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偏頭痛と扁桃体

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昨今、脳科学なるモノがブームであるが、スポーツの世界ではだいぶ以前から重要視されている。

情動的な出来事に関連付けられる記憶の形成と貯蔵における重要な役割を担う、脳の一部である扁桃体。 ストレスホルモンの放出など、多くの恐怖行動の産生に関与している。

良い意味に解釈すればそれらは正当な防御反応の一部であるのだが、逆を返せばそれらが様々な正常反応・行動を阻害している場合も多い。

一度大きな怪我をした選手が、そのトラウマにより以前のような競技レベルへ復活できない事や、一般人であれば寒いと、暑いと、この時期という風の過去の経験から様々な反応を引き起こす事もあるのである。

強い防御のせいか、他の記憶より消す事の出来ないこの部分。 それらを克服した選手ですら消す事は出来ない。 では何故彼らは克服できたのであろうか?

それは消すのでは無く、新たな経験、刺激によってすり替えるのである。

その為にはより正確な行動精査が必要である。 患者さんの一挙手一投足に気を配り、愛情をもってその日常行動までをも精査するのである。

ヨーロッパでは頭痛一つをとっても、既成概念には捕われない新たな対応がなされているのである。

難しい話でも、最近では患者はこの手の話を楽しそうに前向きに聞き入る。

少し前なら考えられない事だが、喜ばしい事実である。

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