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2010年08月 アーカイブ

2010年08月01日

夏の二の腕トレーニングの意味

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今日から8月。

いよいよ始まったASAOフェス。

今日からは 『二の腕プルプル祭り』トレーニング。

さて、なぜ第一週目ここで敢えて二の腕をトレーニングするのか?!

特に女性諸君に考えてもらいたい。


夏になり暑くなり薄着になり、他の季節とは違いこの時期中心的に身体で露出される部分。 足・ふくらはぎは今どき一年中。 そう、二の腕なのである。

しかも鏡を使っても真後ろから本人では確認出来ないのが二の腕、“上腕三頭筋”なのだ。


もともとスリムで自分のスタイルに何の不満無い人には関係無いが、少しでもおなかの肉をつまんで悩んでいる人は、同じような状態が自分の知らないところ、そう、二の腕にもおきているのだ。

現代生活では殆どの人が日常で使う事が少ない部位でもあり、皮膚もシワシワ、皮下脂肪もブツブツダルダルセルライト状態。

ただし、使っていないからこそ、ちょっとのトレーニングで効果が分かるのもこの部分。


かわいいノンスリーブ着て、実は後ろからお肉がつくね状態って事が無いようご注意あれ。

2010年08月03日

40歳以後、同じ食事をしてもなぜ太る?!

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肥満対策、ダイエット・減量はもちろん、糖尿病等各種成人病の予防の基本は食事療法と運動療法です。

運動によって単にエネルギーを消費するだけでなく、筋肉への糖の取り込みが良くなります。30分程度のウォーキングでも、毎日行えば40%も増加します。しかもこの効果は運動中だけではなく運動後も長時間にわたり持続します。

40歳以後、同じ食事をしていても太るのはなぜでしょうか。これは何もしなくても消費するエネルギー(基礎代謝)が減少するためです。

それではどこで消費されるのでしょうか? 答えは筋肉なのです。筋肉で全体の40%が使われます。中年以後太る原因は筋肉の量が減り基礎代謝が落ちるためなのです。

有酸素運動だけをしていて、食事制限をして体重が落ちても、それは一時的なものなのです。 俗に言うリバウンドが起きやすい状態を、すすんで自ら作っているようなものなのです。

筋肉トレーニングに付いて、詳しくは後日また書きたいと思います。

代謝の上がるこの時期だから、シッカリと体力・筋力づくりをして太りにくい身体を作ってみましょう。

2010年08月04日

太りたくないなら、答えは筋肉。

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そもそもエネルギーはどこで消費されるのでしょうか?  答えは筋肉なのです。 筋肉で全体の40%ものエネルギーが消費されます。 中年以後太る原因は生活習慣、運動不足等により筋肉の量が減り、基礎代謝が若い時より格段に落ちるためなのです。

歩くことにより筋肉量も増加します。 運動するということは糖の消費の良い体に改造するということなのです。 食事療法のみに頼った場合、はじめは体重が減ってもそのうち止まってしまうことがあります。これは、余りエネルギーが入ってこないために、低エネルギーで生きていける体になってしまうためです。つまり基礎代謝が落ちてしまうのです。 まさしく悪循環の始まりです。

しかしここで積極的に運動療法を併用すれば、また基礎代謝が増加し、体重が減ってきます。
筋肉の量も念頭に入れてダイエットに取り組まなければ、リバウンドするばかりか代謝も落ち、美容にも健康にも悪影響を及ぼすのです。 夏が終わって自分の顔をまじまじ鏡で見てみると、さぞショックを受ける事でしょう。

そうならない為にも、食事も運動もバランス良くが大切と言う事です。 好き嫌いする事が悪いと言うのは子供で知っている事実なのですから。

2010年08月05日

何日で脂肪何キロ減らせるの?!

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脂肪1gが9キロカロリーというのは家庭科で習ったと思いますが、実は身体についている脂肪は水と一緒になっているので、実際は1g7キロカロリーです。 つまり7000カロリー使うと体重は1キロ減ることになります。

運動でどのくらいエネルギーを消費するかというと、体重60キロの人が時速6キロで歩いたとき、30分で約180キロカロリー(80キロの人なら240キロカロリー)位です。これはかなり速いスピードですので、通常の速歩だと150~200キロカロリーと覚えておきましょう。これくらいの運動でも毎日続ければ、1ヶ月で5000キロカロリー位にはなりますから1キロ弱体重が減ることになります。 実際は基礎代謝の増加も加味されますからもう少し減るでしょう。

食事療法で一日200キロカロリー減らすと1ヶ月で約1キロ減ります。運動療法と併用すれば、月2キロの体重減少は十分可能です。 昨年当院で実施した自己管理プログラムに参加した患者さんも3か月で5キロ、半年で10キロ減らした人が何人もいます。

僅かな運動や食事の努力も、継続的に行えばシッカリ結果が出るのです。 何事も毎日コツコツとした努力が大切と言う事ですな。

2010年08月06日

運動週2回と3回とでは大違い!!

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運動が良いと一言で言っても運動にも色々ありますが、糖尿病や減量によいのはご承知の通り有酸素運動です。 これはウォーキングやジョギング、遠泳、登山などの運動です。 息切れしないで15分以上できる運動です。 心拍数でいうと、1分間に110~120位、高齢者ではこれよりやや遅め、若年ではやや速めが分かりやすい目安でしょう。 会話はできるが歌は歌えない程度の運動そいえばイメージしやすいのでは。 運動直後、心拍数は急激に落ちていきますので、1分間測定すると少なめになります。15秒間計って4倍して10足すと運動中平均に近い値となります。

運動は最低1回15分以上、1日30分以上やる必要があります。 週2回と3回では運動効果がかなり違います。 ココが重要なところなのです! ただし週5回以上では余り差がありません。 ですから週3回から5回やるのがよいのです。ただカロリー消費は運動時間に比例して増えますから、減量目的の場合は毎日でもよいのです。


『どのくらいやった方がいいんですか!』、『週何回来ればイイんですか?!?!』と言われても、理想論はいくらでも言えるのです。 コツコツ努力、継続は力なり。 先ずは3日坊主にならない事を心に誓ってから、10分でも20分でも、週1でも2でも始めてみましょうよ。

2010年08月07日

ダイエットには筋肉が重要。

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運動による消費カロリーは1週間に700~2000キロカロリーが推奨されています。誰でもできる運動として、散歩より少し早い速歩、ウォーキングがおススメでしょう。 膝関節痛などのために歩けない人は、プールの中で歩くとよ衝撃や荷重は減るので良いでしょう。 浮力のため体重が5~10キロ位になり、関節の負担が減ります。 また、エアロバイク(室内自転車こぎ)も膝に負担が少ないとされています。 梅雨時など雨で運動がしにくいと思いますが、1日中降ることは実際は少なく、その気になればできるものです。 雨を理由に運動を避けるのは正当な理由では無いとう事です。 何事もコツコツ、少しずつと言う気持ちが重要。

筋力増強運動、筋肉トレーニングは以前はむしろやらないほうがよいとされていましたが、息を止めなければ比較的安全に施行でき、筋肉が増えれば、基礎代謝が増加し消費エネルギーが増えるという考えから、最近では有酸素運動との併用が推奨されています。

もちろんトレーニングは正しい知識を持った指導者のもとで行うという大前提があります。 ただ重い物を持ち上げたり振り回していては効果が無いばかりか、変なふうに筋肉がついたり、いずれは怪我へとつながります。


さて、ここまで5回に分けて書いてきた運動が重要だというコラム。  実は糖尿病・成人病予防に積極的に運動療法を推奨されている、あるお医者さんの資料を一部抜粋・加筆させて頂いております。 なぜ運動が必要なのか、どのくらい必要なのかをとても分かり易く書いている文章で、小生自身もあ~なるほどと思ってしまう内容です。 健康に、“もう間に合わない”と言う言葉はありません。 あるとしたらそれはアナタが『やりたくない』と言っているだけなのです。 自分の、皆の幸せの為に、さぁ始めましょう!!

2010年08月08日

夏のダメージ肌、取りもどせ20歳肌!

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この時期、特にオフィス街は強烈な紫外線やビルから吐き出される熱風、過剰な冷房などで、どんなにケアをしても痛めつけられてしまうのが夏の肌。 夏が終わる頃には肌の疲れを感じる女性は多いはずです。

ご存じの通りお肌といえばコラーゲン。その元のアミノ酸はお肌の素材となるだけでなく、シミの原因のメラニンの生成を抑えてくれるのもアミノ酸です。 そしてコラーゲンの合成に欠かせないのが、言わずと知れたビタミンC。 そしてビタミンC単体ではなく、ビタミンEやカロチノイドなど抗酸化物質を一緒に摂ると、栄養素の連係プレーで酸化から守り、ビタミンCが体内で働ける時間が更に長くなるのです。

いずれにせよ「今日摂って明日効く」という成分ではないので、お肌の生まれ変わるサイクル(28日~40数日)を考えて、最低1ヶ月くらいは続けてみる。 美は一日にして成らずです。


アミノ酸もありビタミンもありな、いつでもどこでも噛んで食べれるタブレットタイプの『アミノプラス ビタミン&カルシウム』を当院ではおススメしております。 しかも現在、ラボのイベントご参加者の方へプレゼントのキャンペーンも行っております。

8月9月と頑張ったアナタだけが、プルプルお肌獲得デス!!

2010年08月10日

他院とは180°違うところ。筋肉痛偏

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殆どの人が経験した事がある筈な“筋肉痛”。 しかし、そのメカニズムを正確に理解している人は少ない。

実のところ、その筋肉痛については色々な仮説があると言うのが現状。

その中でも一番有力なのが、不飽和脂肪酸の一種であるアラキドン酸から生合成される生理活性物質である “プロスタグランジン” が、大きなカギを握っているのである。

実はこのプロスタグランジン、簡単に説明すると本来は組織を再合成する物質なのだが、その作用の過程で「痛み、熱、腫れ」を発生させていしまうのだ。 いわば筋肉痛は修復・合成している証しなのである。

他にもこのプロスタグランジンは、風邪薬を飲んでもなかなか治らない咳であったり、湿布をずっと貼っていても良くならない原因にも絡んでいる。(アスピリンやインドメタシンとの可逆性による)

当院へやって来る患者の多くが、その患部の組織を再合成する事をしていない、もしくは再合成を阻害する事を日常的に行ってるケースである。 

残念ながらその治療には前述の通り、多少の「痛み、熱、腫れ」を伴ってしまう。 暫く前にフィギュアスケートの某男子オリンピック選手が膝の靭帯を切り、その術後のリハビリがあまりにも痛くて逃げ出したくなったのは有名である。 

そのぐらい辛いものであり、それを避けて通っては道は開けないのだが、実際当院で扱う疼痛はそこまで重篤なケースは殆ど無く、我々的には筋肉痛レベルなのだが、その理解は本人の性格や思い込みに大きく左右される。

大きな病院のリハビリ室をイメージしてみて欲しい。歩いたり動いたり動かしたりしているだろう。 それこそが理学療法であり、疼痛除去・動作改善に必要不可欠なのだ。 マッサージや整体も悪くは無いが、受け身の治療では無く、治らないのであれば後は自分自身が発想を変えねばならない。 一生揉んでいても治らないのだから...

2010年08月11日

患者とドクターのベクトル

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昨日、一般の人には聞き慣れないプロスタグランジン等の言葉を用いて、痛みのメカニズムを簡単に書いてみたが、気をつけて生活をしてみると身の回りにこの手の言葉が多く存在する事に気付く。

インドメタシンやアスピリン、ヒスタミンやイブプロフェンなど...

言葉は聞いた事があっても、それらがとういうメカニズムで身体に作用し症状を生んでいるのか。また、どうやって似たような症状を鑑別するのかの知識を解剖生理学的に持ち合わせているのかが重要となってくる。

しかし、残念な事に小生のような多くの民間療法家は「検査でこう出たから、こうだ」とか、「こう痛い時に、吐き気がしたらこうだ」と言う事をただ暗記をし、それに単純に当てはめていくだけの診察をしているのである。 当てはめる事こそが診察だと思い、他に何があるのだと言い張ってしまうのだ。 またそれらを迷わず疑わずに、後継するもの達へ教え伝えてしまうのだ。

小生はスタッフにマンツーマンで教える場合でも、“痛み”という項目だけでも20時間以上かけて、昨日の日記のような事を過去の歴史を含め勉強会を行う。 痛みの内的・外的発生プロセスを正しく理解し、診察できるようになった上でテクニック講習が存在するのだ。

イイから揉んでくれと、云わば技術だけで治ると思ってやってくる患者には、駅前全身ほぐしや、検査でボキバキ治療院でも良いだろう。 しかし当院へやってくる患者の9割以上が整形外科等で治らず困り果ててやってくる。 医師以上の資格も知識も無いと全員が分かっている。 資格や知識だけでは無いものを求めてやってくる。 そこに本当に必要なものは何かと、改めて我々は考えねばならない。それこそが真の治療だと小生は考える。

2010年08月12日

整体院と保険診療、交通事故損害保険

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今回は保険診療について書いてみたい。

実は患者の多くが、この保険診療と言う言葉の意味そのものを深く考えていない。

そもそも正式には、医師が診療・治療を行うい医療行為のみ適応される。 ただし、例外的に柔道整復師と呼ばれる資格取得者が行う施術、俗に言う接骨院で一部のケース*のみ各種保険が適応される事がある。(*急性疾患にのみ、ある一定期間限定で適応)

これらを踏まえたうえで、多くの者が誤解しているのが交通事故損害保険と言うもの。

簡単に言えば、民間の損保会社が自社の規則でどれを出すか出さないか勝手に決めたもの。加入者の治療を少しでも後ろ盾したくてのルールでは無く、いかに出さないで済むかと言わんばかりの損保会社も多い。

先月よりウチでも保険診療の取り扱いを始めたが、それまでの過去10数年、交通事故、損保会社が間に入るケースに関しては、ほぼ全ての損保会社と保険適応を成立させた。 保険会社担当者に、『断る理由を見つけに電話してきたのか、患者さんを先生のところで治してもらえますか?と電話してきたのか』 とはっきり言うだけだ。

決められた事しかできない、小間使いのような人間・社会人しかいない、なんとも薄才な事であろうか。 小生の経験上、間違っても商社では生きていけない人間の典型例である。

医療・健康の定義上に存在する企業であるならば、一番忘れてはならない事は、“人を大切にする” と言う事である。 何処の誰かも分からぬ人間か決めた、根拠も定かでないルールを優先する事など言語道断。 社員一人一人のマンパワーの集合こそが、企業を成長させ社会的貢献を果たせる今の時代を生き抜く企業となれるのだ。


若者の諸君、けっして丁稚社員にだけはならないでくれ!

2010年08月13日

膝関節で分かる粗悪なドクター

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小生の知り合いで、世の中で最も尊敬する医師がいる。 今は個人開業医だが、二つの大学病院部長・副部長を歴任されていた。

その先生が言うには、疑問に思った事はとことん自分で解決策を見出すと言う。 だが実際は疑問にすら思わず、本の知識で当てはめてお終いと言う者が殆どだ。

最近もある患者に膝関節について説明をしたのだが、近所の整形外科医に半月板のせいだと言われ、注射打った症状の医師の説明があまりにも稚拙であった。

曲げ伸ばしが痛くて出来ない症状を確定診断も勿論せず、半月板のせいだと診断。  半月板損傷が疑われ、そしてロッキング症状(膝がひっかかる)や膝伸展制限(まっすぐに伸びない)があるかどうかを考察するのだが、ロッキング等があるから半月板だと診断する時点で知識が文章の域を超えず、上から読んでも下から読んでも同じ意味・事象だと疑いもしない。 そもそも伸展制限とロッキングを同じだと考えていたりもする。

検査においてMRIは半月板損傷の診断にきわめて有効であるが、もっとも確実な検査は関節鏡検査だ。 しかしこの15年の海外での学会発表における腰椎椎間板ヘルニアのMRI診断的有用性レポートで健常者のMRI椎間板所見で85%の人に変性が画像上認められた。痛くも無い健常な患者にだ。 同様の膝関節にあける海外でのレポートもやっと最近報告されるようになった。

先日もプロスタグランジンの日記でも書いたが、痛みを止める治療そのものが悪い訳では無く、痛みを止めた事が治った・治したと、医師も患者も思いこんで、その先の必要性を思考放棄している事に大きな問題があるのである。

腰椎以上に膝関節は医師・治療家としての資質が問われるのが実状であろう。

2010年08月14日

足のむくみと膝関節

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世の中可笑しなモンで、同じ症状の患者が続く時は続くモンで、今月は何故か膝関節月間。

昨日の膝関節の話をもう少し続けてみよう。

膝関節・下肢の痛みや間欠性跛行で来院してくる患者。 もともとほぼ全ての患者が整形外科で治らず来院してくるのだが、その時点でレントゲンやMRIで異常があろうが無かろうが症状に変化が無いのであるから、その検査そのものは全く役には立たない。

筋だ靭帯だ半月板だと決めつけるのが、整形外科的見地であり、そもそもそれが間違えているのではと思考を変えねば何も生まれない。

“捕捉”という言葉を聞いた事があるであろうか?

足りない所を補う“補足”では無い。 つかまえ、とらえる“捕捉”である。


膝後面の動脈(膝窩動脈)の解剖学的走行異常で、膝窩動脈捕捉症候群というのがある。 血管が狭窄・閉塞する病気だ。

膝後面に異常な筋肉が存在したり、通常とは違うところに膝窩動脈が走行する先天的異常などがその一般的な原因である。 分かりやすい例に、成長期に筋肉の量が増大した場合や、運動をして筋肉が発達した場合などに、膝窩動脈が筋肉により圧迫されて狭窄や閉塞を生じることがある。それ以外にも下肢後面の筋肉に何らかの負荷がかかり、それらが筋の緊張や張りを生み、膝窩動脈捕捉症候群を誘発するのである。

ここでは膝窩動脈の疑いを習うが、実は同時に膝窩静脈の可能性も考えねばならない。そもそもこの見解は本来血管外科の専門分野であり、それをどれだけ視野に入れ診察・治療に取り組めるのかが重要になる。 確定診断には血管エコー検査が必須になり、的外れな画像検査は無意味である。

重篤であれば筋や血管の手術にも及ぶが、重篤で無い場合、圧迫を取り除く理学療法に取り組まなければ永遠に繰り返してしまい、その場しのぎで注射・薬での対処は、その患者を永久に治癒の道から遠ざけてしまうのだ。

筋や組織の緊張・萎縮器質を考え、安易なストレッチで対処してはならない。 ただし、リハビリテーションには多少の乗り越えねばならぬ苦痛もある。 ゴールへ向かって選手とコーチ、患者と施術側が共に頑張ってこそ希望が見える。 しかしどちらかが放棄し、安易な策へ身を投じた時点で終わりだ。 学ぶ努力の大切さを、我々大人が忘れてなならない。

2010年08月15日

夏季臨時休診

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本日8/15(日)午後より、8/18(水)迄夏季休診とさせて頂きます。

連休明け22日(日)迄予約がかなり混雑しております。 お早めにご連絡ください。

2010年08月19日

打撲に捻挫、ぎっくり腰シーズンピーク

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本日からウチも連休明け。 毎年ココからが全力全開スタート!

盆明けから9月末までぎっくり腰に打撲に捻挫、スポーツをする人もしない人もグキッバキッとやっちゃうトップシーズンなんですわ。

レジャー・レクリエーションにと、まとまった休みにいつもし慣れない事やって疲れに疲れて急性症状呼び込んでしまうんです。

キツイ言い方をすれば、云わば自覚不足。

当然治癒に必要なのは、“自覚”

しかしコレがまた、何年も何度も繰り返している人に限って自覚ゼロ。 ホント、困ったモンですわ。 こちとら商売だから親身に真剣に説明・説得してみても、話が右から左なのが手に取るように分かる。

子供の頃によく大人に言われた『人の話はちゃんと聞きなさい!』って言うの、一番出来ていないのは大人だったりするんだな。

治療に近道など無い。 もしあるとすれば、険しい山道を登る“覚悟”だろう。

2010年08月20日

スポーツとシューズの関係(捻挫・足底筋膜)

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さて、最近毎日打撲や捻挫、肉離れの患者さんがいらっしゃいます。 しかも皆さんガッツリ治したいと言ってやって来る患者さん。 

昨日のバリバリ体育系二名の方なんか、超本領発揮デス。 社会人経験も豊富な方で、とても目が肥えていらっしゃる。 だからこそ現状治療に不満と不安を抱き、厳しい目線でやって来ます。 コチラとしてもやりがいも、ワクワクゾクゾクもしてきます。

どんなに痛くてもスポーツを完全中止、禁止しないのが現在のスポーツリハ・治療の世界の大原則。本読んでその気になってる自己満足先生ほど古いし、しかも選手や患者の立場に真剣になりきれていないのが実状・現状なのです。 痛いの腫れたの治してもらいたい人は、一生その輪廻から脱出出来ない治療で満足なのでしょうが。

昨日のACL(前十字靭帯 )手術後の予後ケア相談は、やる事はシンプルなのですが非常に質とレベルの高いコミュニケーションが要求されます。 ですが先ほども書いた通り、コチラが楽しくなってしまうほど、きっとその患者さんはうまく行きます!

ACL断裂はもちろん、膝・足関節の予後にシューズは非常に重要な存在になって来ます。 ですが、コチラも間違った理論で、型取り・治療を進めるエセ足病医しか日本に居ないのが、コレマタ実情です。

メルクマニュアルからの抜粋ですが、足底筋膜炎とは、『筋膜炎という病名は筋膜の「炎症」を意味しますが、この病気は実際には炎症というよりは、足底筋膜に繰り返し負荷がかかることによって起こります。足底筋膜に過度の負荷がかかると、小さな断裂が生じます。足底筋膜炎はかかとの痛みを起こす最も一般的な原因です。』と書かれています。

この文章の深さ・難しさ、最大の問題点を含んでいる事にお気づきでしょうか? 合ってる間違っているでしか文章を読めない方には、到底到達・理解出来ないでしょう。

スポーツシューズメーカだからこそ、しかも今だからこそ言える正しい靴の説明。 ココカラが本領発揮デス。 ホントにワクワクしてきましたわ。(笑)

2010年08月21日

連日連続アキレス腱断裂!

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予想通り例年通り、盆明け連休明けから大混雑です。

昨日も連続アキレス腱断裂。

2年振りにやって来られた男性患者さん、その間ご自分で運動等努力をされていたらしく、スッキリスリムで大感心。 しかし、やってしまいました!アキレス腱断裂。

100%完全断裂では無い可能性。大学病院でも手術か保存かで検討中らしく、昨日は小生の意見をと言う事で来院されてきた。 是こそ治療家冥利に尽きる。

過去何人ものアキレス腱断裂を診てきたが、手術の是非の場合、その論点がズレている事に術側も患者も気がつかぬケースが数多い。

今年の初めに、最新の膝周囲靱帯再建は術後4カ月競技復帰と言うのが、現在の世界スタンダードだと書いた。  従来であれば競技復帰は6カ月・12か月が標準であったのだが、ではいったい何が現在の考えと違うのだろう?

実はそれは最新の手術方法でも、特殊なリハビリ方法にあるのでは全く無い。  答えはいたってシンプル。

それは、選手・患者に、『貴方はいったい何時、どの試合に、どんな形で復帰・復活したいのですか』と問う事から始める。 従来は医師が診察して診断して、一年と言われれば一年のリハビリメニュー組んで、それらを行う。 ただそれだけであったのだが、目線が180度違うのだ。

患者・選手自身の意識も高くなり、モチベーション高くリハビリに取り組み、当然その再断裂率も異常に低い。

昔から医療に取り組む者が諸先輩に言われ続ける事なのだが、『治療は身体を診る事では無く、患者を診る事から始めるのだ』と。

ただし、残念なのだが当の患者自身が自分で自分が何を求めているのかが分からず、間違っていたりする。 揉んではいけない肩こりを揉んで欲しいから揉んでくれるところばかり訪れたり、治癒を促さなければいけないのに、痛みを止める治療ばかり望み、結果何度も繰り返し何年も悪かったりする。


丁稚奉公・御手伝いさんじゃ無いんだから、求めているモノをすべて提供する事が質の高いサービスでは無い。

金儲け第一ならばそれも結構だが、時として厳しい指摘・忠告をしなければ、患者は受け止めねば質の高いサービスを提供、受け取る事は出来ない。

そんな事を正しく分かりあえる患者との出会いに、改めて感謝する。

2010年08月22日

ぎっくり腰シーズンだってばサッ

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打撲ねん挫肉離れ、アキレス腱に膝靭帯。 皆痛めてワンサカ毎日と今週書いたが、コレマタぎっくり腰も毎日多い。

トップシーズンなんですわ、ぎっくり腰も。

5月の後半から6月末、8月後半から9月は毎日のように這って患者が来る。

要は大型連休後に、いつもしなれない事したツケで疲労が溜まりに溜まって、ある日ある朝グキバキですわ。

自分の体力に自信過信、しかも何度もなんて懲りない人間の代表選手の様なもの。

ガッツリ5、6回診せてもらえば、後は本人次第で一生ギックリとオサラバなんだが。

スタスタ歩いて帰っていく姿は、我ながら惚れ惚れ。(笑) まぁ、180度発想の問題。
治療家としての醍醐味もこれからがトップシーズン。 ガンバリどころデスな。

2010年08月24日

ずっと治らない理由と後遺症

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自分の症状がずっと前から悪い事を、なかなか良く治らない事を自分と向き合って真剣に考えた事がどれだけあるだろうか?

何十年も前の捻挫を原因にしたり、うっすら線の入った画像で肋骨骨折であったり、関節の緩みからくる関連痛を潰れた椎間板の画像でヘルニアと誤診されたり、ちょっとした交通事故でその時より数日数か月後に痛い部分までも後遺症だからと言ってみたり。

アノね、放射線治療でもあるまいし外因性の痛みはそん時受傷時が一番痛い訳サっ。

答えは簡単。 ずっと治らない、よくならない行動を本人・自分自身が勝手に知らずに思い込みでやってるんですわ。 まるでみのさんのTV観てスパーに走る主婦と同じように。

毎日毎晩ストレッチしてても治らないですよ。 納豆が痩せるって言われて毎日納豆だべてるオバちゃんと同じ。 納豆やストレッチが良いとか悪いとかではなく、何も考えていない、考える努力を放棄している。 知識が無いからと言い訳して。 

後遺症と言う言葉の意味もわからずに、『だって後遺症だから』とナンカのせいにしているうちは一生治らん。

ただ前向きに自分の身体と向き合う。 我々はその手伝いをする。 お互いが全力であれ。

2010年08月25日

立つか座るか、締りか緩みか。

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仲の良い患者さんに、ある大学で人間工学がご専門の先生がいらっしゃる。 その会話の中で毎回多くのヒントとひらめきを頂いている。

昨日もリカベントバイクの話から、人間の構造の話に及んだ。 専門の大先生と話すのは毎回こっ恥ずかしいのだが、とにかくとてもためになる。

小生の現在の仕事柄、治療・診察において、『身体を診るのではなく、人を診なさい』と教わり、常に自分言い聞かせている。  まだまだ運動学の勉強をやっと始めた学生時代、ある先生に、『構造を考えるのではなく、動作を考えろ』と言われた事がある。

動物は目の前にある事にとらわれ易いが、人間はそこで “思考”を張り巡らさなければならない。  

骨が荷重が重力が、筋力不足だ柔軟性不足だと、パッと浮かぶ事だけで全てを導き出そうとしているその思考に間違いがある事を、未だ自分自身の中にある事実を再認識する事が多くある。 

昨日もその会話の中で、筋肉の役割を改めて考えさせて頂いた。 押して揉むだけで治す治療や、固定安静、アイシングに温熱で急性対処だけの治療なら高いレベルの思考はいらない。 本に書いてある事を丸覚えでいい。

問題はなかなか良くならない症状だ。 今以上に良くしなければ、歩けるように動けるようにしなければならないのだから、今現状以上の動作イメージは必須だ。 疼痛・不具合の原因を解明し、その解決策を構造の中からだけでなく動作から見出す。 昨日は筋肉、筋群、筋束の違い、筋のモーメントアームに関する事にまで話は及んだ。 小生の同業種の知人でモーメントアームを正しく理解できぬ者はいない。 逆を言えば、筋力をつけろストレッチをしろなどと言うほど、粗悪な医師・治療家はいないと言う事だ。

立つと痛い座ると痛いの理由とアドバイス、立位・座位を語るには素人が容易に入手・思いつくレベルでは到底無理なのである。

質の高い周りの人たちのお陰で、自分自身が微々たる前進だが進歩できる事に感謝をする。

2010年08月26日

挙げるの投げるの、痛い肩・肘関節

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膝・足関節靱帯、アキレス腱ばかりではありません。 肩肘も多いんです、この時期。

もともとウチは四十・五十肩患者さんが多いのです。 腰痛以上に整形・接骨院から。

肩周囲の解剖を学んだ人であったら、その複雑な構造を理解している筈。 にも拘らず、治療はいたって単調。 ずーっと温めで、ずーっと電気で。 酷いところは、若い兄ちゃんスタッフがノリで肩コリマッサージ。  そんなとこ無駄に押して揉んだら、よけい制限出るってば。 まま、その理由もわからないだろうケド。

この症状、肩は10回ダネ、15回ダネと初診時に必ず言います。 と言っても勿論1回でも早く治す努力は当然するが、やはり経験上その回数に大きな誤差が無いのも事実。  最近だと10年以上前から野球をすると肩が痛い患者、これは10回。 2年ほど前からテニスで肘・肩痛い人、これはセットで15回。 両手首の腱鞘炎だと、長年他院通院していた主婦の方、コレも10回以下。 ただ、この方々は小生の治療うんぬんでは無く、ご本人がとても前向きで協力的。 説明も理解し、治らない事も多少痛くなる事も自分のせいだと、決して他人や他のモノのせいにしない方々。

お互いで“治そう”という目標に向かって努力をする。 努力には苦労や苦痛は伴う。 それを理解されているのだ。

某一流スポーツ選手でも、リハビリは痛くて辛くて逃げ出すモノ。 だから痛くなくて気持ちいい治療の方が商売になり、街に増える。 結果、治らない。

昔は赤ひげ先生みたいな人、いっぱい居たのになぁ~...

2010年08月27日

子供のスポーツ障害 オスグッド

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屋号に“スポーツ”という言葉があるせいか、特に子供はスポーツをしている患者が多い。

中心は“膝”。 半数近くは成長期痛、“オスグッド・シュラッター病”だと言われてやって来る。

運動を休めば半減、止めねばならない。 下半身のトレーニングだ、ストレッチだ、アイシングが必要だと言って言われてやって来ます。

確かにそうです! 本ではネ。  ソコなんですわ、薄っぺらい紙の上のドクターかどうかの分かれ目は。 

筋トレ? させません、俺は。 んじゃ、痛くない子はみな筋肉筋力があって、痛い子は足ヒョロヒョロ?? ストレッチ? 柔らかければすべてが解決するとでも??  痛くない子はみな総統柔らかいんだねぇ~~。 アイシング?? どーぞどーぞ思う存分冷やしてください。町中アイシング祭りでいいじゃないですか!?


そういう子どもを診ている先生も酷い。 腫れてるからと言って注射打って薬飲ませて、自分で自分をプロだと思っている。 ずっと前から、何年も前から痛いと言ってる患者と最近はじめて痛くなった患者を同じ治療しているにもかかわらず。 で、治らなければ手術だねと言い。 可哀そうだね、疑わずに信じている患者は。

痛みを取るには治療だが、痛みを避けるのは治療では無い。 リハビリ、理学療法、運動療法のポイントはそこにある。  患者は痛いのを避けたい。治す側も避けたい。 お互いで避けて、回避ばかりしているウチはゴールには一生辿り着かない。 粗悪なドクターほど、回避した事を自慢げに言い、患者のその後の人生なんか机上の理論でしか考えてない。

特に成長期痛、成長期・子供の頃、若年層から痛みが出ている症状であれば、治らぬ原因理由は上記にある。

治す事と痛みを取る事を同じだと考えている粗悪な思考。 たぶん日本だから何とかなっているのだろう。 ヨーロッパでは医療でもスポーツの現場でも、そんな治療にごまかされる市民は少ない。 患者だからこそ、賢くあれ。

2010年08月28日

若年・壮年・高齢膝関節痛の共通項

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最近では患者も参加する、毎朝のスタッフトレーニング。 パワー、スピード、柔軟・可動域、神経促通・コーディネーショントレーニングだけをやっている訳ではアリマセン。

一つ一つ、理論・実践を踏まえたうえで講義とセットでトレーニングをしています。

今日のお題は最近特に多い、“膝関節障害”。

そもそも、もともとこの時期多いのは承知の事。

年齢関係無くの共通項、何故この時期多いのか?! を、目の前の所見にとらわれず考察する。

珍しくこのブログでその答えを書いてみるが、そこには『血流』という重要なポイントがある。

暑いから冷やす、冷えたから温める、痛いからアイシング、慢性期だから温熱療法という事を、正しく論理的にその患者に合った導き出しをしているかどうかだ。

循環・呼吸器、心拍トレーニングが専門な小生、その掘り下げ方はちとこだわりがある。 昨今流行りの加圧トレーニング、個人的意見は差し控えるが、まさしく血流に重きを置いた考えの代表例。 血流が痛みや治癒、すべてのコントロールに影響しているそのメカニズムを理解し、そのうえで動かしたり固定したり、温めたり冷やしたりせねばならない。  そういえばカイロも血流に重きを置く部分がある。

流れが悪いから溜まるのか、不安定な圧・流動が滞留を生むのか。 流れない・流れすぎる両方の可能性を診る。

秋口からハートレートモニターが大活躍する。 さてさて、これからの時期がウチ本領発揮だ。

2010年08月29日

登山バッチリトレーニング

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昨年に続き今年も行きます。 本日終業後から出発、富士登山。

昨年は患者に声かけ、総勢17名に。 サスガに今年は少人数で。

今年は今までの少し違った趣向でのトレーニングを暫く前から実施。 若い頃に一時期真剣に取り組んだクロスカントリーランの、当時海外選手から学んだ補強トレーニングも一部取り入れて。 コレがなかなか苦しい、良いトレーニングなんですわ。

心拍管理はもちろん、上半身と下半身の協調力を重んじるプログラム。 これは現在の患者に対する治療に取り入れるプログラムにも共通する事。

後は天候次第。 日ごろの行いデスな。

2010年08月31日

日本で一番高いところ

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今年も昨年に続き登って来ました、富士山。

年々ブームで登山者が増えているニュースは皆さんご存知でしょう。 確かに以前よりマナーの問題は増えたようですが、それでもやはり譲り合い思いやりは多く存在し、皆声をかけあい登っていきます。

最近は近所ですれ違って挨拶はおろか、会釈もしない人間も多い。 借りている駐車場で自ら挨拶をなどと言う者は極少数。 挨拶も出来ない大人が、今どきの若者の事などとやかく言う権利など無い。

一度でも富士登山を経験された皆さん、その気持ちを忘れずに、我々が礼節を重んじる本来の日本を取り戻そうではありませんか!

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