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院卒スポーツトレーナーさんが引率ですって。

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最近はとってもお勉強のできるスポーツトレーナーさんが各方面で活躍されており、正しい知識の普及される事に感動すら覚える。

先日も某大学院卒のスポーツトレーナーさんの話で、とっても解剖学的根拠に基づいた動作解析的視線の傷害復帰プロセスについて素敵なお考えを聞いたが、ふと何処かで同じ話を聞いた事を思い出した。 どうやら出所は同じらしい。

小生も感心と納得を一部した話であったのだが、同時に違和感も覚えた。

本人たちは多角的に物事を考察しているようなのだが、結果、話の全てが“筋肉”にたどり着くのである。

筋力と柔軟性改善へと、話が落ち着いてしまう。

こういう話をすると当人たちは、神経伝達・脳神経も考えていると言うが、ココが大きな間違いの始まりなのである。

そもそも本人たちは自信タップリに、学んだ知識で対処をしようとしているが、臨床経験の乏しい机上の理論であり、現に目の前でその対処をしたにもかかわらず何年も腰痛・関節痛で苦しんでいる選手について大きな疑問を持たぬのであろうか?


“疑うべきは、症状・患者では無く、自分自身”


医療にたずさわるものでもっとも大切な心掛けは“自問自答”事なのである。


先週ある先生が言っていたが、『1万症例診て、初めてぼんやり見えてくる』のだと。

貧乏だった小生の人生の選択肢に“大学院”なんて言葉は無かった。 二十歳(ハタチ)過ぎた成人が、5年も6年も働かずにいると言う事自体が当時理解できなかった。

より多くの人、多くのスポーツの世界を知らなければと未熟ながら当時は真剣に考え、スポーツメーカーに就職した。 当然その期間は自分のやりたいと思った事は出来なかったが、先日も「就職活動に必要な心得」のところで書いたが、結果その期間のお陰で現在、整形外科から未完治でやって来る多くの患者と既成概念にとらわれる事無く向き合う事が出来る。


一見、自分の考えで行動しているようだが、実は他人からのすり込みで思考している人間。 テレビのネタに飛びつく主婦と同じレベル。 そんなトレーナーに引きつれられたって、ゴールに辿り着く筈が無い。


世のスポーツトレーナーの諸君、筋肉バカだけには決してならないで欲しい。

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