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もっとも危険で粗悪なスポーツトレーナー

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ウチへやって来る患者の殆んどが整形外科で治らずやって来る。次いで接骨院。
本日も近隣大学病院で未完治に不安と不満を持ち来院された方がいた。

面白いのがその次、第3位にランクインされるのが、スポーツクラブに通っていて、しかも自己流のトレーニングでは無く、トレーナーにメニューを作ってもらって悪くなってやってくる患者。


熱心で親身なトレーナーに気を使ってか、なかなか悪いと言いだせないイイ人患者さんが多い。

治療や医療、理学療法の知識があるか、もしくは医師や理学療法士とペアでカリキュラムを作っているのであれば問題無いが、治療とケアとトレーニングを混同しているものが指導した場合、当然トラブルが発生する。


例えば腰痛。 腰痛には腹筋がイイと昔から言うが、たしかに腹筋のトレーニングをしていると治ったりもする。 

『ほら、腹筋に筋力がついたら治ったろ』になるのだが、そこが大きな間違い。

本来腹筋運動、起き上がり運動が腸腰筋群を鍛え、腰椎を前下方に引き、腰部に前湾を生み、構造的にストレスを吸収する。 もしくは仙腸関節や多裂筋への影響(詳しくは割愛)が緩みを抑制し、痛みが軽減される。 腹直筋が割れたから、腰痛解消では決して無いのだ。

だが、何となくトレーニングで治っちゃっていると、本質なんか何処へやらになってしまう。 タマタマ治った人は良いが、悪くなった人は最悪だ。 そもそも、治療出来ないのに、痛みへの対処法を指導する時点であり得ないのだが。

腰痛ならまだ単純だが、膝関節に至っては動作解析は更に複雑。膝・腰回り鍛えて、なんとなく治ってみても、不安定感は消失せずってケース。 必ず近い将来、更に大きな傷害に出会う事必須であるのだが。

運動学をすべて、 “運動力学” でしか考えられていないか発生する問題。 すべての不具合が気合と根性で治るのであれば、問題無いのだがな。

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