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趣味のスポーツか、趣味を超えたスポーツか!?

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健康志向が高まったせいか、ゴルフやテニスはもちろん、街中でジョギングやサイクリングをする姿も多く見かけるようになった。 当然その数に比例してスポーツ愛好家の患者もこの数年増えてきた。 

指圧や骨接ぎ、整体の類は昔から年寄りが中心で、保険が利きゃ部活帰りの子供がと言う感じ。

バブル以降、厳しい経営の苦肉の策で、女性中心癒しチョイ揉み治療で売り上げを確保しようとする輩が多くなってしまった。 結果として治す治療より楽で簡単にリピーター現金化できるうま味を知ってしまった。 もはやその時から “治す” 事にこだわった先生は激減の一途を辿っていく事になった。

更に不景気煽りが強いこの2、3年、癒し治療でも足りなくなり、うわべだけこだわり治療先生が出始めた。 勿論小生もその一部と成らんよう、日々ガッチリ踏みとどまる事に必死であるが。

そんな此方の葛藤など全く知らずに、最近は以前と比べ物にならないぐらいの情報を持ってやって来る患者が増えた。 特に先に述べたスポーツ愛好家の要求のハードルは非常に高い。

ここでこの10年ズルせず誤魔化さず、治療に治す事にこだわって仕事をしてきた先生との差が大きいのだ。 それは最新の医学でも知識でも技術でも無い。 日々患者と向き合い、今現在の患者が多く求めるものを理解し受け止める、診察力がモノを言うのだ。


スポーツ愛好家と言っても趣味から競技志向まで様々。 しかし趣味と言え、今よりより良い成績を出したいのは全員の望み。 その希望と能力向上の情報が入り混じり、いつの間にか趣味を超えた競技と化している事に、本人そのものが気が付いていないのが現状である。

趣味とは専門としてではなく、楽しみにすること。余技。ホビー。 それを超えたものは趣味では無く競技だ。 競技とは厳しく苦しいもの。 しかしそれらの患者は決して楽しくないもの、苦しいものには手を出さず、楽に簡単に安く答えを手に入れようとしている。  当然世の中そんなに甘くは無い。 何かを手に入れようとすればするほど、それが大きければ大きいほど、当然失うモノも大きい。 それらは時間であったりお金であったり、職や収入であったり家族や友人であったりもする。 趣味を超え、競技に没頭するあまり、予期せぬ大きな代償を払う事になった人間を今まで数多くみて来た。 


僅かな努力や支出で済むうちに答えを見つけ、問題を解決して欲しいのだが、どんなに説明しても現実はなかなか理解してはもらえぬ。 モノや欲に溢れた現代では、それが一番難しい事なのだろう...

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