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ドイツ・フランスの解剖学

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ハードルが高いんです、最近。

医学部の学生なんかが来たらシドロモドロで。(笑)

基礎医学を話しても意味無いですが、先方が知ってる知識の範囲で納得できる説明をするのが一番で。

ドイツ医学は基礎医学という理論に固執しすぎて、若干実践的な臨床医学を軽視しという意見もあるが、やはり基礎は大切。

そもそも医学は19世紀の戦場で大量の軍医を必要とするようになってから、近代医療の発達を促すようになった。 負傷兵への輸血や、極寒地での負傷兵など、尊い犠牲の上に医療の発展は成り立っている。

19世紀中頃になると、医学教育と化学の接近に伴って大学や医学校から切り離された研究所も設立され、“病院の医学”から“実験室の医学”へと変貌していった。 特にフランス医学はヨーロッパ医学の最先端であった。現在の解剖学はフランスが中心。

一方のドイツは18世紀の実験医学等を通して、19世紀後半から20世紀初頭にかけて全盛時代を迎えた。数多くの研究者たちが現れて基礎医学が飛躍的に発展した。19世紀のドイツ医学は基礎医学における多大な貢献であったと言える。

現代ではアメリカ医学が中心であるが、やはりそれまでのドイツやフランス、ここでは触れなかったがスイス医学を抜きにして、現代医学を語る事は出来ないのである。

「一を聞いて十を知る」と物事の一端を聞いただけで、そのすべてを知ってしまうという事であるという、とても聡明(そうめい)である事を言い表す孔子の言葉だが、若くしてこの世を去った一番弟子の「顔回」がそうであったのであり、孔子自身ですら自分は一を聞いてもニしか知り得ませんと言い残している。

真の優れた人間ほどおごらず、一局面では無く多くを知る努力を惜しんではいけないのである。 たった数個の講義や講習、テクニックですべての患者を治せる訳が無いのであるから。