« 小脳変性、パーキンソン、脳血管障害(CVA) | メイン | 理学療法とリハビリの現場 »

腱鞘炎じゃない手関節疼痛(遠位橈尺関節)

100924a.jpg

手首が痛いと言ってやって来る患者。 一言で手関節障害と言っても、母指CM関節症 、手根不安定症、変形性手関節症 、デュプイトラン拘縮、母指靱帯損傷、月状骨軟化症(キーンベック)、舟状骨偽関節 、三角線維軟骨複合体損傷(TFCC損傷)、屈筋腱損傷 、先天性、関節リウマチetc...  あげたらとってもキリが無い。

昨日のCVA等に関するブログでも書いたが、大抵の患者は専門医療機関後にやって来る。 何度も言うが、ここに大きな問題がある。 見落とされているところが必ずあるのだ。 それは知識や理論では見えないところを。

例えば手首が痛いと言ってやって来るスポーツをやっている患者。 本人の痛がり方に相反して、検査はオールマイナス。 もしくは陽性確定するには乏しすぎる結果。 だが本人は痛いと言う。 決めるべき確定要素は検査では無く、問診の中に隠れている。 投げる・打つと言った、その競技中においての特定動作でのみ発症するのだ。 先日も手首が痛い患者で、遠位橈尺関節までは簡単に絞り込めた。が、それに対する対処法が本や理論では折れてなければ、やれ骨が長いダ変形だという。 大抵の場合全くそんな事は関係無い。 インパクトが加わる時の打点やフォーム、要は応力・床反力を考慮に入れた動作が出来ていない事に起因しているのだ。

それを痛いところばかりに執着して、弄くりまわしているうちは当然治らない。 広い視野での動作解析、改善をして、初めて運動障害は回避・疼痛解消できる。

たかが手首、腱鞘炎で済ませてはいけない。 患者は皆困っているのだから。

asao_logo.png
↑ メインサイトもご覧下さい!