« 絶好アウトドア日和高尾山 | メイン | 知りたい事知ってどうする! »

経験が邪魔をしてブレる。

101020b.jpg

先週の痛い痺れるの捕捉と言うか、愚痴の続き。

誰でも正座で足が痺れた事はあるだろう。 あれは膝窩動・静脈、足背動脈等が圧迫され起きる事象。 子供でも分かる話。 痛み・痺れは骨・肉・靱帯・半月、脳や神経以外にも血管やらなんやら原因はいくらでもある。

専門家、専門性と言う言葉に人は惹かれる。 良いか悪いかでは無い。 一つの事に多くの努力・時間を費やす事が必ずしも良いとは限らない。 患者は原因が分からないから、何処へ行ってもなかなか治らずやって来る。 そのような患者ほど、有名な専門病院を渡り歩いてきていたりする。 ならば発想を変えようではないか!? もっともっと総合診療的な目線、診療、勉強をしようではないか。

何処へ行っても治らない患者を少しでも治したいと思うのであれば、経験が豊富だと狭義な時間を多く費やした事を間違って自負してはならないのだ。 以前ウチにいた作業療法士のスタッフ、ある意味“脳”が専門の彼女から今までには無い目線、小生も多く学ばせてもらった。

昨今、複雑な外科手術をこなす名医と呼ばれる先生方を取り扱うテレビ番組を多く見かける。 目の前の技術では無く、その先生の生き方や人間性に心を奪われる。 どの先生も一人でも多くの患者を助けたい、ただそれだけだ。 どの先生も講義や講演会なんて、出来て年1、2回。 それが限度。 患者を助ける先生にそれ以上の時間は存在しないのだ。 そんな先生達に比べたら小生はまだまだ未熟で、一人で日に40~50人が限度。だが努力はもっと高いところを目指している。

暇だと志がいつの間にかブレる。 いや、志がブレるから患者が来ず、暇になる。一日5人以下の日があるようなら廃業しろとは、昔から諸先輩に言われる事だ。 どんなに技術や知識を上げたつもりで満足しても、患者と向き合う人間性で患者は来ないのだから。

患者を診る先生、先生を育てる先生。 良く使うが、どちらが良い悪いでは無い。患者はどちらに行きたいかを今一度考えるべきなのだ。そういう時代になってきたのだろう... 

asao_logo.png
↑ メインサイトもご覧下さい!

About

2010年10月20日 09:32に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「絶好アウトドア日和高尾山」です。

次の投稿は「知りたい事知ってどうする!」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.36