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極々一部なマッサージ治療とモビライゼーション

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本来患者は健常時と同じ動作、生活を求めてやって来る。

いわゆる、“QOLの向上” が必須目的になる。

立ち、歩き、円滑な身体活動、より動けるようになりたくてやって来るのだ。

当然、治療ターゲットも“動く”と言う事に絞り込まれる。

さて、ここで我々術者は動けるようにする為の事をカッコ良く表現しようとして、“モビライゼーション”という言葉を良く使う。 しかしこの言葉を若干誤解して使っている者もいる。

本来、モビライゼーション(mobilization)とは“ 動態化, 可動化, 流動 ”という意味であり、我々的に言うところの“動きをつける”という事になる。

だが、何故か少々固有名詞的な使われ方も多く、特殊なテクニック的に解釈している術者も多い。

動きを阻害している理由は骨格筋や関節包、神経系等数多くある。 それぞれに様々なモビライゼーションテクニックが存在する。

ウチにやって来る患者の9割以上が整形外科と接骨院で治らないという患者。
その殆どすべてが、前述のように動けるようになりたいと言うのだが、サポーターやテーピング等で動かないようにしてずっと誤魔化していたり、数あるモビライゼーションテクニックや理由があるにもかかわらず、ずっと筋肉だけ、マッサージと言う手法だけを永遠に続けていたりするのだ。

マッサージは数あるモビライゼーションの中の極一部の手技であり、全てでは無い。 それを理解して術者は治療にあたらねばならない。 スポーツだって一つのトレーニングだけを何年もやっていて良いとは思わないだろう。 多角的に身体に刺激を与えて、初めて次のステップへと進めるのだ。

広い視野と柔らかい頭。 他人の模倣にならない治療。 偽物はいつまでたっても偽物と言う事だ。 

“治らない” のでは無く、 “治して無い” と、お互いが考えねばならないのである。

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