカインを例にしたが、別にそれが膝だと言ってるのでは無いが様々な理由を多角的に考える必要性が、患者側にもあるのだ。 それには専門的な知識など必要無い。むしろ専門的知識が無いにもかかわらず、筋力が無いせいにしてみたりして、運動やってました整体院へ行ったりする。 そりゃそんな所へ行けば、その先生はそれが専門だからその専門目線での治療をするのは当然である。 結果、様々な種別の良く言えば“専門家”のところを渡り歩く。

例えば先述の炎症性サイトカインは、活性化マクロファージや活性化血管内皮細胞から産生されるので、簡単に言えば血液や血管が影響を及ぼす。膝窩動脈捕捉をも疑えが、これは血管外科。
それ以外にも抗炎症性サイトカイン(抑制性サイトカイン)は活性化マクロファージなどから、産生されるので抗炎症作用のあるプロスタグランジン(PGE2)も関与してくる。 さすれば当然アラキドン酸を考え、食事、肉食の話にまで考えは及ばなければならない。

たとえそんなこんなを話してくれる先生に出会ったとしても、患者本人が変わらねばならぬところを受け入れ、受け止めなければ始まらないのだ。

知識・技術で治っているのであれば、とっくに病院で治っている。医師以上の資格は無い。後は人としての思考発想だけ。 腫れてますね水が溜まってますね、半月板ですね靱帯ですね筋力不足ですね。 一生治らんわな...

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