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発痛物質 Algogenic substance

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何処へ行ってもよくならない、特に今以上に動けるようにを特化させた治療を専門に請け負っている。  しかし当然、痛い・辛いと言ってやって来る患者も多い。 しかも不景気に関係無く、特に毎年この時期は外傷・急性期新患は多い。 来ない日が無い。

痛みを取る事と、動けるようにする事の違いをどれだけ理解しているか。

『痛くて動かせない』と言うように、“動かない”では無く“動かせない”、更にキツイ言い方をすれば“動かしたくない”なのだ。

まぁ、どうであれ何であれ、動かないことには変わりないのだが、そこは正確に把握しなければならず、雑な理解・解釈で治療を推し進めてはならない。

さてここでそもそも “痛み” とは何ぞや?! ちと、発痛物質について考えてみたい。
発痛物質は通常、内因性発痛物質、発痛増強物質、外因性発痛物質に大きく分けられる。 内因性発痛物質のブラジキニン、発痛増強物質のプロスタグランジンは、過去小生ブログに書いた事がある。 もうひとつ、外因性発痛物質の代表例には、誰しもが聞いた事があるカプサイシンがある。 専門的な部分は各々勉強してもらいたいが、例えばこのカプサイシンは発痛作用と鎮痛作用、両方を持っていたりする。確かに刺激は発痛を生むが、脱感作を利用して鎮痛効果を出す事もある。温シップの唐辛子エキスはわかりやすい例だろう。

それ以外にもカプサイシンには消化管運動亢進作用や胃粘膜保護作用、中枢神経を介して交感神経を刺激し、副腎皮質からアドレナリンやノルアドレナリンなどの分泌を促すし、エネルギー代謝が盛んになった結果、肝臓・筋内グリコーゲン分解が促進されるほか、直接体脂肪が消費されるように働く事も確認されている。

正しい知識は必要だが、問題は一つの事にとらわれない目線・思考が常に必要だと言う事だ。 今自分が思っている事の大半が間違っていると考えられるようになって、初めて前進するものなのだ。 我ながら深い話だな~。

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2010年10月14日 09:22に投稿されたエントリーのページです。

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