« 2010年12月 | メイン | 2011年02月 »

2011年01月 アーカイブ

2011年01月04日

新年明けましておめでとうございます。

110104a.JPG

皆さま、新年明けましておめでとうございます。

本日より通常診療開始です。

さて、新年早々またまた継続来院患者向けに、小ネタ企画をやっちゃいます。

此処ではあまりにもクダラナ過ぎて書けマセン。 興味のある方はこっそりスタッフにお尋ねください。

本年も変わらぬご愛顧のほど、よろしくお願いいたします。

2011年01月05日

陽の光を浴び、此れからを想う

110115a.jpg

新年の初日の出。普段早起きなどしない者も、この時ばかりは寒さに身を凍らせながらも日の出を拝む。 特に日本人にとっては日の光は特別な存在であろう。

登り来る太陽の輝きも尊いが、振り返ってみるとその陽の光に照らされたものも美しさには希望や活力、大きな愛をまでも感じ取る事が出来る。 

好きな人も嫌いな人も、知ってる人も知らない人も、逢いたい人も愛おしい人も、何十キロ何百キロ離れていても皆同じ太陽を見て同じ光を浴び、しかもその陽の光のお陰で我々全ての人の身体と健康が存在して事実。 なんて不思議で素敵な事だろう。


全てのモノを育む陽の光、太陽の偉大さを感じ、自分ひとりで生きているのでは無いと、ちっぽけな存在を改めて理解をする。 是非一度、綺麗な日の出を見て大喜びをする人たちを横目に、その陽に照らされたうしろを見て欲しい。 また違った尊さをきっと感じ取る事が出来るだろう。


今年も新年に、ゆとりと愛情を持って一年を過ごさねばと心に誓う。

2011年01月06日

子供のスポーツ障害・成長期痛

110106a.jpg

先日、子供の発育・スポーツ障害を専門で取り組んでいる先生との話で、現在の子供、特に小学生期の子供たちのスポーツに対する取り組み方に疑問がある事で意見が一致した。

小生たちが子供の頃とは違って、野球やサッカーなどのクラブチームと呼ばれるような地域スポーツ同好会が数多く増えた。 増えれば当然、その中で競争と言うものが起きる。 良く言えば切磋琢磨し競技レベルが上がると考えられるが、それと同時に練習量等、身体に対する負担も当然増えてくる。 患者・親御の話を聞いていると最近では週6、7日、ほぼ毎日のように練習をしているチームも少なくないと言う。


毎日野球やサッカーの練習を、しかも小学生にやらせる事が本当に良い事だと誰が考えているのだろう?!

こう書いていると小生が毎日の練習を完全否定しているように思われるが、実は本音は少々違う。

毎日続ける事、肉体的では無く精神的な忍耐力をつける事は、何にもまして重要だと考えるからである。 しかしそこは子供。 好きな事は制限なくやってしまう。 やり過ぎてしまう、その制限を大人が正しい知識で管理すると言う事が重要なのだ。

だが、怪我でやってくる子供達、親御の話を聞いていると、そのクラブチームの指導者達に正しい知識があるようにはどうも思えない節が多々あるのだ。 

身体能力向上と怪我の予防、ストレスマネジメントは表裏一体、同一線上に存在するもの。 それを理解していれば、今、この時期、この子にこれをしっかりやらせればと自ずと出てくる。 であれば子供たちに怪我などさせる訳が無い。 限界を超えた取り組みが必要に迫られる、プロスポーツ選手ではあるまいし。

子供の競技とプロ選手の競技への取り組み方の違い。 考えれば分かる事を考えもせず、ネットや本、講習会の机上に知識で指導する者がいるうちは、日本スポーツの真の発達・発展は当分先のようだ...

2011年01月07日

大好きなんです、七草がゆ。

110107.jpg

子供の頃から必ず食べてた、七草がゆ。 一人で作ってでも食べるくらい好き。

無病息災風な意味ダぐらいしか分かりませんが、何にせよ節目は大切。 (興味のある方はご自分でググってみてくださいナ)

毎日コツコツ継続が苦手なら、せめてタマにの節目時ぐらいバリっと何かしてみましょうよ!と思う。 ってのが最低限の常識と思うが、いやいやコレがまたコツコツ出来ない奴は要所要所、節目節目も出来ない奴がほとんど。 「毎日なんて、そんな時間は無い!!」な~んて言い訳するけど、ソリャ時間が無いんじゃ無くてやりたくない病で心が腐っているダケ。 そんな心掛けで人様にとやかく言う価値は微塵も無い。

怪我をする選手としない選手、はやく治る患者となかなか治らない患者では、そもそも根本的な心掛けが違う。 この部分に関しては小生は親兄弟では無いので言う立場に無い。 仮に言ったとしても、まぁほぼ無理。 そこんとこ治さないと何も始まらないと、本人が気が付くか気が付かぬか何もかも変る。


毎年七草がゆを食べると、正月浮かれ気分はココまで! 今日から今年の目標に向かってスタート!! と切り返ると同時に、今年も健康でまたこの日を迎えられた事に感謝をする。 さぁ皆さん、今年も去年より良い一年にすべく頑張ろうではありませんか!!

2011年01月08日

風邪っぴきで鼻づまり来院も多いって!?

110108a.jpg

いやいや、実はこう見えて自然派なんですわ。

咳やくしゃみに鼻水、鼻づまり。 のどや鼻が風邪だか何だか分からないと言う不調患者が、ココんとこ毎日盛り沢山。 こんだけ急に寒くなったりすれば、ソリャ身体全体、粘膜君もついてはいけませんゼって。

血流的に考えても神経学的に考えても、ウチには出来る事幾らでもアリマスって。 例えば丸一日手足ポッカポカとか、寝転がってもゴホゴホさようならとか。 客寄せブログじゃ無いからね、ナニやるかはココでは内緒だけどサッ。 そもそも何でもネットで答えを得ようなんて、そんな輩が大っ嫌いだし。
 
苦しいの我慢して長引かせ、悪化させるぐらいなら、サササッと診れるコースは幾らでも提案出来OK。んでちょこちょこっと来ちゃって、ハイさようならでオシマイですわ。 ゴリゴリバキバキ、ハイテクばかりが得意な訳じゃ無く、意外と自然派治療も得意なんだな、コレガマタ。

週末超混みですが其れなら診れます。 この三連休、寝込まない為に是非!!!

2011年01月09日

ヘタなスポーツ知識より頓知の方がマシ。

110109a.jpg

昨年はお陰さまでこの数年の中では患者も多く、忙しい一年であった。 特に3年前に屋号変更、方向性を変え、どこにでもあるようなスポーツに詳しい整体院を完全払拭した。

勿論、名前だけでは無く診察や治療全てにおいて全面的に見直した。 設備や技術では無い。患者が抱えている根本的な問題点は何なのかを、患者本人が認識できる事を第一に全面改築を行った。

例えばその方向性を説明する一例にサポーターやコルセット、テーピングやストレッチがある。 交通事故後遺障害で悩む患者の多くに、患部長期固定者が占める事は有名である。 腰が痛いから、コルセットをしていると楽だからと言って、一生コルセットをして治るイメージなどある訳が無い。 頸椎なら2週間、腰椎ならば3週間をめどにするのが現在の常識である。

昨年一昨年と膝靱帯手術に関しては、日本国内でもその考え方は劇的に変化した。 現在最新の考えではプロ選手であれ、靱帯手術を行っても4カ月で現場復帰が常論なのだ。高校サッカーで有名になった某選手は術後1週間病院が出したサポーターはしていたが、その後一切サポーターはおろかテーピングすらしなかったのである。 もちろんキッチリ4カ月後の選手権に完全復帰した事はトレーナの間では有名な話しである。

この事は装具学を学んだ者には良く分かる話だ。 今を楽にする装具と、これによって機能改善を狙う装具とではまるで物が違う。 ただ型を取って靴の中敷きや枕を出す者が未だ多い。 テーピングをして、「ほら楽に走れるでしょ」では、これは単に楽にしてるだけである。もちろんテーピングにも予防の貼り方と、可動・荷重方向を任意の方向へ促す為の“治す貼り方”と言うものもある。 会社を辞め、現在のように直接患者一人一人に当たるようになったこの十数年、世の中にこんなにも何も考えずにテーピングを貼っているのが多いものかと驚きの毎日である。 ちなみに小生がテーピングを貼るのは年に数回。 しかも殆どがキネシオ程度であるが。

無駄に熱く、長く書いてしまったがこれらの話はもう20数年前、小生がまだ学生の頃に外国人のトレーナから学んだ内容が殆どである。  要は当院はテーピングを、ストレッチを丁寧になんて所に怪我を押して試合に出なきゃいけない選手でも無いのなら、一般人は行くべきではないと言いたい。

診断診察と検査がイコールだと思っているのが、民間療法をする人間に多いという現状である。あまりにも質が低く、嘆かわしい。 痛いとこ揉んで、ボキッと骨整えて、電気当ててテーピングしてなんて治療院が未だ殆ど。診察上のPQRSTを正しく理解してこそ、治療が始まるのだ。 もっとも、PQRSTすら知らない治療家・トレーナーは、たんなる安らぎ整体師以外の何物でもないのだ。 目や耳に入る事、目先の事に捕らわれない頭を使った治療に必要なモノ。 それをキッチリ昨年は提案できたのではと、改めて思う。


って事で、最後に今日はとんちの日らしい。1月9日で“一休さん”だからだそうだ。

2011年01月11日

NSAIDs(組織破壊と気管支喘息)

110111.jpg

昨年は長く患う関節障害の患者も多かった。 勿論原因は様々であるが、当然ながら共通しているのは継続的治療の実施が難しいと言う事。 これもまた忙しい等、原因は様々であるが、最終的には本人次第である。 残念ながらこれだけ長患いをしていれば、5回、10回の治療では形には為らない。

さて、ここでちょっと以前何度かふれたプロスタグランジンの話をしよう。

炎症作用、発痛作用、発熱作用があるプロスタグランジン(PG)は、アラキドン酸から合成される。インドメタシンやアスピリン等のNSAIDsと呼ばれる消炎鎮痛剤はこれらを抑制し鎮痛・解熱はするが、組織破壊も起こしてしまうと言うもろ諸刃の刃である。

もう少々詳しく言うと、炎症を促進する側面(炎症作用)と、炎症を抑制する側面(抗炎症作用)とがあるのだが、この炎症を抑制する側面にはロイコトリエン(LT)があるのだが、毛細血管の血管透過性を亢進させ組織内に浮腫を誘導させたり、気道粘膜の繊毛運動を減少させたり、気道粘液の分泌を亢進させたりと、気管支喘息の気道炎症に関与する物質なのだ。 痛み止めはこの作用を抑制・阻害するのだから、結果は言わずもがなである。

そもそもPGの元になっているアラキドン酸は食事、特に肉食に由来している。 運動だけでは無く、食事までもの生活習慣全体を見直さなければ、慢性関節疾患は改善しないのだ。

膝関節痛、肩関節痛、咳・鼻水・鼻詰まり、喘息であっても手術や薬、患部だけの治療だけ頼っているうちは、いつまでも堂々巡りであり、またそれらの改善提案を受け入れ、実践しなければならないのだ。

痛くない、悪くないから関係無いはもとより、痛い具合悪いの出れば尚更心身ともに新たな考えへ一歩前進しなければならない。 

其処までをも受け止めるのが、ちょっとスポーツやってました整体・接骨・マッサージ治療と当院との大きな差であり、最大の武器なのだ。

2011年01月12日

医療としての絶対的宿命

110112a.jpg

日々、患者全員の申し送りをしていて思う。 

患者一人一人、性格も生活も症状も皆違う。 当たり前だが、その当たり前に向き合っているかが重要である。


開院以来、当たり前だが毎朝晩欠かさず続けている、患者一人一人についての申し送り。 治療に当たるスタッフだけでは無く、受付応対を担当するスタッフも各業務ごとに申し送りをしている。 毎回100%違う治療とまでは流石に行かないが、だが当然治療には毎回テーマがあり、患者はその都度その治療に対して料金を支払って行く。 毎回毎回考えると言う事に、その対価を頂くのだ。


だが、当然医療として治療としてミスはもちろん、粗雑な内容は決して許されないであるが、それと同時に残念ながら全ての人を救えないのもまた事実である。


その矛盾に対して真っ向から立ち向かってこそ、我々の存在意義がある。 揉んで電気で固定してなんて治療を、毎回疑いも無く行っている事になど、治療する側にも患者側にも意義の無い事なのである。

何をするかではなく、何をどう考えるか。  是こそが重要であり、絶対的宿命なのだ。それに対価を払い、頂いてこその職業だ。 何分いくらなど、既に過去のモノになりつつあるであろう...

2011年01月13日

膝が長年痛くて腫れてます。

110113a.jpg

子供から年配者まで、膝が痛いと言ってやって来る患者は多い。 昨日も小中学生から70代以降まで様々やって来た。

今まで皆、整形や針・接骨院などで治療を受けてきたが中々良くならないと言うが、今までの先生達の技術や知識が劣っているせいで治らないケースは、殆どと言って見受けられない。皆それぞれの分野の専門家である。 ただその専門分野を超える、もしくは他科との境界領域の診察診断に於いて一歩踏み込む事が困難な理由があるのだろう。 残念ながら多くの場合、その理由は患者側にあるケースが多い。

先日、NSAIDsのところでも書いたが、ひとつ問題になるのが組織破壊。たまたま炎症性サイトカインを例にしたが、別にそれが膝だと言ってるのでは無いが様々な理由を多角的に考える必要性が、患者側にもあるのだ。 それには専門的な知識など必要無い。むしろ専門的知識が無いにもかかわらず、筋力が無いせいにしてみたりして、運動やってました整体院へ行ったりする。 そりゃそんな所へ行けば、その先生はそれが専門だからその専門目線での治療をするのは当然である。 結果、様々な種別の良く言えば“専門家”のところを渡り歩く。

例えば先述の炎症性サイトカインは、活性化マクロファージや活性化血管内皮細胞から産生されるので、簡単に言えば血液や血管が影響を及ぼす。膝窩動脈捕捉をも疑えが、これは血管外科。
それ以外にも抗炎症性サイトカイン(抑制性サイトカイン)は活性化マクロファージなどから、産生されるので抗炎症作用のあるプロスタグランジン(PGE2)も関与してくる。 さすれば当然アラキドン酸を考え、食事、肉食の話にまで考えは及ばなければならない。

たとえそんなこんなを話してくれる先生に出会ったとしても、患者本人が変わらねばならぬところを受け入れ、受け止めなければ始まらないのだ。

知識・技術で治っているのであれば、とっくに病院で治っている。医師以上の資格は無い。後は人としての思考発想だけ。 腫れてますね水が溜まってますね、半月板ですね靱帯ですね筋力不足ですね。 一生治らんわな...

2011年01月14日

スポーツやってました整体治療、増えちゃいました。

110114.jpg

この数日、面白くも無い小難しい内容をアップしていたが、実は治療する側として最低限の知識、持っていて詳しくて当たり前の生理学を敢えて書いてみていた。

実は昨年、スポーツ愛好家の患者がいつの年にも増して多く来院してきたのだが、そのほぼ全員当院が最初の治療では無い。ウチ以前に2件も3件も通って、最終的に紹介でやって来た患者がかなりの割合を占めていた。 しかもコレがまた皆さん、良く言えば熱心なのだが、悪く言えばネット・口コミ耳年増状態。 耳触りの良い広告や先生達にスルスルっと惹かれてしまう。  特にイケメンスタッフが多いんですよ、その手のスポーツやってました治療院には。

余程のスポーツ嫌いじゃ無い限り、子供・学生時代誰だってスポーツの一回ぐらい部活で熱心にやりますわ。 優秀な選手ほど、その肩書きを言いふらしたりしない。ましてや商売になどしない。小生の知人友人の元オリンピック選手達は全員そう。 ちょこっと全国大会自慢など余計笑われちゃし。

知らないんですわ、最低限必要な発痛メカニズム程度の生理学も。 少々戸惑う患者も稀には居るが、ウチでは必ずその可能性と思われる理論や生理学を、本や今どきならiPad等を使って説明する。それは子供でも、70、80代の患者さんでも。分からなければ何度でも言って下さいと。 根拠に基ずいた医療(EBM)でなければいけないのは最低限の常識。 今はそれを患者も理解するべき時代に入ってきている。

努力すれば見極められ、必ず良い治療、良い結果を手に入れる事が出来る。 そして我々はブームでたまたま営業は必ず淘汰される。 見透かされぬよう、日々努力なのだ。 近々面白いネタも入手予定なので、また後日。

2011年01月15日

臨時休診情報

誠に申し訳ございませんが本日1月15日(土)午後、臨時休診とさせて頂きます。明日は通常通り診療致します。

2011年01月16日

一路東京医科歯科大学へ

110116a.jpg

昨日は繁忙な週末土曜日を半休し、お茶の水にある東京医科歯科大学へ学会参加をしてきた。

スポーツ愛好家であれば一度は耳した事がある筈な、あのベッカムも愛用したと言う酸素カプセル。 それとは似て非なる、正確には治療的、医学的根拠に基ずいた“高気圧酸素治療”の第1回医学研究会へ参加をした。

名前が似ているので酸素カプセルと混同している人も多いのだが、高気圧酸素治療とは全くの別物。残念ながらあの酸素カプセルには、リラクゼーション効果しかないのが事実である。 その事は正しく学ぶ者であれば以前から承知の沙汰であるが、それらが未だに巷に多い事が残念と言えば残念である。 

まぁ、高気圧酸素治療に関しては後日また少しずつ書いてみたいとは思うが、要は何にせよ人間の治癒、健康、生命の営みに血流・血液・酸素と言うものが非常に重要なのだ。今回はその事を別の角度から学べればと思い参加をした。 プロスポーツやオリンピック、JISSでの活用はもちろん、今後の一般臨床での活用についてまでも会終了後の懇親会で話す事が出来た。

今年は更に一歩前へ進んだ、他病院等同業他院では提案出来ない事を取り組んで行く予定である。 まだまだやる事、やれる事は沢山あるのだから。

2011年01月18日

打撲、捻挫、靱帯損傷早期回復に専門的に取り組む。

110118a.jpg

打撲、捻挫、靱帯損傷等、スポーツに怪我は付き物。 とくにフルコンタクトするスポーツでは、その数や程度は他競技より多く、高くなる。 急性症状以外にもオーバーユースもあるが、そもそも症状の初期のうちに気付き、対処すれば問題は無いのだが。

急性外傷の場合、その対処の早さ、方法によってその後の回復期間には大きな差が出てしまう。 先日参加した高気圧酸素治療も、現在スポーツの現場ではその回復期間の短縮により、選手のより早い現場への復帰が、チームパフォーマンスを常に高いレベルに高いところに保つ事が出来、勝利へと導く事に大きく貢献している最新治療の一つと捉えられている。

組織の修復には多くの要素はあるが、より多くの酸素を取り入れる事によって効果的であるとすれば、数千万から数億する機器を用いなくても臨床の場で出来る事は他にもある。 実はそこのところをこの十数年考えており、昨今屋号も変え、より専門的に取り組む方向性へ変革中である。 局所的に薬や注射、切った縫ったや、押して揉んで電気な治療のレベルでは、どんなに混んで繁盛していたとしても、古いエビデンスにしか基づいていない町医者レベル、魔法の手整体を超える事はあり得ないのだ。 そもそもそのエビデンスも怪しいのだが。

どんな事をするのか知りたいと思うのが患者だと云うかも知れんが、どんな薬を出すのだと尋ねて病院へ行く患者など逆に居ないだろう。  其れと同じだ。 その事が理解出来た者が早期回復を手に出来ると言っても過言では無い。 それらを提案するのが我々の仕事であり、全てなのだから。

2011年01月19日

スポーツ外傷に確かな効果!!(高気圧酸素治療と酸素カプセルの違い)

110119a.jpg

先日参加してきた、東京医科歯科大学で行われた『高気圧酸素スポーツ医学研究会』の事を暫く前に少し書いたが、患者からも質問がいくつかあったので小生レベルで偉そうに書ける事はないが、簡単に説明してみたいと思う。

当然人間の生命に酸素が必要なのは当たり前だが、その酸素を身体に取り込むには結合型と溶解型と2種類が存在する。 結合型酸素は血中の赤血球(ヘモグロビン)と、とても強くバインディング(結合)する性質があり、地上1気圧の大気中では既に97~98%結合をしている。 一方の溶解型酸素は血液やリンパ液などの体液に溶ける性質で、そもそも普段ではあまり量が多くは無い。 そもそも液体に溶けるガス成分は液体に接する気体の圧力に比例をする。 炭酸ジュースのふたを開けるとプシュっといって泡がたつ事の逆である。(この原理はダイバーに発生する減圧症と同じ)

これらを踏まえたうえで、人間の身体に害の無い2.0~2.8気圧下で100%酸素を吸入し、地上の約18倍の酸素を身体に取り込む事によって組織の修復を促すという研究結果を利用した治療である。

これだけを聞くと素晴らしい最新の治療のように聞こえるが、専門家の先生方によるとまだまだ研究過程にある治療だと言う理由も今回の学会で学ぶ事が出来た。 だが効果があるのは事実であるが、だからと言って安易に飛びつき頼ると言う事は間違いである。 そのもっともらしい理論だけを利用した巷に溢れる例の酸素カプセルは、かけれる圧力はせいぜい1.2気圧程度。これではリラクゼーション以外、治療効果は殆ど望む事が出来ない。それをさも効果的だと誇大広告をする側にも大きな問題があるが、安易に飛びつく利用者側の低い意識にも問題がある。

新しい物は良いが、安易に飛びつくのは単なる新し物好き。 自分に本当にそれが必要なモノであるのかを考える能力が、昨今では多くの人が低下してきている。 低下するようにメーカーの宣伝広告が出来ているのかもしれない。 難しい世の中である。

2011年01月20日

時として自信は足を引っ張る

110120a.jpg

何とかの一つ覚えのような書き出しだが、不景気な昨今、どの商売も顧客獲得確保には今まで以上の努力を伴っている。 問題なのが “今まで以上” と言うところである。

この “今まで以上” という事は、 “過去” を知っていなければならないと言う事。 この過去と言うところが非常に重要なのである。

小生も諸先輩方からみればまだまだ若輩者であるが、スキルという部分に関しては会社、上司、先輩方から多くの事を学ばせて頂いた。 間違えてはいけないのが、ここで言うスキルとは、良い物を作るとか、良い技術では無く、“最良のサービス” としてのスキルなのである。

このサービスと言うものをどれだけ理解し、常に見つめなおす心掛けを持っているかどうかで差が出るのだ。 我々の医療などもそうであるが、自分の知識や技術に自信を持ちすぎてしまうと、結果足元をすくわれる事を自ら呼び込んでしまう事もある。 知識と技術を学べば独立できてしまうという考えを持つ者、これは簡単にメッキは剥げるのだ。

どんな職種であれ、同業他社は数多く周りに居るもの。 どの者も他より悪い物を提供しようなどとは思っていない。 ではどこで差を出す、もしくは差が出てしまうのか?

答えは単純、『常に自問自答を繰り返す』、ただそれに尽きる。 視野を広く持ち、多くの事に目や耳を傾ける。 それらは得てしてとても難しい事、自分の意とそぐわない事こそが、身になり糧となるのである。

先日から幾度か書いている高気圧酸素治療、これが巷に効果が殆ど見込めない機器を、効果があると多くがうたってしまっているが、おそらく何処かでそう学んでしまったのだろう。個人的な趣味でならば良いが、それらをサービスとして提供し対価を頂くのであればあまりにも思慮が浅い。小生は何かを導入するに当たっては、それがソフトでもハードであっても数年は考査する。

そのようなところに質の高いサービスの差が表れるのだろう。

2011年01月21日

整体院は終わった!?か...

110121a.jpg

小生が学生の、既に30年近く前から既に整体はダメだ、カイロは危ない、近いうち無くなると言われ続けてきた。 現在はどうであるか?!


そもそも物事、何を持ってダメと、悪とするか。 


思うところがあり、数年前に脱整体カイロを行い、屋号変更、治療の方向性、専門性の革新・明確化を行った。


本来、人間の安全や問題防止等の為に、必要な規律やルール、それに伴う学習や資格と言うものが生まれた。 ある一定の基準をクリアした者は技術だけでは無く、誠実かつ正当にその習得したものを活用せねばならない。  もしも、発生する問題の原因が理論や技術だけにあるのであれば、即座に世間から消え去るであろう。 実際には多くの問題は広がった後に諸問題が騒がれるようになってくる。 何かが当初と変わってしまったのである。

残念だが現在の整体治療やカイロはその一途を辿りつつある。

では一定の基準をクリアした者ならば問題は発生しないのかと言えばそうでは無い。 先述したとおり、問題は知識・技術にあるのでは無く、それ以外にあるのだからだ。

毎回毎回治りもしないのに通院させ、薬や湿布を出し続ける者がいたり、効果が無い物をさも効果があるように歌う者がいたり、ルールから外れる診断で不正に保険診療をする者がいたり。 これらは全て人としての内面によるものであり、資格とは一切無関係である。 むしろ資格があるがゆえに、その信用性を利用したと言わざるを得ない。

患者は困ってやって来る。 しかし多くの治療する側が商売、職業、客寄せ集客を第一に考えるようになって来てしまったのだ。 そして過去、一部の患者が困り果てた末に整体等の民間療法に辿り着くのだった。 昔は自分の保身を協会・団体や資格に頼る事無く、困ったものを救いたいという一心で整体治療を行っていた諸先輩が多かったが、残念ながら現在では皆無。 多くの者が知識、資格に頼って治療を行ってしまう。 良くも悪くも神がかり的なものが、現在の多くの整体院には既に無い。 残るは無資格というレッテルのみ。  重んずるは己だと言う事を、整体に限らず、患者に治療に当たる多くの者に言いたい。 いずれ自分で自分の首を絞める事になるのであるから。 

2011年01月22日

寛平さん地球一周アースマラソンゴールおめでとう!

110122a.jpg

今更小生が書く事は無いが、マラソンとヨットで地球を一周する「アースマラソン」に挑戦中の間寛平さんが昨晩、大阪城公園でゴールされた。 やろうと思ったって、何があるか分からないこんなご時世、実現不可能、奇跡に近いような事を成し遂げた。 見かけ倒しのヘタレな小生は、考えただけでも腰が引けてしまう。

約2年749日、延べ約4万0417キロにも及ぶ間、何を想い、何を考えられていたのか、ブログやツイッターを拝見するとそのお人柄がよくわかる。 最後の最後まで自分の事より「みんなに迷惑掛けたらアカンからな、、、、」と、近隣住民や地元の方々の事を考え、ひっそりと走り出したそうです。


間寛平アースマラソン公式ブログ(http://www.earth-marathon.com/)


どんな職業であれ、報酬・対価を頂くのであれば、相手を幸せにして初めて成立する。 そもそも人間は他人を不幸にするために存在するのでは無い。 自己利益だけを追求する人間に、他人を幸せにする事は出来ず、人はついては来ない。 何のために働き、何のために努力をするのか? 汚い言葉や粗雑な行動をし、他人を尊敬・敬う気持ちを失った者、他人を蹴落とす者に真の感動など他人へ与える事など出来る筈も無く、理解すら出来ぬだろう。


どうしたら周りの人を、皆を幸せにしてあげれる事が出来るか?!

きっと寛平さんはそんな事を誰よりも考えている人なのかもしれない。

2011年01月23日

押して揉んで治る確率

110123a.jpg

皆は普段、物事の確率をどのように捉えているだろうか?

何割だとか何パーセントだとか、どのくらいどうなるとモノ程度だと思う。 ではいったい何割何パーセントだと、多い少ないと感じるであろうか?!

当然それらは物事によって違う。 消費税なら数パーセントでも高いと思うし、今どきのセールでは2割3割の割引は当たり前だと思う。 では医療、治療の世界ではどうだろうか。

患者側はもちろん、治療側も100%10割で無ければ何よりも困るのが医療だという認識だ。 しかし現実的に100という数字は難しい。 では我々のような理学療法、徒手療法ではどのような確率のもとで効果が出るのであろう。 答え鵜呑みサイトは真っ平ご免であるので、大先生達の研究データはあえて載せはしない。どうしても興味のある方は自力で調べてみて欲しいが、簡単に言うと一般の人が思うほどその数字は高くないのが現実である。

神の手、魔法の技など存在などしない。しかしそんな中でもある一定のパターン、条件が合えば同じ治療でも効果の確率がぐんと上がる事がある。 治療に大切なのはその “条件” なのだ。 この条件を確定させる為には小生が時折述べるPQRSTはもちろん、家族歴既往歴など検査以外にも重要な要素が数多く存在するのである。


100は難しい。だがそれを望み、日々目標にしなけれならない。 患者側も治療側も同じ目標を持っていればその確率は自ずと上がるのだ。 日々改めて精進と感ずる。

2011年01月25日

酸素カプセルから学ぶ方向性と、ウチの最大の武器。

110125a.JPG

昨日も所用で某総合病院に終日居た。 先日、学会で訪れた東京医科歯科大学もそうであったが、大きな病院はどこも大勢の患者で溢れ返っている。 特に整形外科やリハビリ室には仕事柄とても関心が湧く。 どの病院のPTさんもOTさんも熱心に患者さんの治療に当たっている。

しかしウチを訪れる患者さんの殆ど全てが、整形外科や鍼灸マッサージ、整骨院で治らずやって来る。 今どきどの先生も多くの資格を持ち、とっても勉強をされている大先生達なのだが、何か何処か患者と温度差があるのだろう。

お陰さまで同業者からブログを読んでいると言うメールを良く頂くが、素人っぽく表現をさせてもらうと、分かり易い治療が一番なのだ。 へそ曲がりな小生は、そこんとこ広告に書かない。敢えて書くとすれば例えば脳梗塞やくも膜下等の脳血管障害(CVA) の患者さん。 

病院ではOTは手先の治療で脳へ刺激を、PTは歩行訓練やPNFで、これまた脳へ刺激を。 たしかに脳への刺激は必要だが、刺激と一言で言っても様々なタイプがあり、その刺激のタイプを考える。 正しい表現では無いが、動け動け!という命令ばかりでは無く、積極的に力を抜く命令、そしてスムーズに動かせる訓練を積極的に行う。 病院とウチで同じ事をしていても仕方が無い。 患者の為に補う治療を診立て、温度差を埋める事に全精力を注ぐのだ。

技術や知識ばかりを重視し、病院や大先生の真似事ばかりをしていても患者にとっても、自分自身の治療臨床にも意味が無い。 人生そのものに意味が無くなる。

ウチのリハビリ、運動療法は特殊である。 動作はいたってシンプルだが、その目的をとても重要視、患者自身にも意味・意義を深く理解をさせる。 ただダラダラ見聞きした事だけをやらせる、するのとでは効果は雲泥の差だ。

酸素カプセルの項で書いたが、世の中上っ面な嘘の効果効能をうたった治療が蔓延している。真の答えはその人間の中にのみ存在する。 半年治らなかったスポーツ選手が2週間で改善、競技復帰などと言うのはザラ。 それは神の手でも魔法でも無いと言う事。 人間である。

2011年01月26日

ゴロゴロクルンでポールストレッチ

110126a.jpg

数年前からスポーツクラブやヨガ教室、自宅用でも目にするようになってきた、画像にもあるような柔らかい棒状のものを使った体操。 ポールストレッチとかポールエクササイズとも言うが、たしか元々は海外のフィジカル、アスレティックトレーナー達が理学的目的の為に使用していたのが始まりと記憶している。(間違っていたら申し訳無い)

患者からも時折、その効果効能を質問される事があるが、逆に指導者には何て説明させているのかと問うと、コアを鍛えるとか良く伸びるとか程度らしい。

まぁ趣味でやるお教室程度であれば、気持ち良ければそれで良しでも結構だが、我々はそのレベルの訳にはいかない。

例えば腰痛の患者に対して。 身体の関節を機能的に分けると、腰部・骨盤は安定性と言うのが主な役割である。それに対して胸郭・胸椎は動作を主に担う。腰椎の水平面可動域と言うのはそもそも5°しか無く、それ以上の大きな回旋は腰椎に大きな負担をかける。それに対して胸郭・胸椎は30°の角度があり、体幹の回旋動作の多くは以外にも胸部が多く担っているのである。 分かり易く言えば、腰から上が固いから腰に負担がかかるのかもしれないし、腰が不安定だから胸背部が安定しようと緊張し、肩や背中が凝るのかもしれない。

実は我々がフォームロールと呼ぶ、そのストレッチポールなるモノを使ってエクササイズを行う場合、腰痛の患者には胸郭の動作性を高める為に背中の下に置いてエクササイズをさせる事もある。 それを単にコアトレーニングだとか、凝った筋肉を伸ばしましょうなどではまったくもってお話にならない指導者レベルなのである。

先日も小生と同業な、ちょっとした知人がフォームロールを治療に取り入れていたが、正直???であった。 素人レベルの説明であれば本稿程度でも良いであろうが、事患者からお金を頂戴し、治療をしようと言うのであれば知識はその数十倍必要であり、付け焼刃な説明など出来る訳も無く、やめた。 ちょっとした流行り物エクササイズでも、元はしっかりとした理論がある事が多い。 それがいつの間にか伝言ゲームのように、伝わる都度に内容が変わって来てしまっているのだ。

これは良いの、悪いの!? と言う質問をする人間が昨今多いが、悪いのはその物自体では無く、人間にあると覚えて貰いたいものだ。

2011年01月27日

分かり易い広告ほどダメな店

110127a.jpg

わりと最近、この5、6回付き合いのある20代後半の男性患者さん。 物静かな彼なのだが、実はけっこう小生はお気に入りだったりする。

昨日の治療中にも、身体の構造、運動の動作分解について説明をしていた。 運動不足だから肩が凝るなんて、そんな低レベルなちゃちな説明では無く、スタビリティー、モビリティー、お互いの代償運動について頸椎、胸椎・胸郭、腰椎・仙腸部の役割も説明した。

当然簡単に説明などは出来ない。それは内容や説明の手法に問題があるのでは無く、難しい本をいきなり読めと言って頭に入らないのと同じで、読むタイミング、説明のタイミングも重要なのだ。 痛い時は痛くなる説明を、良くなってきたら良くなった説明を、更に動けるようにするには動ける説明を、その時に合わせて当人が共感できるタイミングで説明する事が重要なのである。

小生が今回云いたいのは医療や身体、ましてや病院へ行ってもどこへ行っても治らないという説明が、簡単にできる訳が無いのだという事。 近所で安くて楽しいところを探しているのであれば、そんな心理など簡単に掴む広告で充分。 心底困っている人間が、そんな短絡的な広告に惹かれている時点で、自分で自分の事が一番分かっていない、だから結局治らない典型パターンの人間。

最近何度も書いているが、リラクゼーション以外の効果など全く無い酸素カプセルを、さも怪我が早く治ると言っている病院やサロンの広告に騙されてみたり(2.5気圧程度圧力をかける事が出来る高気圧酸素治療は本物)、○○在住××さん70歳が1回の治療で治りました的な、昔よくあった、腕の無いおばさん治療家が情に訴える広告にまんまと引っ掛かったりする。 騙される、惹かれる方のレベルも低いが、そもそもそんな広告を打つ客寄せ先生が問題外なのだが。

惹かれると言う事は、今の自分が欲している事に会ったと言う事。 今の自分以上の物を手に入れたいのであれば、今の自分が欲している以上の事、むしろ今の自分が欲している事以外、欲していない事を理解し手に入れなければ何も変わらないのだ。

物に溢れ、何でも簡単に手に出来る昨今、何でも簡単に自分の思い通りになるが故、心のパワーが著しく失われていると日々感じる。 治る治らないは、そんなところが分かれ目なのだ。 冒頭に登場したその彼からは、小生の方が学ぶ事が有ったりもする。 月1回、2千円3千円程度でも治し、キープできる患者の具体例も彼だな。

2011年01月28日

治療なのか、訓練なのか!?

110128c.jpg

ウチのOT,PTスタッフ達に、『それは訓練か、治療か?!』という質問を時折投げかける。

患者の症状が技術的・身体的練習を継続的に行わせることで治癒するのであれば良いが、動作不全や痛みの原因が他に存在する場合、先ず治療を優先して考えねばならない。 どうやらPT君たちや整体レベルの治療師は、ゆがみを取ってスムーズに歩けるようになれば痛みが取れると考えているらしい。

是が根本的に大問題。 そもそもの基本は医師が治療を行い、それ以外がOT,PTの仕事。 接骨院の柔道整復師であれ、OT,PTであれある特定の症状に対しての対処以外、治療その物は学んではいないのである。 それは彼らが悪いのでは無く、法律、学習要項がそうであるのだから仕方が無い。

さて、そこで治療になるのだが、その治療と言う事の概念をどう捉えるか? これが学校で学んでいないのだから個人差が非常に多い。 例えば歩きにくい者に対して靴や中敷き、装具の対処をしたとしよう。 靴のせいで痛くなったのだろうか? もしくは歩きやすくした結果、痛みの原因が取れるのであろうか?? しかも余計な代償運動を発生させずに。

小生は以前某スポーツシューズメーカにお世話になっていたお陰で、一般人の何百倍ものシューズを履いたり手にしてきた。 個人的な趣味もあるが選手時代、自分が練習で使うランニングシューズだけでも一時期、年40足、2、3日で変えたりもする。まぁ長くても1週間や10日でだ。 当然アメリカやドイツから最新の靴や足に対しての科学も学んだ。

欧米、特にドイツが中心の足病医の学問は面白い。測定と中敷き作りだけぐらいに思っている者も多いようだが、まるで違う。医師なのだ。 現職以前、過去何十人も高い料金を払い、足に合わせて作った立派な靴や中敷きを履いた人を見てきたが、その人たちが5年、10年経って症状がウソみたいに治ったというのはホンの数名。 多くがその靴しかもう履けないと言うのだ。 こりゃまた、イイ商売である。

構造的、神経学的になど知識を身につけ、それらを施せば治ると思っているのが医師など、治す事だけを初めから専門に学んだ者に多い目線。 だが多くの一般企業で働く者の目線は違う。 消費者は黙っていたって買ってはくれない。 買ってはくれないものを、いかにして買ってもらうか、買わないのを前提で考える。 治療する者はやれば治るのを前提で考える。

ゆがみ治して、筋力つければ治ると思っている。 そうでは無く、数多くある理学的治療を、患者個々に合わせて行うか。 単なる訓練で終わるか終らぬか。 答えは本には無い事に気が付く者が、その本当の答えを掴むのだろう。

2011年01月29日

年に一度とメリハリつけて、だるま市。

110129a.jpg

昨日は我が町柿生の年に一度の盛大なお祭り、“だるま市”でした。 毎年恒例、半休してのだるま市ツアーご参加の方、大変お疲れさまでした。 300件とも言われる露店の数に、初参加の方はさぞ驚かれた事でしょう。(笑)

普段、治療中・受付中での会話はどうしても身体や予約の話で終わりがち。 特に治療中はそれが小学生相手であろうと年配者であろうと、癒し治療院で無い以上、治しに来ているのだからスタッフに話すのとほぼ同レベルの解剖・構造の話をする。 分からなければ何度でも質問して下さいと言って。 

しかし、特にケアで何年も付き合いのある患者で無い限り、なかなか世間話をする機会が無い。 今回もだるま市のお誘いの話をすると行った事が無い方や、そもそも知らなかったという方が居たり。 そんな地元話でその方の生活が、ちょっと垣間見えたりで。 

毎年10名強で出向くだるま市ツアー。 それ以外にも毎年いくつかのイベントで患者さんと色々出かけます。 昔は患者とゴルフコンペしたり温泉に行ったりした先生が何人もいたが、今どきカッコつけ先生達は、スタッフでお出かけ自己満足がどうやら売りの様デスが。 昨年は患者さんと毎週クロスカントリーランニングはするは、高尾山へは行くは、富士山へ行くはetc... そんな時間を患者さんと過ごすと、本当に学ぶ事が多くあるのです。 何でそれが治す側も、患者側も分からないのだろう。  上っ面な知識やもっともらしい理論、見てクレ設備や立地に惹かれて...  だから暇だし、だから治らないし。


いきなり告知ですが、今年の前半最大のイベント有りマス!  5月の後半の日・月曜一泊で尾瀬に行きます。専門のガイドさん付きで。 若い頃から、ホントに行きたかったんですよ、尾瀬に。 そんなこんなで、今年も絞めるとこ絞めて、緩めるとこ緩めて頑張ります。

2011年01月30日

信じやすい者ほど疑い易く、そして治らない。

110128a.jpg

治らない患者には世界どの国でも共通な事が有る。 その答えを書いたところで、残念ながらその患者が読んでも治る事は無い。 だがその答えを治す側はもっとも重要な知識として念頭に置いていなければならない。 しかしながらその答えを知らないどころか、そもそも考えた事すらない者も多い。

以前、スイスにある慢性疼痛疾患専門クリニックで働いている先生の講義を聞いた事が有る。当然それはテクニックや理論講義では無く、患者とどう向き合うかと言う内容のものだった。

同じ原因と思われる同じ症状の患者に、同じ治療を施した場合でも、改善する患者と改善しない患者とに分かれる。 それは検査結果に表れてくるようなパターンでは無く、其処までに至る経緯、治療にどう取り組むかという姿勢に大きな差が表れているのである。

治療する前から治療が始まっていると言っても過言では無いくらい、治療結果が見えてくる。 これもまた当たり前だが、だから初診時この症状は受け止められるか否かをはっきり言えるのだ。 言えぬ者だから来るもの拒まずになり、片っ端から保険適応させるような輩が街に溢れ、結果良くならぬ者も増える。 

酸素カプセルでも幾度となく話したが、流行りや安易な理論に飛びつく治療側もいれば、見てくれ設備や広告に惹かれる患者もいる。 そしてそんな者ほど、次から次へと設備を増やしてみたり、ちょっと良くならなかったり、ちょっと良さそうなところが有ればホイホイ行ってしまったりする。 

この一見似たような治療側と患者側の安易さなのだが、決定的な違いは、その移り気な過程に患者側には “疑心” と言うものを抱いたりする事だ。 よほど的外れな治療で無い限り、治す側の継続提案は少なからず成果が出るもの。 だがそれを疑ってかかって治療を受けてしまえば、その時点で100%成果は出はしない。 

アメリカで長年研修を積んだ整形外科医の先生も、先のスイスの先生も初診時の重要性をしきりに話していた。 良い先生に出会うきっかけは、運でも広告でも口コミでも無い。 既にその心の中に存在しているのだ。

asao_logo.png
↑ メインサイトもご覧下さい!

About 2011年01月

2011年01月にブログ「神奈川県随一のスポーツ専門治療院!       “麻生スポーツ理学センター” BLOG」に投稿されたすべてのエントリーです。過去のものから新しいものへ順番に並んでいます。

前のアーカイブは2010年12月です。

次のアーカイブは2011年02月です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.36