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知りたい事知ってどうする!

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盆を過ぎてから、お陰さまでほぼキャパいっぱいまで忙しい。 暇より忙しい事は良い事だが、当然それに比例しておかしな患者も多くやって来る。

ヨーロッパのあるクリニックの研修資料に、日本流に言えば“安請け合い”はしないと言う項目があった。 診れる患者と診れない患者を見極めろと言う項目。

クリニックでトラブルになるケースの殆どが、世間でよく騒ぐ医療ミス・医療事故ではなく、患者側の人間性による問題が殆どなのだ。

ウチにも年に数人いるが、妙に言いたくない、話したくない、書きたくないと主張する患者。 コリャ治らない以前に、危ない。 しかもそんな輩ほど、自分が聞きたい事は常識的な人間の何倍も持っている。 要はその時点で常識的ではないのだ。

最近も問い合わせの電話で久々あったのが、ホームページを見たがよくわからないと言うやつ。大抵そういう患者は、何をするのかを聞きたいと言うが、説明して分かるのか?! 関節包内運動を促す為にAKAを行い、筋の瘢痕状態を再構築させる為にマイオセラピーをする事も有りますと言って。

そもそも何をするのかと言う質問自体ナンセンス。大多数の患者はそんな質問はしない。 むしろ全員深層では聞きたいと思っていても、先ずその先生の人間性を読み取り、自分が身をまかせられるところかどうかを見極めるのだ。 広告やHPからその先生の顔を思い浮かべる事が出来ぬのなら行かぬべきだ。逆に此方も来られたら迷惑だ。

肩書き、経歴、資格をズラズラ書き、どんな所と言ったら院内外の画像を載せ、どんな先生と言ったら自分の顔写真を載せて。 まぁ、典型的な上っ面広告、ホームページ。 何の個性も無く、人間性もうかがえない、判で押した単なるショップ。

打撲や捻挫直後なら、痛みの原因はその打撲・捻挫にある。 しかし、中々治らないのならば治らない原因が、その患者の生活と性格に存在するのだ。 それらを指摘し、指導し、生活改善・向上させるのが本来の我々の仕事なのだ。 揉んで欲しいのなら、指圧院と書いてある所へ行け。リラックスしたいのならサロンに行け。 治すところ思った、思うのならば治す先生を見つけて行け。

まぁ、世の中全員が頭が良い訳じゃ無いから、分からない奴は永遠に分からない話し、出来ない話しだし、だからずっと治らないのだろうな。

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