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NSAIDs(組織破壊と気管支喘息)

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昨年は長く患う関節障害の患者も多かった。 勿論原因は様々であるが、当然ながら共通しているのは継続的治療の実施が難しいと言う事。 これもまた忙しい等、原因は様々であるが、最終的には本人次第である。 残念ながらこれだけ長患いをしていれば、5回、10回の治療では形には為らない。

さて、ここでちょっと以前何度かふれたプロスタグランジンの話をしよう。

炎症作用、発痛作用、発熱作用があるプロスタグランジン(PG)は、アラキドン酸から合成される。インドメタシンやアスピリン等のNSAIDsと呼ばれる消炎鎮痛剤はこれらを抑制し鎮痛・解熱はするが、組織破壊も起こしてしまうと言うもろ諸刃の刃である。

もう少々詳しく言うと、炎症を促進する側面(炎症作用)と、炎症を抑制する側面(抗炎症作用)とがあるのだが、この炎症を抑制する側面にはロイコトリエン(LT)があるのだが、毛細血管の血管透過性を亢進させ組織内に浮腫を誘導させたり、気道粘膜の繊毛運動を減少させたり、気道粘液の分泌を亢進させたりと、気管支喘息の気道炎症に関与する物質なのだ。 痛み止めはこの作用を抑制・阻害するのだから、結果は言わずもがなである。

そもそもPGの元になっているアラキドン酸は食事、特に肉食に由来している。 運動だけでは無く、食事までもの生活習慣全体を見直さなければ、慢性関節疾患は改善しないのだ。

膝関節痛、肩関節痛、咳・鼻水・鼻詰まり、喘息であっても手術や薬、患部だけの治療だけ頼っているうちは、いつまでも堂々巡りであり、またそれらの改善提案を受け入れ、実践しなければならないのだ。

痛くない、悪くないから関係無いはもとより、痛い具合悪いの出れば尚更心身ともに新たな考えへ一歩前進しなければならない。 

其処までをも受け止めるのが、ちょっとスポーツやってました整体・接骨・マッサージ治療と当院との大きな差であり、最大の武器なのだ。

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