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何となく腰痛の話。

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毎年多いこの季節。 5月後半から6月初め、8月後半から9月初め。 毎年決まってものパターン。

そう、腰痛、ぎっくり腰が多いんです。

最近では生活習慣が多種多様化してきたせいか、昔に比べたらバラけてきたが、やはり多いですナ。

要はまとまった休みの後、通常は一週間、最大で2週間ぐらい後に疲れが爆発してある日ある朝突然グキッて事ですわ。


骨だ、肉だ、関節だと、原因はコレだアレだと色々ウンチク其処ここらで書いてあるが、そんな事は今更書きはしない。

患者は昨日まで痛くなかったんでしょ、其れが今日、今痛いわけ。 そこを何とかしたいし、そこの原因じゃ無くて “理由” を聞きたいわけ。 

そこんとこの患者との温度差を埋めるのが代替医療・民間療法と呼ばれる我々が一番しなければならないところ。 治す側も患者側も、それをしっかり理解して取り組まなければならない。

本だ、理論だ、解剖学だと、知識で治るのならとっくに病院で治っているって。 この言葉の意味を一番わかっていないのが、自分はしっかり勉強してると思い込んでいる治す側の人間。 魔法のテクニックや秘儀奥義があると、本気で信じこんでいる。 その証拠に、永遠にセミナーや講義を受けまくって、それらを誇らしげに主張している、素晴らしい先生方。


患者は昨日今日、腰の骨でも歪んだの? つい最近座り仕事なの?? 何かきっかけ引き金が最近有ったんですよ、生活の中に。 其処を患者は知りたいわけ。 重い物を持ってぎっくり腰なんて殆ど会わない。たいていは歯を磨いていて、靴下履こうとしてグキッバキッ。 心当たりは無いと患者は言い張る。 そもそも心当たりがあれば、『昨日は疲れたから、今日はのんびりしていよう』と、疲労を取ろうと思考し行動する。 それが心当たりが無い、疲れたと自覚が無い、楽しい事、面白い事と言うのが大多数。『いやぁ~、昨日ディズニーランド行ったから今日は新百合ヶ丘行くのよそう』にはならないだろう。 し慣れない事は疲労がたまる。 自覚が無いから翌日からいつもの疲れが上乗せで溜まる。 人間の思考・行動なんてそんなモン。 それをもっともらしい理論でどいつもこいつも治療しようとするからたちが悪い。 ウチが “行動” に重きを置く分かりやすい理由のひとつ。


原因追求・根本原因を突き止めたくなるのは素人的思考。 他の診療科目より整形外科は痛みを訴える患者が多くやって来る。 医師も原因追求に重きを置きたくなるのだが、痛みを真っ先にとるペインクリニック的要素も重きを置かねばならないのではと、最近の先生方は葛藤されている。

本質的・深層的に患者は何を求めてやってくるのか? 問診では聞き出せない、導かねばならぬ方向。 そこを考えられてこそ、真の腰痛治療、疼痛治療ではないであろうか。

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2010年05月20日 08:58に投稿されたエントリーのページです。

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