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地方の情報不足、都会の学習不足。

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未だに間違えた腰痛についての知識が横行している。 その理由は理論にあるのではなく、置かれた立場によって分かれる。

炎症性、内臓起因を鑑別する能力はもちろんだが、根性疼痛か否かを曖昧な知識で見極めてしまっている事に悪が存在する。

痛くて動けない、もしくは動くと痛いと言って患者はやってくる。

動けない原因の一つに痛みというものがあるが、それ以外にも動けない原因はいくつも存在する。

そもそもヘルニアで腰が痛いはウソ。 痛みは基本、痛覚の受容器を刺激で発生するもの。神経そのものにその受容器は存在しない。 痛みは神経のその先に発生するものだから。 ここがまた、少しでも下肢に痛みが有ると根性疼痛と決めつけてしまう過ちにつながる。

国内でのあるラットを用いた関節不動実験で、不動期間終了後の各組織の伸展トルク値測定を行ったところ、関与率は骨格筋が43%と最も高く、次いで関節包30%、皮膚19%、靭帯8%であった。 関節周囲組織、関節構造物であってもこのような結果という事実を理解しながら治療に当たってる者がどれだけいるのであろう?! このような事も理解せず、何でもかんでも神経圧迫などとは、これまた愚の骨頂である。

一般的に出回っている間違えを多分に含む古い腰痛学を疑わずに臨床を積む、地方のアップデート不足。 それらに対して研鑽せずして立地と上辺のサービスで商売が成り立ってしまう都市部のケース。

勉強熱心が良いのか悪いのか、その境目が難しいものだな。

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