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治らないと悩む負のサイクル

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これはスイスにある慢性疼痛疾患専門某クリニックの話だが、長年よくならない患者にはある一定のパタンがあると言う。

それは知人友人はもちろん、ドクターの意見も聞き入れる気が明らかに他の患者より少ないという事実。

以前、偏屈頑固な爺さん患者が、『患者がアドバイスを貰うのは当然だ』と言ってきた。 確かにそれは間違えでは無い。 しかし、大多数の患者はそんな事を思っていても言ってはこない。 そもそも“アドバイス”と言う言葉を分かっているかと小生は切り返した。 アドバイスとは、『助言。勧告。忠告』であると。 納得行かないのなら辞書でも引けと。  どんなに忠告したって聞きゃしないだろ。だから今まで治らないんだ。

落っこちて、ぶつかって、折れた切れたなら治療である。 大した心当たり無く、長年ジンワリどんどん痛くなったのであれば、骨が歪もうが筋肉が硬くなろうが、それは当人の生活の中に問題があるのだ。 

押して揉んで得れるのは楽になる事であり、治る事では無い。 むしろ押して揉んで筋トレ・ストレッチで治る事は無い。

我々が出来る真の治療とは、 “提案” である。 その提案こそが我々のスキルのすべてである。  後はそれを患者がやるか出来るか。

悲しいかな人間は全員歳とれば頑固偏屈になり、他人の意見を受け入れられなくなる。しかし60を過ぎたら全員偏屈になると言う方程式は無い。40でも30才でも他人の意見を受け入れられない者は居る。 要は幾つになろうと、向上・治癒は本人次第。

まず自分自身の内面を治してから、身体を治す。 病院では無く自分と戦い、葛藤すれば自ずと道は開けるのだ。

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