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手足冷えないでよく眠れてますか?松果体。

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昨日の扁桃体といい、たまには真面目に書いてますナ。

昨日一気には書ききれなかった、今日は松果体について。

機能としては、概日リズムを調節するホルモン、メラトニンを分泌することでよく知られる。

脊椎動物には光にさらされると松果体で酵素、ホルモン、ニューロン受容体に連鎖反応が起き、この反応が概日リズムの規則化を起こしていると考えられる。 一部コピペではあるが、松果体は子供では大きく、思春期になると縮小する。性機能の発展、冬眠、新陳代謝、季節による繁殖に大きな役割を果たしているようである。子供の豊富なメラトニンの量は性機能の発展を抑制していると考えられ、松果体腫瘍は早熟をもたらす。思春期になると、メラトニンの生産は減少する。松果体の石灰化は大人によく見られる。

縮小や石灰化などと言うと何だかイメージ悪いが、それが正常なのである。 

ヒトにおけるメラトニンの血液中濃度は昼に低く夜に高いサーカディアン・リズム(概日リズム)を示し、睡眠と関連している。夜行性の生物の場合も同様なリズムを示す。脳の松果体の他、植物などにもごく微量であれば見出される。また、化学合成で製造できる。抗酸化物質として働き体内の酸化を押さえる。

生体リズムの調節作用・催眠作用をもたらすメラトニンであるが、深部体温低下作用を引き起こしてしまう事もある。

眠れないからメラトニンとう一般常識はあるがその逆の作用、たとえば常にいつも眠気がある、寝足らないからスッキリしないのでは無く、寝たいという欲求が多いのせいでスッキリしないや、常にいつも手足が冷える冷えると言う可能性も、このメラトニン、松果体の可能性もあるのではないか。

以前も患者でいくら寝てもスッキリしない、睡眠障害だと言って病院からメラトニンを処方されていたようだった事があるが、真逆な可能性もあるので中止の提案・説明を行い、昨日も一部書いたが小生なりの改善アドバイスをさせてもらった。 少々時間はかかったが、その後予後は良好のようだった。 その患者さんは、結果長年まったく真逆な対処をしていた事になる。 『冷える』と言っていた小さなその言葉が、結果ヒントになったのである。


ネタ満載のTV脳科学番組では無く、真摯に向き合って治療・カウンセリングしたいものである。

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