
一見真逆のように思われる今回のタイトル、実はココにも落とし穴があるんです。
本年度分の募集採用を今週末で終え、今回も沢山の応募・人との接点を持ちました。
年々応募者に、未経験者に対して経験者・有資格者の割合が増えてきました。 当然皆前向きで、元気・気合いいっぱいなのですが、はてさてその気合いがいつまで続く事やら。それを見極めるのが面接の最大のポイント。
新人君であれ、ベテランであれ、休日も無いくらい超多忙で休み無く、自分の中心が仕事なんて場合、『それは酷い、休んだ方がイイ、休まなきゃダメだよ、そんな職場酷いよね。』と言うアドバイス、感情になるのが普通だと思う。
小生もそう思い、口に出すとは思うが、その思考の根源にはその境遇を自分に置き換え、思考しているのではないであろうか?
ではもし自分がどこの病院へ言っても異常は無いねと言われ、それでも不安と不満を抱えている患者だったとした場合、熱心に休み返上で仕事に取り組む先生と、定休・有休しっかり休み、夏はバカンス、冬はスノボみたいにプライベート満喫している先生、果たしてどちらか一方だったら、どちらの先生を選ぶのであろうか?!
昨シーズン、大リーグの松井秀樹選手が怪我をし、今シーズンからチームを移籍した事はご存じであろう。 ニュースによれば、DHでは無く守備も希望した結果ヤンキースと折り合いが付かなかったらしい。 小生もだが、日本人の心情として昨年チーム優勝にあれだけ貢献した松井選手を放出なんて、酷いなヤンキース! と当然思う。
しかし、ひょっとしたらヤンキースは松井選手の事を一年でも一日でも長く選手と活躍できる事を願い、リスクの高い野手では無くという意味で説得にあたっていたのかもしれない。
全く部外者、素人の我々にそこん所の真実は知る由もないが、意外と最初の思い込みや先入観が、正確な判断・思考を狂わせているのかもしれないのである。
子供が親に怒られるような、自分の立場が悪くなる場合となると、自分が都合よくなるように『友達もやってる、持っている』という言い訳をよくする。 これは都合よく置き換えるとも判断できるが、都合が悪くなると置き換えるとも考える事が出来る。
大人になると様々な経験から、その都度自分が不利にならないよう自己防衛的に周りの状況・環境を組み換え、自己肯定状況を構築してしまう。 その思考・行動が、また他人との溝を深めてしまう。
自己肯定の前に、先ず自己否定。 脳科学者の茂木健一郎氏も以前言っていたが、 『人間の脳は後悔する事によって、環境の変化に対応し、自らを成長させることだと』 と言っていた。
肯定せず、大いに後悔し、反省し、自己否定していきたいものだ。