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肘が痛いの?手首が痛いの??続編

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最近の肘特集の続き。

マニアックな患者さんからの質問もあり、少々補足。

解剖学・臨床応用学をもとに診察診断、治療を行うのが通常。 だがそこには多くの思い込みが発生する。

手首・肘の障害、特にスポーツをするという患者で見落とされがちなのが、昨日も登場した腕橈骨筋。 この筋肉のせいで肘も手首も痛くなるケースがあるのである。

この筋はおもに肘関節の屈曲動作を担うのだが、更に詳しく考察すると通常の屈曲動作では無く素早く、特に伸展運動で生じた遠心力に拮抗するときに最大に作用する筋肉なのである。

単なる見かけ上の動作解析、バイメカでは無く、どうすると、どのような時に痛みが出るのかを患者の訴えから正確に引き出し、精査しなければならないのだ。

これには知識だけではなく、治療する側の人間性が大きくモノを言う。 聞き出し、引き出せなければ何も生まれないのだ。

5年10年で培われるものでは無い。 もちろんボケっと10年20年いれば身に付くものでも無い。 日々自分自身と向き合い、戦える者だけが身につけられる人間性から生じる技なのだ。


人生これ戦いである。

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