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連日連続アキレス腱断裂!

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予想通り例年通り、盆明け連休明けから大混雑です。

昨日も連続アキレス腱断裂。

2年振りにやって来られた男性患者さん、その間ご自分で運動等努力をされていたらしく、スッキリスリムで大感心。 しかし、やってしまいました!アキレス腱断裂。

100%完全断裂では無い可能性。大学病院でも手術か保存かで検討中らしく、昨日は小生の意見をと言う事で来院されてきた。 是こそ治療家冥利に尽きる。

過去何人ものアキレス腱断裂を診てきたが、手術の是非の場合、その論点がズレている事に術側も患者も気がつかぬケースが数多い。

今年の初めに、最新の膝周囲靱帯再建は術後4カ月競技復帰と言うのが、現在の世界スタンダードだと書いた。  従来であれば競技復帰は6カ月・12か月が標準であったのだが、ではいったい何が現在の考えと違うのだろう?

実はそれは最新の手術方法でも、特殊なリハビリ方法にあるのでは全く無い。  答えはいたってシンプル。

それは、選手・患者に、『貴方はいったい何時、どの試合に、どんな形で復帰・復活したいのですか』と問う事から始める。 従来は医師が診察して診断して、一年と言われれば一年のリハビリメニュー組んで、それらを行う。 ただそれだけであったのだが、目線が180度違うのだ。

患者・選手自身の意識も高くなり、モチベーション高くリハビリに取り組み、当然その再断裂率も異常に低い。

昔から医療に取り組む者が諸先輩に言われ続ける事なのだが、『治療は身体を診る事では無く、患者を診る事から始めるのだ』と。

ただし、残念なのだが当の患者自身が自分で自分が何を求めているのかが分からず、間違っていたりする。 揉んではいけない肩こりを揉んで欲しいから揉んでくれるところばかり訪れたり、治癒を促さなければいけないのに、痛みを止める治療ばかり望み、結果何度も繰り返し何年も悪かったりする。


丁稚奉公・御手伝いさんじゃ無いんだから、求めているモノをすべて提供する事が質の高いサービスでは無い。

金儲け第一ならばそれも結構だが、時として厳しい指摘・忠告をしなければ、患者は受け止めねば質の高いサービスを提供、受け取る事は出来ない。

そんな事を正しく分かりあえる患者との出会いに、改めて感謝する。

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